イスタンブール〜天然染料とオーガニックコットン〜 

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トルコでの「食」以外の楽しみは、
天然染料で染めた作品とオーガニックコットン!




ブログにも何度かご紹介させて頂きましたが、
私の義父は中米のグアテマラにて天然染料専門家として活動しています。
最近の活動でグアテマラに天然染料研修センターを立ち上げ、
後継者の育成に尽力している様子が地元の新聞に取り上げられりしています。
常にフィールドワーカーであり続ける姿は本当にかっこいい!

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そんな義父の影響を受け、伝統的なトルコの絨毯などに使用されている
天然染料にも興味が湧いて色々と観察してきました。
キリムと呼ばれる、遊牧民族がテント暮らしで使っていたウールの平織りや
毛足の長いトルコ絨毯を売っているお店はイスタンブールのあちこちにあります。
お値段もピンキリで、シロウトには何が良いものなのか分かりにくいもの。
私は初めからクッションカバーなどの小物以外には興味が無かったのですが
いくつかのお店で染料のことを聞きたくて話しをしたら
たーーーっくさんの作品を見せてくれました!
トルコの商人は売買する時に会話や交流を大切にするって、本当にその通り。




写真左上はKybele Hotelの横にあるお店。
質の良いものだけを取り扱っている感じは一歩お店に入れば一目瞭然です。
こちらのお店で扱っている作品は全て天然染料を使用したものだそうで
なんと、こちらに作品を卸しているアーティストは中米で染色を学んだとのこと!!!
残念ながらその方には会えなかったのですが、後日義父母に話したところ
多分この人だろうという方に行き着きました!!!
世界は素敵に狭いな〜嬉しいな〜♪




写真右上はアヤ・ソフィア近くのMotif Collectionというお店にて。
ちょうど行った時に誰もお客さんがいなくて、私一人だったせいか
20枚くらいの天然染料使用のキリムを見せてくれました。
気軽に購入できないお値段なので
「申し訳ないけど、キリムは買わないよ〜」っと言っていたのですが、
「気にしないで、どうせ時間あるから見てって」と言って
キリムに織り込まれた絵柄の説明もしてくれました。
「クモは守り神、イスラムの教えにもあるけど
トルコ人は家の中のクモは殺さないようにしている。
オリーブやイチジクの木は男性の生命力を表していて、
蛇や男女の絵柄は子宝に恵まれますようにという願い。」
覚えているのはこれくらいですが、絵文字のように思いや願いを抽象化して
表しているのがよく分かりました。



写真のキリムの上に乗っているのは天然染料の材料となるもの。
インディゴ(藍)、オリーブ、ナスの皮、デイジーの花、
コチニール(虫)、カモミール、クミン、クルミ、樫の木・・・
これらから色を抽出し、糸を染め、
願いや気持ちを込めて一本一本織り込んでいった歴史を考えると
お値段が張るのも納得。一生ものにしたくなります。
こちらでクッションカバーを購入しました♪




写真左下はJennifer's Hamamというオーガニックコットンのお店にて。
トルコ人のご主人を持つ日本人のお友達に最近のトルコ事情を聞いた時、
「トルコはコットンの産地でも有名なんだけど、
質の良いオーガニックコットンがおススメ」
と言っていたので、我が家のタオルを一新すべく
オーガニックコットンのお店へ行ってきました。




ここはカナダ人のジェニファーさんが経営しています。
置いてある商品は全て100%オーガニック、材料は全てトルコのもの!
トルコの布製品は無数にありますが、認証済みオーガニックの糸を
手織り&機織りで作業をしているのは今やわずか9つの家族のみだそうで
彼女はそこと直接契約をし、
自分の目で見た確かな製品をお店に卸しているそうです。
オーガニックコットン製品と言ってもピンキリで、
綿はオーガニックだけれど糸にする・製品にする段階で
たくさんの化学薬品を使用していることもあるのですよね。




ジェニファーさんは生産者さんがどのような過程を経て製品を作っているのか
畑に行って見て触ってと、バックグラウンドをよーく知っているので
色々な質問に丁寧且つ的確に答えてくれました。
こちらの商品はコットンから糸、それを製品にする段階まで
全てにおいて昔ながらのナチュラルな方法をしています。
染料ももちろん天然染料を使用!
製品はできてから一度も洗っていないので、
天然のコットンの香りがするんですよ〜!!!




糸をつむぐところから製品になるまでのお話を聞いてて、
昔ながらの方法で長年当たり前に手で全てを丁寧に作って、
大事に、大切に、使用してきた歴史をここで廃れさせたく無いという思いが
ひしひしと伝わってきて泣きそうになりました。。。
「食」も同様、伝統的なものをもっともっと今に活かしたい!!!



彼女の話しでは「タオルは最低でも20年持つ」とのこと。
「あなたの子供達に引き継いでね」と言われ、そっかそんなに持つんだと実感。
丁寧に人の手で作られたタオルはけしてお安くありません。
でもそれは手織りを続けている人々への感謝や応援であり、
私の肌へのご褒美♪
主人と私の2人分のフワフワのタオルと、
ハマムタオルと呼ばれるストールのような薄いタオルを購入しました。
ハマムタオルはお安いのもあるのでお土産にもなります♪




観光は二の次でしたが、私にとっては充実した旅でした♪
デモ隊が騒がしいイスタンブールでしたが、
良い意味で開かれたイスラム世界の新たな可能性も見ることができました。
チャンスがあるならまた是非是非行ってみたい〜!!!

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イスタンブール〜食〜 

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写真:サバサンド、焼きナスの前菜、ナッツ売り場、ナスにお米を詰めたもの




少し前のことですが、トルコのイスタンブールへ行ってきました!
短期間の旅だったのですが、食とナチュラル志向なものを探索してきました♪




トルコ料理はフランス料理、中華料理に並んで世界三大料理の一つ。
今まで何度かトルコ料理を頂きながらもいまいちその理由が分からなかったのですが
現地で食べてみてその魅力が分かってきた気がします。
やっぱり現地で食べる地元のものは美味しいですね〜♪




トルコはヨーロッパとアジアの融合点と言われていますが
もっと詳しく見ると中東、そしてアフリカにも近接しています。
それぞれの特徴が見事に混ざり合って、食にも深みが出ているのです。
現在は国民のほとんどがイスラム教徒、でも歴史的には
初期キリスト教布教の地でもあり、国内にはキリスト教ゆかりの神聖な場所も
数多く残されています。
時に苦しみながらも人も文化も宗教も「受け入れ」てきたことが
トルコを、トルコの食をより豊かにしたのかなと思います。




また、恵まれた気候とミネラルたっぷりの火山土壌を活かした農業が盛んで
食料自給率も高くフレッシュな素材が簡単に手に入ります。
チェリー、ヘーゼルナッツ、いちじく、あんずなどは生産量世界一。
他にもトルコ料理でよく出てくるトマト、ナス、オリーブなども豊富です。
さらに海にも囲まれている為、海産物の恩恵もあるのです〜!




下の写真はトルコで買ってきた食材達。
オリーブオイル、トマトのサルチャ(トマトペースと)、チャイ(紅茶)。
全てオーガニックです。
ホテルのコンシェルジュに「オーガニックの食材を買いたい」と相談したら
「私も家族もほぼオーガニックなものを食べてるけど、普通のスーパーでは買わない。
オーガニックって謳っているものは一部の富裕層向けだから異常に高いし、
良い素材は直接農家に行くか都市部以外に行くのがおススメ!」
とのこと。彼女だけでなく、数人の地元の人に同じようなことを言われました。
気候と土壌の良さで農作物はぐんぐん育つし、
農薬や化学肥料は高くてあまり使わないからわざわざオーガニックのものでなくても
素材は良いものだとのこと。
次回は農家さんに行ってみたいな〜!

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トマトを味噌のような状態になるまで煮詰めたサルチャは
あらゆるお料理に入っています。
トマトには元々うまみ成分のグルタミン酸がたっぷり。
私たちが料理にお醤油を使うように、トルコ料理にサルチャは欠かせないのでしょうね。



トルコのチャイはダストティーと呼ばれる粉状になったもので、
煮詰めて飲むタイプです。
煮詰めて煮詰めて濃〜く出した紅茶を好みで薄め、角砂糖を入れたりして頂きます。




写真左上に写っているのはサバのサンドイッチ。
イスタンブールの新市街と旧市街を結ぶガラタ橋のたもとに
キラキラの船が浮かんでいるのですが、その船でサバを焼いています。
イスタンブール名物のヘルシーなファストフード!
10年以上前に後楽園で開催されていたトルコフェアで食べて以来、
トルコに行ったら絶対食べたい〜!と思っていたものです。
三枚におろしたサバをグリルで焼いたものが、
薄切りタマネギと一緒にパンに挟まれています。
レモン汁と塩をかけて頂きます。



すっごくシンプルなので、素材の味が勝負どころ!
生タマネギとサバの脂の相性は良いかもしれないけど
私にはタマネギの味が強すぎたのと
パンが新鮮じゃなかったのでちょっと残念な感じ。。。
でもこんなにシンプルでヘルシーなファストフードは応援したい〜♪



トルコ料理レストランでいつも失敗するのが、前菜を食べ過ぎて
メイン料理までにはお腹が一杯になってしまうこと。
メゼ(meze)と呼ばれる前菜はバラエティが豊富なのです!
トロトロの焼きナスにヨーグルトを合わせたもの、
ひよこ豆とタヒニのペースト、オリーブの盛り合わせ、
もちもちのパン、キャベツやブドウの葉でお米やお肉で包んだもの
などなど、、、
種類がたーっくんあって楽しい!!!



メインはケパブが人気、
宗教的な背景から豚肉は使用されず羊や鶏肉の料理が主流です。
前菜にオリープオイルをたっぷり使ったものが多いので
メインまで来るとお腹がいっぱいになって
私はほとんど食べられなかったな〜



でも、どれもどこで食べるトルコ料理より
トルコで食べるトルコ料理は一番でした!!!
豊富でフレッシュな素材とミックス文化が生み出した絶妙な組み合わせは
トルコ料理ならでは。
今回は時間がなく、イスタンブール以外には行けませんでしたが
次に行く時には地域性のあるトルコ料理をもっと楽しめたらいいな〜♪




次回にもトルコ編が続きます。