エジプト日記 

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写真:左上-ラマダンの時に登場する大きなランプ
    右上-アレキサンドリアの青空とピンクのブーゲンビリア
    左下-ギザのピラミッドとラクダ商売をしている人
    右下-お料理を教えてくれたメイドさん達






昨年の旅の日記はエジプトまできました~。





ラマダンにどっぷり浸りつつ食べ物を満喫し、
主人の親友との再会を果たし、
エジプトをお腹一杯食べてきました。



エジプトに行ったことある方もそうでない方も、
さあ、エジプト日記を楽しんで♪
(↓のタイトルをクリックすると記事が出ます)



■エジプト:スイッチ

■エジプト:大使館と博物館

■エジプト:オマールとエジプト

■エジプト:小旅行~ピラミッド~

■エジプト:小旅行~アレキサンドリア~

■エジプト:食べ物観察

■エジプト:エジプトの最後は・・・






エジプト:エジプトの最後は・・・ 

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アレキサンドリアでの夢のような2日を過ごし、
カイロに戻ってきました。





戻ってきた日は宿選びに一苦労。
というのも、基本的にパスポートを持っていないと泊めてくれないんです!
どこの誰かわからない人を泊める訳にはいかないのは分かるのですが、
パスポートをブラジル大使館に預けている私達は困りました。。。




幸いにも彼がパスポートをスキャンしてweb上に保存してあった為、
それを見せて出力し、やっと信用してもらえました。




こういう時の為に、
パスポート、飛行機のチケット(もうほとんどがe-ticketですが)、
クレジットカード、保険の控え、トラベラーズチェック、・・・
それぞれの紙のコピーとスキャンをしておくと安心です。
(私達のような状況はそうえることではないと思いますが、、、)
彼がやっておいてくれたので、助かりました!!!





泊まった宿はMayfair Hotelです。
前の宿の方が安いけど、快適さはここはの方が上。
ザマレクという比較的静かな地域だし、スタッフも良い距離を保ってくれます。
(wi-fiはロビーで使えます:無料)
ただ、たまに出入りしているツアー勧誘のスーツのおじさんに注意です。





ホテル探しはTrip Advisorというサイトで探しています。
安宿からゴージャスなホテルまで世界中の宿の情報が得られ、
泊まった人のレビューが載っているので参考になります。




ブラジルビザを申請して1週間、やっと取得できました。
用意する書類に苦労したけど、取れてよかった~
これでやっとエジプトを出られます。




一筋縄ではいかないエジプトの滞在でしたが、
後から考えてみると刺激的で、内容が濃くて、面白かったです~
いや、辛かったけど面白かった、かな。




この国での出来事だけではないのですが、
私が経験した状況での感想を書いているので
私の記事だけで「この国は○○な国だ」という
判断をしないで頂きたいなと思っています。




「私の状況ではこう感じた、こう思った」ということが基本なので、
いつもそうとは限らないし、当たり前ですが
人によって経験も、そこから生まれる感想も変わりますよね。




記事が少しネガティブになると
「イヤなところなのね~」等と思ってしまう人もいるかもしれないので、
言い訳がましいかもしれませんが、書いてみました。





さて、次の目的地:ケニアに発つ前に
大変お世話になったオマールさんを誘って
初めて会ったマリオットホテルで食事をすることになりました。





オマールさんがいたからこそエジプト滞在は特別なものになりました。
親友との15年ぶりの再会を果たし、
彼もオマールもその頃に戻ったかのように遊んでいました。




インターナショナルな学校に通っていた彼は
友達もインターナショナルですごいな~かっこいいな~って思っていたけど、
今や世界中に散らばった同級生と会えることはほとんどないんですって。





だから、今回のような出会いとお別れが
これから先もうないかもしれないとお互いに分かっているようでもありました。




二人は将来の夢を話し合い、
そこにお互いを登場させ、笑って、とても嬉しそうでした。







オマールさんと別れて、私達はタクシーで空港へ。
タクシーの運転手にオマールが値段交渉をしてくれて
私達は何の心配もなくタクシーに揺られていました。





途中、私のお腹が急に痛くなりました。
空港に着く頃には軽く頭痛もし始めました。




こ、これは、インドで経験したような状態!!!!!!




お腹をさすって温めても効果なさそう。。。
とりあえず空港に着いたので、タクシーから降りて決めてあったお金を渡すと、

 「これじゃ足りない!」

と運転手が言い出しました。




はいはい、始まりました~。
でも、今の私には戦う気も交渉する気もありません。
またこれなの~と、私の呆れつつも殺気立った様子を見て、
運転手も私には話しかけず、彼に噛み付いていました。




あとの事は彼に任せて私は空港のトイレにかけこみ、
出発までロビーの椅子で横になっていました。




状態はみるみる悪くなってきて、
飛行機に乗る頃には発熱・寒気・吐き気も襲ってきました。


 カフェで食べたサラダ?マリオットで食べたグリル野菜? 
 なんでこんな状態に2回もなるんだろ・・・
 ケニアでもっと悪くなったらどうしよ・・・
 辛い・・・日本に帰りたい・・・



そんな弱気なことを考えつつ、
機内の乾いた空気と機内食の鼻につく独特の香りと戦っていました。




続きはケニア編で・・・






■最近の体調・・・下痢、高熱、吐き気、頭痛

■最近食べたもの・・・生サラダ、パスタ、ローストした野菜、クラッカー、
             梅干、味噌汁、ポカリスウェット
             薬:インドの解熱剤、日本の抗生物質


エジプト:小旅行~アレキサンドリア~ 

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今日はアレキサンドリアへ向けて出発♪
カイロから地中海沿岸までは車で約3時間です。




オマールさんが車を運転してくれて、
ラマダンでも昼間空いているスーパーで買い物して、
途中、動物園と併設されているレストランで休憩をすることに。




ラマダン中だから、オマールさんの前で飲食するわけにいかないよね・・・
と思っていたら
オマールさんは私達と過ごす2日間の間、
ラマダンを破って一緒に食事を楽しむと言ってくれました。




あら?そんなことが許されるの???
どうやらラマダン終了後にできなかった日数を延長すれば大丈夫とのこと。
やっぱりきちんとやるのね~と感心。
そして自分の芯ともなっているイスラムの規律を
私達の為に融通を利かせてくれて、本当に有り難く感じました!!!




動物園&レストランはちょっとしたテーマパークのようなところ。
子供が喜びそう♪
あらら、大人も喜んでるよ!(写真左)
写真右:トラとライオンが同じオリで仲良くしていました。

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そこでエジプトっぽいものを食べようぜ~とオマールさんが注文したのが
ファティーラという大きなパイみたいなもの。
ピザの特大サイズくらいの大きさ、厚さも重さもハンパない!

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パイっていうくらいなので、バターたっぷりです。
そこにつけるのがハチミツ、タヒニ(練りごま)、すっぱ辛いチーズです。
お皿の上は「脂肪祭り」です。
私はパイをそのまま食べていましたが、
男性二人はチーズとハチミツの組み合わせにはまったらしく
うまーい!と言いつつ、炭酸飲料で流し込みながら食べていました。




このファティーラは手作りの温かさがあって、
生地だけ食べてもとても美味しかったです♪




腹ごしらえの後はアレキサンドリアまで一直線!




到着したのは海辺に立つものすごい素敵なおうち♪
ブーゲンビリアの花々、静かな海、白い家・・・
私達の旅のスタイルとは全く異なった贅沢に、喜びを越して
なぜかちょっと引いてしまいました。


 こんなご褒美もらっていいのかしら・・・
 あとでバチがあたるんじゃないかな・・・ 
 贅沢すぎるかも・・・





果てしない青空と、それに負けずにありえないくらい青い海。
目の前に広がった心を奪われる自然の青さを見つめつつ、
とりあえず自然に身を任せて心と体を休めることにしました。




海で遊んで、おしゃべりして、夕日を見て、
そして夜はアレキサンドリアの街にくり出しました。
オマールさんのお友達:アハメッドさんも合流。



前々から気になっていたのですが、
イスラム圏にはアハメッドやモハメッドという名前が多いんですよね~



その呼び方が特徴的で、私達には
ハンメ」に聞こえるんです。
アハメッドさんもモハメッドさんも「ハンメ」さん。
「ハ」にアクセントが強くかかるので、そのように聞こえるんだと思います。




これは私達だけでなくて、
宿で見つけたエジプトに関するエッセイで

 「人が集まっているところでモハメッドやアハメッドを探す時、
  『ハンメ!』と呼ぶとその声に聞き覚えのある『ハンメ』が反応する」
 
と言っていました。





オマールさんが

 「エジプト人男性10人集まれば、必ずハンメはいるよ」

というほど多いみたいです。
オマールさんのミドルネームも「モハメッド」なんですって。
イスラムの開祖のお名前だけあって、広まるわけだわー





アハメッドが泊まっている
フォーシーズンホテルのカフェでお茶をすることになりました。



なんとも豪華ーーーーー!!!
きらびやかな装飾品や有名な絵画が飾られているホテルを歩いてて
これまたちょっと引き気味の気持ちに気づきました。





貧乏性っていやね~って、自分を笑いつつ、

 「昨日とはうって変わって、この快適さってなんだろう?」と

考えていました。





インドのタリカの家にいる時も同じような感覚を覚えましたが、
まるで日本にいる時と同じような感じで、
生活や日常の行動全てがスムーズに
快適に流れていく時に感じるんです。




そしてそれは、
いわゆる裕福な人たちと共にいる時に感じるものでもあります。




日本での私の生活はタリカやオマールのような豪華さは全くないけど、
水周りのこと、部屋の温度、食べ物、交通事情・・・ナド
これらにストレスを感じることなく、快適に、ふつうに過ごしています。




旅に出てから、日本人の多くが「ふつう」ととらえていることが
相当便利で快適なんだと実感しました。
私の生活ってよくも悪くも、
当たり前に与えられた環境を深く考えずに浸ってるんだと思います。




友人の家に滞在したタイやインド、そして今いるエジプトでも
短い時間の中で貧富の差を目の当たりにして
大きな違いを経験してきました。



便利で快適じゃないからと言って、生活できないことは全くなく
むしろそこでは人の温かさや自然の有り難さを痛感する場でもありました。



言うのは簡単ですが、
快適さの裏にある犠牲や労力、貧しさの中にある知恵や努力、
これらを知り、理解し、その上で生活していくことが大切なのかなと思いました。




地中海の波の音を聞きながら、
深いことを考えてみた夜でした。




ラマダン中のイスラムなので、アルコールなしの紅茶で夜遊びし、
みんなのおしゃべりは夜中まで花が咲きました。
そろそろ眠くなってきた頃、帰ろうか~と言い出したら

 「それじゃデザート食べてから帰ろう♪」ってことに・・・

夜が食事時のラマダン中ですから、寝る間も惜しんで食べ続けます。
私達も「郷に入ったら郷に従え」とばかりにアイスクリームを食べて
かなりお腹一杯&眠くなって帰りました。




次の日は朝から夕方までビーチでのんびり~
夜にカイロに戻りました。




二日間の遠足だったけど、
オマールさんは私達に特別な経験をさせてくれました。
本当にありがとーーーーー!!!







■参考info・・・カイロからアレキサンドリアまではバスや電車も出ています。
                  
■最近の体調・・・肩と足の関節が痛くなってきた



エジプト:小旅行~ピラミッド~ 

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エジプト初日からピリピリした雰囲気と猛烈な暑さにやられて
観光をしようという気がなくなりつつある私達。






オマールさんに

 「ピラミッドも見てないのか!エジプトに来たって言えないぞ」

と言われ、重くなりつつあった腰をあげてピラミッドを見に行くことにしました。





カイロからピラミッドのあるギザまでは約13キロくらい。
バスやタクシーで行けます。
しきりにツアーの勧誘をしていた宿のオーナーに
「ピラミッドに行きたいんだけど・・・」と話すと
前かがみになってツアーの説明をしてくれました。




基本的にタクシーと運転手をチャーターする形で、
ギザにあるいくつかのピラミッドを周って帰ってくる、というもの。
私達にはピッタリなプラン♪




でもそれではすまないところが観光国エジプト!
ラクダに乗ってピラミッドの周りを歩く、ラクダと写真を撮る、
ラクダが怖ければ馬に乗って歩く、
ピラミッドの後絨毯工場見学に行く、
お土産やさんに寄る・・・




などなど、あらゆるオプションをつけようとするのです。
とにかく全て断っているんですが、なんだかんだと理由をつけて
一度言っただけでは食い下がらないし納得しない。




どうやら宿のオーナーは馬とラクダのクラブを持っているらしく、
オプションをつけてもらいたいみたい。。。




元々ラクダにも馬にも乗りたいと思っていないので断り続け、
最後は 「実は動物アレルギーなの。」 という
へんてこな言い訳を言ってやっと交渉成立しました。




もちろんツアー代金も値段交渉を忘れずに。





昼間の暑さは大変なものなので、白い服を着てサングラスも忘れずに。
早朝にカイロを出てギザに向けて出発!
ちょっと贅沢したけど、タクシーは便利だね。





まずはサッカーラの遺跡。(写真左下)
ここには階段状のピラミッドがあります。




ピラミッドに近づいていった時、
初めて「バクシーシ」をせがまれました!
エジプトに関する書物やwebで必ず登場するバクシーシ。




バクシーシとはエジプト特有(?)のチップのようなものです。
いや、チップより強制的かもしれません。
イスラムの教えの「喜捨」に当たるようで、

 「お金を持っている人が貧しいひとに物やお金をあげのは当然のこと

という考えからきているようです。





それが「お金を持っているんだからくれて当たり前でしょ」
という態度になってせびってくるんです。
またその量が少ないと、「少ないんじゃー!」と怒る人もいるんですって~
こわーい。





私達は初バクシーシに

 「おお!エジプトに来たって感じだね」と

ちょっとワクワクしたりして。
でもその後浴びせられるバクシーシ攻撃によって、そんな新鮮な反応はそれきり。




ギロっとした大きな目で狙われて、
「バクシーシ」って手を出されて、
それを断るとちょっと舌打ちされたりなんかして・・・
そうこうしているうちにピラミッドがどうでもよくなってきてしまいました。




いつになくネガティブな私。
どうしたんだろ。




でも!次の三大ピラミッドはケタ外れに大きくてビックリしました!(写真上・右下)
機械もない時代の人が作ったものとは思えません。
「バクシーシ」って言っている人のご先祖様が作ったかもしれないんだよな~
と思うと、ちょっと複雑です。




砂漠の中にあることは確かなのですが、
周りが観光地化されているから道路は整備されているし、
スフィンクスの先にはピザハットが丸見えだったりします。

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そそ、夜には光のショーがあるらしくスフィンクスの前には
電気コードが配線してありました。
スフィンクスが夜の光のショーの為の美術セットかのように見えました。

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観光地に来て残念に感じたことは初めてじゃないけど、
なんか、心に残る考えさせられるものがありました。




ピラミッドの後は、絨毯工場もお土産やも行かずに
オマールさんおススメのミナホテルで休憩をしました。



豪華でキレイなホテル~
レストランからピラミッドが見れます。

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ラマダン中のピラミッド見学は結構体力が要りますね~
喉もからから、お腹も空いたのでゆっくり食事を楽しみました。
それなりに高いです。
ベジメニューもありました~♪





帰りのタクシーで運転手がお土産屋によるようなことを言ってきたので、

 「何度も言ったけど、そこには行かないよ。」

って言ったら、運転手がちょっと声を荒げてきました。




暑い中飲まず食わずでイライラもしていたんだろうと思いますが、
私達も腑に落ちなかったので、オマールさんを見習って強く主張してみました。




それでも運転手が怒ったような早口で私達をまくし立て、
「OKでしょ?!OKだよねっ!!」と大声で言って
強引に返事をさせ、会話を終らせようとしました。




その身勝手さとお客さんへの態度とは思えないことをする運転手に、
ついに私がキレた!!!




 「何であなたが怒ってんのよぉーーー!!!」って、
 日本語で言ってしまった。





すると、運転手も彼もビックリして黙ってしまいました。
運転手は急にコソコソ話になって

 「彼女はなんでキレてるの?」

と彼に聞いたたので、彼は
「あなたが攻撃したからでしょ」って言ったら
「僕は怒ってないんだけど・・・」と照れくさそうになって、私に優しく
「ごめんね」と言ってきました。




え???怒ってないの?

私のセンサーでは確実にキレている攻撃態勢な人だと
とらえていたんだけど、、、
どうやらこの人もこういうコミュニケーションが普通らしい。





その後、運転手は私を怖いと思ったのか会話の声がは柔らかくなり、
私には話しかけずに彼に話していました。
そして相変わらずしつこくオプショナルツアーの勧誘をし続けました。




話かけられなくなった私はせーせーしましたが、
彼は大変そうでした。




ホテルまで送ってくれた運転手とは、笑顔で握手をしてお別れ。
後腐れないのは良かったかな~





・・・と、思っていんですが、まだ続があるんです。





運転手は宿のオーナーから仕事をもらったので、
オーナーにマージンを渡すようなのです。
私達はオプショナルツアーに全く行かなかったので、
オーナーへのマージンは最少額。
それが面白くなかったオーナーは、私達に話しかけてきました。




「ピラミッドはどうだった?」
「なんで馬もラクダも乗らなかったの?」

と言っている声と顔が、物凄く怖いんですーーーーーーーっ!!!
心臓バクバク、冷や汗がドっとでました。





私は攻撃されるのはもう嫌なので、
会話をはぐらかして部屋に逃げ込みました。




彼は上手に会話をしつつ、
「馬やラクダに乗らなくてごめんね、次回は乗るよ~」
「他の人にも勧めておくよ~」
とか言って、オーナーを笑顔にしてきたようです。



なんで彼は冷静でいられるんだろう???
私が変になっているから
自分だけでもちゃんとしなきゃって思っているのかしら。



もう嫌だーーーーー!
イエメンに帰りたいーーーーー!
と言っていたら、彼が笑っていました。




当然、エジプトには良い人もたくさんいます!
素晴らしいところもたっくさんあります!
私がネガティブになっているだけかもしれません。




こういう時に九星気学を思い出しちゃうんですよね。
この方角への旅行よくなかったのかもしれない~!なんて。




彼曰く、

 「ここは超有名な観光地だから、黙ってても人は来るんだよ。
  向上心をもって商売しなくても、お客さんが来てくれるから
  商売人にとっては楽なんだと思う。

  何千年も前に作られたピラミッドを使って、
  何千年もの間観光客を相手にしてきたからその歴史は長いよね~」


とのこと。
なるほどなコメントに、深く納得しました。



このオーナー、初めは気さくな良い人だと思っていたのですが、
嫉妬深いというか、クセモノというか。




オマールさんから聞いたのですが、
宿に電話してきてくれた時に私達は外出していたので伝言を頼むと

 「お前はうちの客とどういう関係だ。」
 「明日うちの客をどこに連れていくんだ。」
 「どこに住んでいるんだ。」

などとぶっきらぼうに聞いてきたらしいのです。
どうやら私達が外の誰かにツアーを頼んだと思ったらしく、
それを妨害しようとしていたようです。





まったくな困ったちゃんです。




この現状を知ったオマールさんは
私達を彼の別荘に連れ出してくれることになりました。




明日から地中海の町、アレキサンドリアに行ってきます!!!
わーい!わーい!!!







■最近の体調・・・喉が痛い

■参考info・・・ちなみに私達が泊まったところはElwy StにあるBから始まる宿。
         ネットの評価は良かったんだけどな~
         私の態度も問題だったんだと思います。。。反省。
         奥さんや青年は気さくで感じがよかったです。          
 

エジプト:オマールとエジプト 

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 写真:オマールさんの別荘(海目の前&共同プール付き!)がある
    アレキサンドリアにて





今日は彼の高校時代の親友、オマールさんに会いました。
オマールさんはエジプト大使の息子で、
育った過程でアメリカ、グアテマラ、ベネズエラなどに住んでいたそうな。





ザマレク地区のマリオットホテルで待ち合わせの指令を受けたのですが、
私達の容姿でホテルに入っても大丈夫なんだろうか?と
本気で心配になりました。。。



日に焼けた顔は黒い&化粧道具なし、彼のヒゲは伸び放題、
ビーサンか登山靴のようなごっつい靴しかないし、
外行き用の白い服は汚れつつあり・・・



まだ旅の1/3過ぎたところだけど、もっと長い時間旅しているよう。
とにかく、恥ずかしくないようにしてホテルへ。



カイロの公共施設やホテルでは入り口で必ずと言って良いほど
X-rayで持ち物とボディチェックをしています。
日本人ってだけでちょっと信頼されて感があり、
持ち物も中身を見ることなくスルー。





「15年経っていてもそんなに顔は変わらないよ、すぐに分かるはず!」
と言いつつロビーで待っていると、オマールさんが私達を見つけてくれました。




オマールさんと感動の挨拶を交わした彼は
 
 「こんなにヒゲもじゃになって、あの頃の可愛いオマールと違う・・・・」

と小声で言っていました。




高校の時は、痩せてて色白で可愛いお坊ちゃまだったんですって~
彼はオマールに「変わってないね~」と言われてました。
この年になると「変わってない」って言われることが嬉しいかも。




彼らは再会を心から喜んでいて、女子のようにしゃべりまくっていました。
34歳男子がはしゃいでて、ちょっとかわいい。




15年の間に起こったそれぞれの変化は、何時間話してもつきないもの。
ナイル川に浮かんだ船でのイフタール(断食明けの食事)ビュッフェを
楽しみながら、何時間も話し込んでいました。



私は久々のちゃんとした(?)食事に夢中♪
このラマダンですっかり胃が小さくなった気もしますが、
栄養不足を感じていたので、フレッシュなものを補給!

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はちきれる程に食べた私達は、腹ごなしの散歩に
オマールが通っているスポーツクラブに連れて行ってもらいました。



入り口でオマールと一緒に入っていこうとしたら、
私と彼が止められました。
パスポートを見せてと言われたのでコピーを見せると、
(パスポートはブラジル大使館)
入場料を請求してきました。



オマールが「中を見るだけだよ」と説明してくれましたが、
それでも払って、とのこと。
二人で600円くらいだったので払おうとすると、
オマールがちょっとキレだしました。

 オ: 「この人たちは僕の友人だ。
     スポーツをしに来たのではなく、ここを紹介しようとしてるだけ。」

 クラブ:「でも外国人なので、約600円を払ってください。」

 オ:「そんなのおかしい!エジプト人でもお金を取るのか?」

 クラブ:「その場合は二人で約100円になります。」

 オ:「なにいーーー!?外国人だというだけで値段が倍以上違うじゃないか!」

 クラブ:「そういう決まりだから・・・」



・・・・・



というような会話をしたらしく、私達に説明してくれました。
どうやらエジプトには外国人値段というのがあちこちにあるらしい。



でもそういうことに大反対のオマールは反論して、
「エジプト人と同じ値段しか払わない!」
と言ってそのお金をおいて、私達を中に入れました。
クラブの人はちょっと困っていましたが、中に入れてくれました。



オマールは
 「僕は外国人がイヤな思いをするような区別は好きじゃない。」
と言って、醜いところを見せてごめんねと私に謝ってくれました。



私はちょっとビックリしましたが、彼が言うには

 「オマールはエジプトが好きだから
  僕達にもなるべく居心地よく過ごしてもらいたいんだよ」

と言っていました。
エジプト大使の息子としてあらゆる国に住み、
その国の人に誇りを持ってエジプトを紹介してきたオマールさん。
だからこそいいエジプトを見てもらいたいし、
そうなって欲しいと願っているんだな~と感じました。




さて、スポーツクラブは想像していたジムのような施設でなく、
大きなプールも何面ものテニスコートも乗馬スペースもある、広大なもの!

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彼はテニスでプロを目指していたこともあるようで、
クラブでも有名人らしい。何人もの人に挨拶されていました。



それにしても中にいる人たちは明らかに上流階級!
オマールさんもそうだけど、私達が接触した多くのエジプト人とは違う!
色んな意味で現地人らしくないというか、アメリカ人みたいというか。



洋服はインターナショナルブランドで、英語をしゃべって、
話題も国際的な感じ。
経済や文化を通じて日本のこともよく知っていたりします。



オマールは英語、フランス語、スペイン語、アラビア語などが話せます。
それだけでなく、色んな国の文化にも精通しています。
3ヶ国語をあやつる彼がすごーい!って思っていたのですが、
世界はもっと広くて、旅に出てからオマールさんのような人に何人も会いました。




自分のドメさ加減が身にしみます。。。





気を取り直して、クラブの後は
ハーン・ハリーリというお土産マーケットに行きました。
観光客が立ち寄るスポットで狭い路地にたくさんのお土産が並びます。

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さすが観光地、日本人の心をくすぐる努力が見られます。
「バザールでござーる」「さっぽろ一番!」「山本山」と、
誰から教えてもらったのか、訳は分からなくてもとにかく話しかける!




ちょっと反応に困ったのが「ナカムラ」。
ナカムラって言われても・・・どうしよう私。
ちょっとした挨拶だと思っている人もいて、
すれ違う時に笑顔で言う人もいました。




日本語の記載、日本語で挨拶、日本人を褒める、ここまではよくありますが、
エジプトに来てかたよく展開されている声のかけ方に気づきました。
挨拶だけで終らないように、会話形式にもっていくのです。



 「日本のどこに住んでいるの?」・・・こう言われると大抵答えてしまうもの

 「おー偶然!!!そこには私の弟がいます。」・・・偶然にちょっと嬉しい

 「そこで働いて、日本人の女性と結婚しました。」・・・良かったね~おめでとう~

 「なので私は日本大好きです!」・・・そっか、日本になじみがあるのね

 「これ見て、日本人みんな喜んで買っていくものです」・・・どれどれ見てみよう

という感じ。




何度もこの会話に付き合うと、
途中から今後の展開がどうなるか分かります。
エジプト人、どんだけ日本に親戚いるのよ。




さて、夜遊びの最後にカフェに行きました。
ラマダン中のカイロの夜はとっても賑わっています。
12時もまわったのに、道路が渋滞するくらい!




丘の上の素敵なオープンカフェで音楽を聴きながらお茶。
エジプシャン音楽を聴き、月を見ながらエキゾチックな夜を満喫しました。
今日一日はじゃ話は尽きないとのことで、明日も会う約束をしました。




会計をしてもらおうとしたら、なかなかウェイターさんが来ない。
30分以上の待たされたので、代金+チップを置いて出て行きました。




駐車場に向かっていると、ウェイターが追いかけてきたのです。
私達のお金は十分に足りているはず。
どうしたんだろうと思ったら、
またオマールさんとウェイターが早口なアラビア語で話始めました。




またちょっとした言い合いが始まりました。
私は心臓がドキドキしてきて怖くなったので彼の後ろに隠れました。




大声でケンカするようになったらどうしようって心配していたら
二人とも興奮してるけど意外に声の大きさは普通。
周りの人も関心なさそう。それに慣れている感じ。
最後には二人とも納得した様子で別れました。




なんだろう、これって???
ようやく全てが解決し、オマールさんはまた私に謝ってくれました。
 
 「でもねエジプトではよくあること。お互いの主張はこうやってする。
  ケンカじゃないよん。」

と、明るい顔で言っていました。





ホテルに帰って、地球の歩き方をみていたら

 「エジプト人は短気な人が多い、変だなと思うことで言い合う自信があったら
  言い合って解決してみてください。」

みたいなことが書いてありました。







今日一日でエジプトのまた新たな一面が見れて、楽しかったな~
華やかで長い歴史のあるエジプト、奥が深いです。