イスラエルの食レポート 

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写真右上:シャクシューカ、左上:オーガニックファラフェル
右下:寿司!、左下:オーガニッククッキー





世界からユダヤ人が集まって作られた国、イスラエルでは
様々な地域の料理が楽しめます♪





特にテルアビブでは人気のイタリアンや寿司、近隣諸国の中東料理、
オシャレなフレンチや、独特なフュージョン料理など
他の大きな都市と同じでTPOに合わせて選び放題です。



私達は長期滞在型のアパートに住んでいたのでキッチンがあったのですが、
主人を含む3人のチームメンバーは朝から夜遅くまで働いていたので
料理をしてもほとんど一人で食べることに・・・
ランチやディナーは彼らと一緒にレストランに合流して食事ができたので
イスラエルでの食事はほとんど外食。



私は地元の人が食べる場所が好きなのですが、
そういうお店はメニューも店員さんの言葉もヘブライ語かアラビア語なので
なかなか食事が難しい。。。
ということで、グローバルなお店に行くことがほとんどです。



「中東」という意識でレストランに行くと、そのお値段にビックリします。
イギリスで外食をするのと同じくらい。
それだけ味もサービスも雰囲気もいい感じです。



イスラエルのお店は、「コーシャー」か「そうでない」かに分けることができます。
「コーシャー」とは旧約聖書に基づいて作られたユダヤ教の食事、
食べてよいもの食べていけないもの、一緒に食べてはいけない食物の組み合わせ、
動物の処理の仕方、調理法などに関する規定がこと細かに定められていて
それを厳格に守っているお店には「コーシャー」マークが張られています。



テルアビブではコーシャーでないお店も多く、コーシャーではタブーとされている
豚肉、イカや貝などの魚介、肉と乳製品の組み合わせなども普通に食べられます。



ノア曰く、
「コーシャーは基本的に食材を丁寧に扱うから、食べ物の質がいい」
のだそう。
そういえばここに来てから私を含め誰もお腹を壊していないな~。
食べ物だけでなく水の質もいいんだと思います。
水道水も普通に飲める質のものだし、飲んでいます。



イスラエルは雨季でもさほど雨量が多くないので
国土の60%が乾燥地帯に覆われているのですが、
食料自給率が90%を超えるほど高い!
水が貴重な地域にも関わらず、たくさんの農薬に頼ることなく
長年の研究とハイテク技術で農業を成功させている国なんですって。



マーケットにはみずみずしいレタス、トマト、キャベツ、香草類など
豊富に揃っていますし、お値段も安いです。
(超特大キャベツが一個70円くらい)
野菜はどれもおいしいのですが、特にトマトは味が濃くて酸味も甘みもきいてます。
塩をつけて丸かじりするのが日課になってます♪



フルーツは苺が多く出回っていますが、大粒で甘い!
パレスティナからの輸入苺も多いんだそう。
イスラエルとパレスティナは物資の輸出入の関係がありますが、
政情によっていきなり変わります。
お互いの境界線が封鎖されてしまうと、
いちごやトマトなど農産物が輸出できずに廃棄されていくことも・・・



政治の影響がすぐ身近な「食」に出るので、常にニュースに耳を傾けています。
主人のクラスメートでイスラエル人の友人:マックスが
「MBA終了後はイスラエルに戻らなくてもいいと思ってる。
 いつもニュースに注目しては、その度に神経がピリピリして
 精神的に休まらないんだよね~」
と言っていた意味がわかました。



さてさて、オーガニック・ベジ・マクロ事情を少しご報告させてください!
以前の記事にも書きましたが、テルアビブにはいくつかの自然食料品店があり
オーガニックの農作物や乾物が揃っています。
写真右下のクッキーはシンプルな材料で作られていて美味しかったです♪



写真右上はオーガニックファラフェル屋さん、「Hippo」。
店内は明るくって清潔で、しかもお値段は地元価格なので安い!
ファラフェルサンドは野菜、豆、穀物が全部入っててバランスもいいし、
乳製品も入ってないし(イスラエルの外食で乳製品を避けるのは至難の業!)、
なんていっても美味しい!
ここのお店には全粒粉ピタもあって、私には最高の場所でした♪



ご存知の通り、ファラフェルは中東でポピュラーな食べ物ですよね。
私も大好きなのでよく作ります♪
ヒヨコマメ、香草、にんにく、ゴマ、パン、スパイスなどからできていますが、
それぞれのお店で味が違います。



イスラエル人の友達6人にそれぞれ
「おススメのファラフェル屋さんは?」と同じ質問をしたのですが
みんな各自の「行きつけ」があるようで、答えと理由が違ってて面白いです。
フムス屋(ヒヨコ豆のペースト)も然り、それぞれのお気に入りがあるようです。



ファラフェルもフムスも日常食なので
私はてっきり家庭でも作っているものかと思いきや、
家で作ることはほとんどなく買って食べるものらしい。
その方が安いし手間もないし。日本でいえば納豆みたいな位置づけかな。



宗教的、健康的理由などからベジタリアンは多いなと感じました。
ただ外食では乳製品の出番が多いので、ビーガンにとってはちょっと辛いところ・・・
マクロビオティックについては、あまり知られてないようです。
イスラエル人数人にレポートしてみたところ、
「友人で実践している人がいる。
 日本食の要素が強いから材料を買うのが大変だけど、
 ヘルシーで美味しいって言ってた。」
ということを聞いたくらいかな。
でもヘルスコンシャスな人が増えていて、ちょっとした流行のようなので
今後の展開が楽しみです♪



お料理の質を見てみると、
味付けはシンプルだけどスパイス、香草、香味野菜を使って味の広がりをつけていて
添加物や化学調味料ばかりに頼っていない感じです。
反応が出やすい主人を観察していると、食べた後も気持ちよさそうだし。



それにしても、こんなに「毎食外食」するのは人生において初めてかも。
最初は楽しかったのですが、なぜか徐々に食欲がなくなってきました。
お料理を最後まで食べられなくって、
なぜかアパートに帰ったあとにお味噌汁を飲んでしまう私。
やっぱり落ちつくんだよね~



イスラエル滞在も残りわずかになりました!
また新たな食の発見があったら報告いたします。
最後まで楽しんできます~♪


ブラジル:食べ物観察 

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写真:左上ーマクロレストラン「SATORI」にて。デコレーションされたマクロ料理!
    右上ースーパーでみつけた巨大なナス。
    左下ービュッフェ大好き!
    右下ーきゅうり巻き、にんじん巻き、イチゴ巻き!




ブラジルの食べ物はとても「豊富」です。




種類も量も。





広大な土地を持ち季節も豊かなので様々な農作物がとれます。
もちろん農作物だけでなく、家畜も盛んです。
牛・豚・鳥の肉に加えて、乳製品や卵もよく食べているようです。




ブラジルの代表的な料理の中で、私達がよく食べたのは
 
 ファイジョアータ・・・豆と肉の内臓の煮込み
                         肉類が入っていないものもあります

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 ごはん・・・白米と動物性の出汁で炊いてある
 
 ファリーニャ・・・白い粉、マンジョカ( キャッサバ)という芋を細かくして
          粉にしたものを乾燥させたもの
          ファイジョアータの汁にかけて食べたりする

   手前の塩の隣。卓上調味料がこんなにたくさんありますっ!
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 揚げバナナ・・・バナナに薄いパン粉をつけて揚げたもの




あとは料理ではないですが、フルーツもよく食べます。
朝食についてくる代表選手がパパイヤ、バナナ、スイカ、
みかんのようなオレンジ、パイナップル。

飲み物は、濃いコーヒー、コカコーラをよく飲んでいる人を見かけました。




私達の朝ごはんは、ホテルの朝食ビュッフェに始まります。
ランチタイムもビュッフェのレストランが多く、
夜もシュハスカリア(churrascaria)という串刺し肉の炭火焼に加えて
野菜料理などが並ぶビュッフェスタイルのお店が多いのです。



昼の簡単なビュッフェのお店だと、一人約300円くらいで食べ放題できます。
(↓プラス肉料理もあります。)
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夜はちょっと豪華に、生演奏つきの一人約1300円のビュッフェを食べました~♪
本当はシュハスカリアなのですが、「ベジタリアン」と言ったら半額にしてくれました。
生野菜だけでなく、中東料理のフマスやババガヌシュ、
豆料理、豆腐、マリネなどなど、たくさんありました。


イチゴの細巻きにはビックリ!
口の中でイチゴと酢飯がケンカして、食べにくかったな~^^;

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一日中食べ放題状態。調子に乗ると太ります。。。
ほとんどの店は時間制限がないので、ゆっくーり味わうことが出来ます。


食べ物が豊富だからなのか、
食べ残しをしてもあまり気にしないみたいです。




しかしながらみんなよく食べる!!!
それでいて若者は細くてスタイル抜群の人が多い!!


肉料理も豊富でよく食べるけど、野菜も豆もたくさん食べるし、
よく動くから体系を維持できるのかな~




ふくよかな人も見かけましたが、
欧米人と比べてふくよかな部分が違うことが気になりました。


逆卵型のような、胸やお腹までは非常に大きいのですが、
腰の辺りからすぼんでいく感じの人が多いなと思いました。




You are what you eat.というけれど、
野菜もフルーツも何でも大きいからかな?
遺伝子組み換えかと思うくらい、大きい野菜が多いです。


卵をよく食べるからかな~?
実際卵はよく食べられています。
そのまま焼いたり、オムレツにしたり、プリン(コンデスミルク使用で濃厚!)にしたり
シフォンケーキにしたり。


朝から夜まで何かしらに出てきます。
私も避けることが難しかったので、よく食べました~。



久々に食べると、そのエネルギーをよく感じることができます。
中東あたりからフルーツばかり食べていた私は、ちょっと弱っていたので
卵でいい陽性さを手に入れた感じ!!



陰陽はこうして使わなくっちゃ♪
旅に出てから、マクロの広く大きな可能性を体で感じています。
そしてマクロの知恵に心から感謝する日々です。





南米のマクロと言えば、
ブラジルから広くマクロを広めた菊池富美雄氏がいらっしゃいます。
(皇太子さま、ブラジルの大統領、菊池氏、2008年6月)
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久司氏がアメリカを中心にご活躍されているように、
南米のマクロやベジタリアンの世界で菊池氏はとても有名な方です。



ブラジルではマクロやベジのレストランがけっこうあります。
こちらのサイトを参考に、ホテルに近かったSATORIに行ってきました♪


お店はビルの2階にあります。
(1階には看板がありません)

昼のメニューは定食の一種類のみで、
おかず少なめだと約500円、多めだと約750円です。


その他には味噌、醤油、梅干、タヒニ、
手作りパン、豆腐パイなどのスナック、簡単なデザートも売っていました。


キッチンにいらしゃった方はみなさん女性で、
おしゃべりしながら楽しそうに作っていました。

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この日のメニュー
 ・圧力鍋で炊いた玄米、白ゴマのごま塩
 ・小豆かぼちゃのスープ
 ・ごぼうと玉ねぎのきんぴら
 ・春雨、わかめ、きゅうり、白ゴマの酢の物
 ・油揚げとウリの煮物
 ・茹でた青菜の塩もみ
 ・バルガー麦のサラダ(オリーブ風味)
 ・ブロッコリー、いんげん、にんじんの炒め物



気になった点は
 ・味付けがちょっと濃い目、塩気が多い・・・店員さん曰く、「いつもではないけど、味付けは
                          このくらい塩気があるかも。」

 ・油ものが少ない・・・この店では揚げ物はあまりしないらしい。
              工夫をしてたくさんの野菜料理を作り、
              基本的なマクロの料理を心がけているみたい。




なにはともあれ、日本を離れてからというもの
こんなにほっとする食事を食べたのは久しぶりです。


もちもち玄米はバンコクでなちゅーるさんにおにぎりを頂いた以来です。


なんとも嬉しい食事に軽く涙がでそうでした(笑)。


毎日こんな食事を食べているみなさん、
うらやましーーーーーーーー!!!


次はいつ玄米にありつけるのかしら?


楽しみしよ~っと♪
(夢に出てきそう)




■最近食べたもの・・・パン、卵&チーズ(少し)、パパイヤ、バナナ、オレンジ、スイカ、
             パイナップル、豆の煮込み、ご飯、キャベツ&トマト&レタスなど、
             大量のポテトフライ、プリン、ババロア、ひまわりの種
             玄米、小豆かぼちゃスープ、野菜の煮物&炒め物&和え物

■最近の体調・・・手がかゆい!指の間や手の甲など
           夜寝むれない!時差のせい?大量フルーツのせい?


エジプト:食べ物観察 

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引き続きラマダンのイスラム圏ですが、
エジプトの食事情についてレポートします。





写真左上:神のテーブル


 ラマダン中は宗教色が高まります。
 ただ断食を行うだけでなく、アッラーに感謝する気持ちを高め、
 他人への無償の施しをします。



 レストランでは貧しい人達の為に、ラマダン中に無料で食事を振舞います。
 その席が「神のテーブル:table of mercy」と呼ばれています。 



 基本的に自分達が食べているものと同じものを出すんですって。
 人気のあるレストランの前では、まだ太陽が出ている時から
 席に座って待っている人がいます。



 このような行いはレストランだけではありません。
 夕暮れ時オマールさんの車に乗っていたら、道路に立っている人がいました。
 その人は車の中にいる人に水を渡していました。



 ちなみにラマダン中、夕方になると道路は渋滞してきます。
 そしてみーんなお腹空いているし、みーんなイライラしてるから
 運転が荒い!!!



 水だけでなく、ラマダン明けにすぐ食べるデーツを渡している人もみました。
 渡している人も受け取った人もなんか嬉しそう!
 お願いだから運転はゆっくりね~
 


 
 宗教的な意味は深いのでしょうけど、
 食べ物の有り難さを知り、分け合うことを大切にし、
 ラマダンという苦行を1ヶ月も過ごしている人々を間近で見られて
 新たな学びを得ました。



 初めはラマダン中にイスラム圏に来たことを後悔しましたが、
 今となってはラッキーだったと思います。
 







写真右上:ナチュラルフード&オーガニックショップ

 カイロにもありました!!!
 嬉しい~♪♪♪



 ここは在日エジプト大使の奥様に教えてもらったのです。
 奥様は日本でマクロのプライベートレッスンを受けており、
 パトシリオ先生を通して彼女を紹介してもらったのです。



 元女優さん?で元新聞記者でもある才色兼備の彼女は
 ご自身の病気からマクロを知り、とても熱心に勉強されていたようです。
 将来はエジプトにマクロセンターを作りたいとおっしゃっていました。



 エジプトへ行くことをメールでお伝えしたら、
 旅立ちの前に大使と奥様二人でお会いしてくださいました!!!



 その時にここのショップを教えてくださいました。
 オーガニックを掲げて経営しているところはカイロでは珍しく、
 貴重なお店のようです。


 
 SEKEMという会社が経営しているようで、ISISという商品が多かったです。
 場所などの詳細は上の文章をクリックしてください。




 久々の楽しい買い物!!!
 しかも値段がちゃんとついているので値段交渉もいらない!
 商品も食べ物だけでなくオーガニックコットン商品もあり、
 小さなお店ですが、小一時間いました。。。

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 フルーツやシリアル、オーガニックコットンのタンクトップも買いました。
 


 オーガニックの運動はそんなに盛んではないようです。
 これからの動きに期待したいものです!!!







 

写真下:オマール宅にて

 オマールさんが自宅のイフタール(ラマダン明けの食事)に招いてくれました。
 



 オマールのママが私の食事に気を遣ってくれて、
 たくさんの野菜料理を作ってくださり、肉は使わず魚料理にしてくれました♪




 私が「エジプト料理を習いたい!」と言ったのをオマールさんが覚えていてくれて
 オマールママが一通りのお料理をキッチンで教えてくれたのです~!!!



 エジプト人のお宅への招待だけでも特別なのに、
 お料理まで教えてくれるなんて、なんて嬉しいことでしょ♪
 

 イフタールは基本的に豪華です。
 朝から夕方まで飲まず食わずのご褒美と言う感じで、ご馳走が並びます♪
 


 その代わり普段食べている庶民的な食事は食べなくなっちゃうらしく、
 ローカルな食事をしたかった私はちょっと残念。



 どうしても食べたかったコシャリ(ごはん、パスタ、トマトソース、豆、
 オニオンフライなどが一つの皿に盛られたエジプトの庶民の味)は
 オマールさんに連れて行ってもらったちょっと良いレストランで
 相場の10倍の値段でやっと食べられました。
 (レストランはAbu El Sidというところ、オシャレで美味しい♪)




 空豆をつぶしたて揚げたターメイヤ、ピタパン、タヒニソース、
 ババガヌーシュ
というナスとタヒニのペースト、
 などなど、エジプトらしい食べ物もやっと見つけてたどり着きました!




 ご馳走はいっぱいあるのにローカルな食べ物に中々出会えず、
 探すのがこんなに大変だと思いませんでした~

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 ピタにターメイヤ、ババガヌーシュ、タヒニを入れてサンドイッチにし、
 夜のイフタールまでそれでしのいでいました。



 私の中ではかなりヒットしたローカルフード!!!
 ターメイヤの油がちょっと胃にきつかったのですが、
 タヒニとナスペーストだけでも十分美味しい^^
 やっと見つけたローカルフードを毎日楽しみました~♪






 さて、オマール家のご馳走ですが
 写真左はブラウンライスと呼んでいたお料理を作っているところ。
 玉ねぎとにんにくを茶色になるまで炒めたところにお米を入れて炊いたものです。



 お米に味が染みていて、おいしい~!!!
 魚料理の付け合せにはこれなんですって。


 お米は長いものかと思ったら、なじみのある短いお米。
 エジプトで作っているようで、短いお米の方が安いし一般的なんですって。
 長いお米はインド人に人気で彼らが住んでいるところにはあるようです。 
 


 その他にも毎日お世話になっているババガヌーシュ、ターメイヤの
 作り方を教えてくれたり、エジプト料理には欠かせないヒニソースを
 作ってくれたりしました。


 

 キッチンにたくさんスパイスが並んでいたので
 主に使うものを教えてもらいました。
 クミン、胡椒、ナツメグ、カルダモンなどが主流のようでした。



 ご馳走になったお料理はどれも本当に美味しく、塩加減もピッタリだったので
 ちょっと不思議に思ったことを質問してみました。



 ラマダン中の味見はどうするんだろう???
 


 だって、だって、
 日が沈んでアザーン(イスラム教徒を礼拝へ誘う音楽)が聞こえてから
 味付けしたのではお腹を空かせた人々への食事が
 間に合わないんじゃないかな~って変な疑問が浮かんだのです。


 
 オマールママの答えは
 「味見は一切しない、勘で作る。そのために日頃から鍛えるのよ~♪」
 と言っていました。



 すごい!!!
 味見をしないで料理をバチっと決められること!
 それから、味見も許されない断食を一ヶ月も続けていること!



 塩加減と言えば、エジプトのお医者さんは
 「塩分を控えなさい」ということをよく言うそうです。



 オマールパパは糖尿病予備軍らしいのですが、
 病院に行ったら
 「食事で気をつけることはとにかく塩分」
 と言われたそうな。


 確かに、油分が多いので(バター等の乳製品、ココナツ系の油分、肉類、など)
 それに伴って塩分の量は多くなっていくと思います。



 油分と塩分って、相乗するんですよね。
 ナッツに塩がついているように、
 天ぷらも塩があった方が食べやすいように。



 糖尿病も増えているみたいですが、肥満も大きな問題のようです。
 コロコロした人多いです。
 
 

 食事の後はデザート!!!
 これまた気遣ってくれて、あま~いあま~いデザートばかりのエジプトで
 砂糖を使わないドライフルーツのデザートを用意してくれました♪



 アプリコット、イチジク、デーツをたっぷりの水に入れてふやかし、
 ナッツを入れて少し煮たものでした。
 懐かしいような味~
 心がこもっていて嬉しかったな♪




 もちろん濃厚なデザートも用意されていましたよ~。
 バターたっぷりのパイや、クリームたっぷりケーキや、
 砂糖+はちみつにどっぷりつけたものなど。
 
 こういうの↓(カイロのスウィーツ屋さんにて)
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 デザートもコースになっている感じ。 
 アイス、ドライフルーツコンポート、フルーツ、コテコテ系の焼き菓子などなど。

 

 エジプトでもイエメンにあったデザートとほぼ同じようなものが並びます。
 イエメンには冷蔵庫家電が少ないからか、暑くないからか、
 アイスクリームはエジプト人の方がよく食べます。



 アイスをそのまま食べないのがエジプト流のようで
 ナッツ、フルーツソースがたっぷりトッピングされています。
 
 ↓夜中に外で食べた・・・写真が暗いです。

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 コテコテなアラブのデザートになぜか彼は詳しい。
 高校時代、オマールの家に遊びに行くと必ずご馳走になっていた
 思い出の味のようで、
 オマールの思い出の味は「おにぎり」なんですって^^。



 オマールママ&パパは自分のもう一人の息子のことのように
 彼の話を聞いて成長を喜んでくれていました。
 


 

・・・・・・



ちなみに
日没後の食事:イフタールの後、寝る前に食べる食事はソホールと言うそうです。




そして朝食という意味で使っている言葉「breakfast」とは
元々「断食:fast」を「破る:break」という意味からきているようです。




エジプトではイエメンほど宗教が食べ物を支配している
(あまり良い言い方ではないですね)という感じは受けませんでした。



ラマダン中はアルコールは厳しく制限されていますが、
普段は飲む人も多いらしいです。






エジプトに来て、アラブの幅広い食べ物をたくさん頂ました!
いつかクラスでも紹介できたら良いなと思います♪





イエメン:食べ物観察 

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写真:日没後に開かれたフルーツ屋さん





私達が見た&食べたイエメンの食をリポートしまーす!





ラマダン中は食が細くなるかと思いきや・・・その逆!
多くの人々は通常よりも食費が上がり、摂取カロリーも増すんですって。



あれ?ラマダンの本来の意味って

 「貧しい人たちの身になる、
 日頃の恵み(それをもたらしてくれる神)に感謝する


っていうようなことだった気がする。。。




もちろん、ラマダン中のイスラムの人々はいつもより宗教色が増して
ボランティアやお祈りなどに懸命に取り組んでいます。




普段よりも一生懸命に活動するからこそ、
日没後の食事が待ち遠しいのでしょうかね~?!




日没後にイフタールを食べて、デザートをしっかり食べて、
夜明け前にスフールという食事をします。
食べられる時間が限られていると、やはり必死になるものなのかな。
食べることに一生懸命で、忙しそうです。





イエメンの主食は主に小麦だと思います。
クダムと言われるパンが美味しかった~

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食に詳しいおじさんに聞いたら
クダムは全粒粉、コーンフラワー、メイソン(?)、水、塩で作られていると言っていました。



たぶん無発酵で作られていてるのですが
しっとりしていて、香ばしいかおりがして、粉の味がして
美味しいのです~!!!



一つ約10円くらいのクダム、エジプトに発つ前にたくさん買い込みましたっ
そのままでも美味しいけどピーナツバターにつけたり、
フムス(ひよこ豆のペースト)と一緒に食べたりと何にでも合う♪



その他にはホブスと呼ばれるナンのようなパンもあります。






野菜はジャガイモが豊富!
色とりどりのジャガイモがありました。
チップやフライはどこにいってもあります。
↓ジャガイモ、ラデュッシュ?
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サルタと呼ばれるイエメン独特の石鍋料理、
ベジ使用にしてもらってジャガイモバージョンで食べました。

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通常はラムが入っていて、その他にはトマト、豆、卵などが入っています。
シチューのようなサルタと、ナンをちょっと重くしたようなパンと一緒に食べます。



サルタのお味は香辛料が効いてて、辛い!
でも温かいスープって、久しぶり~
ホテルでもポットがあるわけじゃないので味噌汁も飲めないし、
水分はジュースか水だったから、このスープは嬉しかった!!!



私達はちゃんとした(?)レストランではなく、
地元の人が行く定食屋のようなお店によく行きました。
そこにはイエメンB級グルメがたくさんあるんですよ~



お肉を使ったものも多いのですが、言えば出来るだけ対応してくれます。
B級グルメ好きの彼は大喜び♪



私がやみつきになったのは・・・

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ムトンパックというパイのような薄い生地に野菜を包んだもの。
これは毎日食べていた大のお気に入り!!



作り方を教えて~!というと、丁寧に実演してくれました。
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 強力粉を水でこねた生地を薄く伸ばし、表面に卵を溶いたものを塗ります。

 中心に春巻きの皮のような生地を乗せ、
 その上に塩で味をつけたトマト、ニラ、オリーブオイルを乗せて端を折りたたみます。

 鉄板で焼いて出来上がり!




下ごしらえの後は、作り方はシンプル&とっても美味しいーーー!
日本に帰ってからも作ってみよ~♪





それから、食べ物?とは言わないけど、
イエメンには独特の嗜好品があります。


 
それが、カート
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毎晩行っていた食堂で、おじさんが
カート(緑の茶葉のような葉っぱ)を彼にすすめているところです。




カートは噛みながらコーラとか水を飲んでそのエキスを楽しみ、
噛んだ後は口の奥歯の方に入れていきます。
ベテラン?になると、チュッパチャップスよりも大きな丸い塊を
ほっぺに入れているような状態になります。




私も試しましたが、ただの草を噛んでいるような感じ・・・
葉・緑・素!っていう味です。
楽しくも、美味しくもなく、
10分くらい口にいれておいただけでやめてしまいました。




このカートは軽い興奮作用があるらしいです。
ちなみに私達は次の日のお腹がゆるかったです。








・・・・・・


イエメンの食べ物観察をしていて感じたのは

  
  「祈りの為の食事


ということです。




祈りの為の食事、というのは、ラマダンという特別な時期に
イエメンに滞在していたことがそう強く感じさせたのだとも思います。



国民がほぼ全員一斉に昼間の食事を絶つなんて、
日本では考えられません。



イスラムの教えに忠実に・信念を持って取り組んでいるからこそ
食事という当たり前の、一生続く、ありふれた日常までもが
変えられるんですね。



ラマダンという時期をイスラム教の人々が一斉に行うことによって、
集団の一体感を見出すという効果もあるようです。




それから、イスラム教の教えと食べ物の関係でもう一つ特徴的なのが
飲酒が原則禁止というところが多いのです。




宗教色が強いイエメンでは、もちろんお酒はまったく売っていません。
高級ホテル以外にはお酒は一切みかけませんでした。



お酒は陰陽で見ると、他の飲み物に比べて陰性の強いものです。
陰性の強いものを飲めないとなると、それがいらないような食生活なのかな?
と思ったら、そうでもなさそう。



豚肉以外の羊や牛や鳥肉、卵はよく食べるし
お料理の味付けも濃いものが多いのです!
そもそも外食するのはほぼ男性、
そして作っているのも男性、
なので、塩辛くなってしまうのでしょう。



それでは、どんな陰性でバランスをとっているかというと・・・
甘ーーーーーーいお菓子、トロピカルフルーツ、ドライフルーツ、
清涼飲料水、コーヒー、カート、などです。




 甘いお菓子はたくさん種類があって、どれもたっぷりの砂糖が使われています。
 その上ハチミツまでかかっていて、サックリパイがどろどろに包まれていたりします。
 夕暮れから夜になるとお菓子屋さんが賑わいます。
 手作りのお菓子を何度か食べましたが、
 本当にめまいがするくらい甘いです~。



 フルーツは上の写真にもあるように豊富!マンゴーが多いかな。



 ドライフルーツで有名なのが中東名物デーツ(なつめやしの実)!
 ラマダン明けの日没過ぎて最初に食べるのがこのデーツなのです。
 そういえば、ドバイで夕方に乗ったタクシーの運転手さんが
 デーツ片手にソワソワしていたな~。
 その後嬉しそうに頬張っていました。
 ↓デーツ屋さん、とにかくデーツだけ売ってる。
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 清涼飲料水の代表はやっぱりコーラ、どこにでもありますね。
 ジギティーというしょうがと砂糖をお湯で割った飲み物を食堂で飲んだりしました。
 これも、眉間にシワが寄るほど甘いです。



 コーヒーは結構美味しいんですよ~
 旧市街にある趣のあるレストランではこんな入れ物にコーヒーが入っていました♪
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 カートは生葉、そしてその作用は軽いお酒を飲んだようなもの。
 他の国では禁止されているんですって。

 でも!イエメン人にはなくてはならないもの!
 それは時にイエメンの経済成長を阻んでいるとさえ言われます。

 カートに収入の1/4~1/3くらいかけちゃったりするんですって。

 しかも、ランチの後はカートタイムでみんなダラーっとしちゃって、
 仕事はというと好きなカートばかり育てて、でも輸出できなくて、、、
 という状況らしいです。




以上のように陰陽の物差しで見てみると、
両極端なものが多いように思いました。




質ってところでは、農薬の使用が気になる。。。
農薬に関しては気にしている人が少ないようでした。
(地元の人誰に聞いても分からなかった・・・)






・・・・・・


イエメンの食べ物って来るまで想像つきませんでした。
いわゆる「発展途上国」によくある地産地消はここでも見られ、
当たり前に大量に捨てることもなく、無駄なく、
食べ物を大切にしているようでした。





クダム(パン)、ムトンパック(野菜のパイ)は絶品だったな~!




■参考info・・・サナアの郵便局から日本に荷物を送れます。
         ダンボール・ガムテープ(入り口で売っている)は持参してください。
         5キロで約4500円ほど、航空便のようです。





インド:食べ物観察 

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  写真:Tarikaママいきつけの八百屋で






インドでは宗教上の理由などから、ベジタリアンが多いようです。





一般的に、北部では乳製品や動物性食品が多く普及していて、
南部ではビーガンが主流と言われています。
(卵・乳製品も食べないベジタリアン)



Tarikaの家は、全員がベジタリアン。
乳製品はたまに食べますが、買う時にはその質にとてもこだわっていました。



ミルクは良質な牛からとられたもので生産者から直接買っています。
バター、ヨーグルト、カッテージチーズは手作り!
食べきれる分を、直前に作ります。

↓Tarikaママ手作りヨーグルト 
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Tarikaは

  「マクロでは基本的に乳製品を推奨していないけど、私の先祖はずっとから
   乳製品を食べる生活をしてきたの。

   でもね、今の乳製品は製造方法や材料が昔とは全然違う。
   
   食べ方も急激に変わってきたと思う。

   私は昔ながらの方法で作られている乳製品は、
   美味しく、必要なだけ頂きます。」

というようなことを言っていました。





インドでは砂糖が入ったものもたくさん食べられていますが、
Tarikaは昔から使われていたジャグリーという黒糖を使っていました。
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スパイスに関しても、同じようなことが言えると思います。
インドはスパイスが料理の要と言ってもいいくらいです。




その香りは本当に豊かで、インドの湿気のあるまとわりつく暑さの中でも
食欲を沸き立ててくれるんですよね~




スパイスをふんだんに使ったお料理はどこのお店でも屋台でもはずれがない!
本当に美味しいインド滞在でした。
これもスパイスマジックかしら。




大昔から私たち人間をひきつけてきたスパイスは
大航海時代にスパイス貿易とか名前がついてしまうほど
盛んだったんですよね。




机に向かって世界史を勉強していた高校時代は全然興味なかったのに、
こうして歴史が刻まれた場所にくると
フツフツと好奇心が沸いてくるもんなんですね~
楽しいな~♪




今もあらゆるスパイスの効能はうたわれていますが、
昔はもっと「薬」としての役割が大きかったようです。




食欲増進、乗り物酔い、疲労回復、冷え性解消、
痛風、ガン予防、肝機能向上・・・などなど、
あらゆる効能を見出して使われていたんですよね。




そして「保存」の為にも使われていたように思います。




冷蔵庫がなかった時代から、
世界各国で様々な素材や方法を使って保存食が作られていました。

 塩、糖分、酢、油、これらにスパイスを入れて漬ける
 発酵
 乾燥
 燻製
 ・・・


などなど。
その中でもスパイスは防腐剤効果を発揮していたようで
ミイラの保存に防腐剤として使われていた記録もあります。




インドでもスパイスを使った保存食がたくさんあります。
代表的なのはTarikaの家でも食べたアチャールチャツネ

 


アチャールは野菜や果物のピクルスのようなもので、
マスタードオイルとスパイスを混ぜ合わせて漬け込みます。

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↑時計だと11時の方向にある赤いものがアチャール
このように、定食の横にちょこっとついてきて
まさに日本の漬物と同じような位置付けになっています。




各家庭の作り方や素材の違いがあって、Tarikaの家でも
おばあちゃんから伝わるマンゴーアチャールが代々受け継がれていました。




チャツネは素材をスパイスや砂糖で煮詰めたものです。
主に調味料として使われています。
日本ではジャム状のものが売られていますが、
サラッとしているソース上のものもあるんですよ~




おススメはココナツチャツネ!
南インド料理によく出てきて、ドーサという薄焼きパンと一緒に食べます。
ココナツとココナツミルクが塩で味付けされていて、
ちょっとコリアンダーも入っているのかしら?
とにかく!美味しい~♪
パンにつけても、野菜と一緒でも、そのままでも食べられます。

↓左:ココナツチャツネ、右:上の薄くて丸まっているのがドーサ
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このココナツチャツネはTarikaも大好き!
ココナツはインド人にも人気だし、簡単に手に入るので
彼女は乳製品の代わりにココナツミルクを使ったお料理を考えているそうです。




Tarika家のお料理は、どれも本当に美味しかったです!!!
朝のお粥とパラタ(薄い無発酵のパン)は本当に美味しくって、
いつもお昼近くまでおしゃべりしながら食べていました。




Tarikaとママに美味しかったお料理をいくつか習ったので、
いつかご紹介したいと思っています!




彼女曰く、インド人は朝から夜遅くまでいつも食べているんですって。
朝、昼、アフタヌーンティー、夜(9時くらいから)。

 「過食、夜遅い食事、過剰な甘み、たくさんのスパイス・・・
  こんな要素が多いからインド人の目の周りは黒い、まさに腎臓が弱ってしまうの」

と言っていました。





インド人向けのマクロ料理の本も出したいと言っていたので
ヘルシーで体に良い彼女のレシピが楽しみですーーー!






■最近食べたもの・・・野菜カレー、チャパティ、ロティ、ヨーグルト、チーズ、レモンジュース
              マンゴー、パイナップル、リンゴ、オレンジ、
              甘くないドーナツのような米粉のスナックなど

■最近の体調・・・発熱!激しい下痢、嘔吐、吐き気、頭痛・・・
           レモンジュース?
           電車の洗面所の水で歯磨きしたから?
           生野菜?
           何が原因分からず、正露丸も梅肉エキスも全く効かないまま
           抗生物質を飲んで静養。。。