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エジプト:エジプトの最後は・・・ 

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アレキサンドリアでの夢のような2日を過ごし、
カイロに戻ってきました。





戻ってきた日は宿選びに一苦労。
というのも、基本的にパスポートを持っていないと泊めてくれないんです!
どこの誰かわからない人を泊める訳にはいかないのは分かるのですが、
パスポートをブラジル大使館に預けている私達は困りました。。。




幸いにも彼がパスポートをスキャンしてweb上に保存してあった為、
それを見せて出力し、やっと信用してもらえました。




こういう時の為に、
パスポート、飛行機のチケット(もうほとんどがe-ticketですが)、
クレジットカード、保険の控え、トラベラーズチェック、・・・
それぞれの紙のコピーとスキャンをしておくと安心です。
(私達のような状況はそうえることではないと思いますが、、、)
彼がやっておいてくれたので、助かりました!!!





泊まった宿はMayfair Hotelです。
前の宿の方が安いけど、快適さはここはの方が上。
ザマレクという比較的静かな地域だし、スタッフも良い距離を保ってくれます。
(wi-fiはロビーで使えます:無料)
ただ、たまに出入りしているツアー勧誘のスーツのおじさんに注意です。





ホテル探しはTrip Advisorというサイトで探しています。
安宿からゴージャスなホテルまで世界中の宿の情報が得られ、
泊まった人のレビューが載っているので参考になります。




ブラジルビザを申請して1週間、やっと取得できました。
用意する書類に苦労したけど、取れてよかった~
これでやっとエジプトを出られます。




一筋縄ではいかないエジプトの滞在でしたが、
後から考えてみると刺激的で、内容が濃くて、面白かったです~
いや、辛かったけど面白かった、かな。




この国での出来事だけではないのですが、
私が経験した状況での感想を書いているので
私の記事だけで「この国は○○な国だ」という
判断をしないで頂きたいなと思っています。




「私の状況ではこう感じた、こう思った」ということが基本なので、
いつもそうとは限らないし、当たり前ですが
人によって経験も、そこから生まれる感想も変わりますよね。




記事が少しネガティブになると
「イヤなところなのね~」等と思ってしまう人もいるかもしれないので、
言い訳がましいかもしれませんが、書いてみました。





さて、次の目的地:ケニアに発つ前に
大変お世話になったオマールさんを誘って
初めて会ったマリオットホテルで食事をすることになりました。





オマールさんがいたからこそエジプト滞在は特別なものになりました。
親友との15年ぶりの再会を果たし、
彼もオマールもその頃に戻ったかのように遊んでいました。




インターナショナルな学校に通っていた彼は
友達もインターナショナルですごいな~かっこいいな~って思っていたけど、
今や世界中に散らばった同級生と会えることはほとんどないんですって。





だから、今回のような出会いとお別れが
これから先もうないかもしれないとお互いに分かっているようでもありました。




二人は将来の夢を話し合い、
そこにお互いを登場させ、笑って、とても嬉しそうでした。







オマールさんと別れて、私達はタクシーで空港へ。
タクシーの運転手にオマールが値段交渉をしてくれて
私達は何の心配もなくタクシーに揺られていました。





途中、私のお腹が急に痛くなりました。
空港に着く頃には軽く頭痛もし始めました。




こ、これは、インドで経験したような状態!!!!!!




お腹をさすって温めても効果なさそう。。。
とりあえず空港に着いたので、タクシーから降りて決めてあったお金を渡すと、

 「これじゃ足りない!」

と運転手が言い出しました。




はいはい、始まりました~。
でも、今の私には戦う気も交渉する気もありません。
またこれなの~と、私の呆れつつも殺気立った様子を見て、
運転手も私には話しかけず、彼に噛み付いていました。




あとの事は彼に任せて私は空港のトイレにかけこみ、
出発までロビーの椅子で横になっていました。




状態はみるみる悪くなってきて、
飛行機に乗る頃には発熱・寒気・吐き気も襲ってきました。


 カフェで食べたサラダ?マリオットで食べたグリル野菜? 
 なんでこんな状態に2回もなるんだろ・・・
 ケニアでもっと悪くなったらどうしよ・・・
 辛い・・・日本に帰りたい・・・



そんな弱気なことを考えつつ、
機内の乾いた空気と機内食の鼻につく独特の香りと戦っていました。




続きはケニア編で・・・






■最近の体調・・・下痢、高熱、吐き気、頭痛

■最近食べたもの・・・生サラダ、パスタ、ローストした野菜、クラッカー、
             梅干、味噌汁、ポカリスウェット
             薬:インドの解熱剤、日本の抗生物質


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エジプト:食べ物観察 

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引き続きラマダンのイスラム圏ですが、
エジプトの食事情についてレポートします。





写真左上:神のテーブル


 ラマダン中は宗教色が高まります。
 ただ断食を行うだけでなく、アッラーに感謝する気持ちを高め、
 他人への無償の施しをします。



 レストランでは貧しい人達の為に、ラマダン中に無料で食事を振舞います。
 その席が「神のテーブル:table of mercy」と呼ばれています。 



 基本的に自分達が食べているものと同じものを出すんですって。
 人気のあるレストランの前では、まだ太陽が出ている時から
 席に座って待っている人がいます。



 このような行いはレストランだけではありません。
 夕暮れ時オマールさんの車に乗っていたら、道路に立っている人がいました。
 その人は車の中にいる人に水を渡していました。



 ちなみにラマダン中、夕方になると道路は渋滞してきます。
 そしてみーんなお腹空いているし、みーんなイライラしてるから
 運転が荒い!!!



 水だけでなく、ラマダン明けにすぐ食べるデーツを渡している人もみました。
 渡している人も受け取った人もなんか嬉しそう!
 お願いだから運転はゆっくりね~
 


 
 宗教的な意味は深いのでしょうけど、
 食べ物の有り難さを知り、分け合うことを大切にし、
 ラマダンという苦行を1ヶ月も過ごしている人々を間近で見られて
 新たな学びを得ました。



 初めはラマダン中にイスラム圏に来たことを後悔しましたが、
 今となってはラッキーだったと思います。
 







写真右上:ナチュラルフード&オーガニックショップ

 カイロにもありました!!!
 嬉しい~♪♪♪



 ここは在日エジプト大使の奥様に教えてもらったのです。
 奥様は日本でマクロのプライベートレッスンを受けており、
 パトシリオ先生を通して彼女を紹介してもらったのです。



 元女優さん?で元新聞記者でもある才色兼備の彼女は
 ご自身の病気からマクロを知り、とても熱心に勉強されていたようです。
 将来はエジプトにマクロセンターを作りたいとおっしゃっていました。



 エジプトへ行くことをメールでお伝えしたら、
 旅立ちの前に大使と奥様二人でお会いしてくださいました!!!



 その時にここのショップを教えてくださいました。
 オーガニックを掲げて経営しているところはカイロでは珍しく、
 貴重なお店のようです。


 
 SEKEMという会社が経営しているようで、ISISという商品が多かったです。
 場所などの詳細は上の文章をクリックしてください。




 久々の楽しい買い物!!!
 しかも値段がちゃんとついているので値段交渉もいらない!
 商品も食べ物だけでなくオーガニックコットン商品もあり、
 小さなお店ですが、小一時間いました。。。

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 フルーツやシリアル、オーガニックコットンのタンクトップも買いました。
 


 オーガニックの運動はそんなに盛んではないようです。
 これからの動きに期待したいものです!!!







 

写真下:オマール宅にて

 オマールさんが自宅のイフタール(ラマダン明けの食事)に招いてくれました。
 



 オマールのママが私の食事に気を遣ってくれて、
 たくさんの野菜料理を作ってくださり、肉は使わず魚料理にしてくれました♪




 私が「エジプト料理を習いたい!」と言ったのをオマールさんが覚えていてくれて
 オマールママが一通りのお料理をキッチンで教えてくれたのです~!!!



 エジプト人のお宅への招待だけでも特別なのに、
 お料理まで教えてくれるなんて、なんて嬉しいことでしょ♪
 

 イフタールは基本的に豪華です。
 朝から夕方まで飲まず食わずのご褒美と言う感じで、ご馳走が並びます♪
 


 その代わり普段食べている庶民的な食事は食べなくなっちゃうらしく、
 ローカルな食事をしたかった私はちょっと残念。



 どうしても食べたかったコシャリ(ごはん、パスタ、トマトソース、豆、
 オニオンフライなどが一つの皿に盛られたエジプトの庶民の味)は
 オマールさんに連れて行ってもらったちょっと良いレストランで
 相場の10倍の値段でやっと食べられました。
 (レストランはAbu El Sidというところ、オシャレで美味しい♪)




 空豆をつぶしたて揚げたターメイヤ、ピタパン、タヒニソース、
 ババガヌーシュ
というナスとタヒニのペースト、
 などなど、エジプトらしい食べ物もやっと見つけてたどり着きました!




 ご馳走はいっぱいあるのにローカルな食べ物に中々出会えず、
 探すのがこんなに大変だと思いませんでした~

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 ピタにターメイヤ、ババガヌーシュ、タヒニを入れてサンドイッチにし、
 夜のイフタールまでそれでしのいでいました。



 私の中ではかなりヒットしたローカルフード!!!
 ターメイヤの油がちょっと胃にきつかったのですが、
 タヒニとナスペーストだけでも十分美味しい^^
 やっと見つけたローカルフードを毎日楽しみました~♪






 さて、オマール家のご馳走ですが
 写真左はブラウンライスと呼んでいたお料理を作っているところ。
 玉ねぎとにんにくを茶色になるまで炒めたところにお米を入れて炊いたものです。



 お米に味が染みていて、おいしい~!!!
 魚料理の付け合せにはこれなんですって。


 お米は長いものかと思ったら、なじみのある短いお米。
 エジプトで作っているようで、短いお米の方が安いし一般的なんですって。
 長いお米はインド人に人気で彼らが住んでいるところにはあるようです。 
 


 その他にも毎日お世話になっているババガヌーシュ、ターメイヤの
 作り方を教えてくれたり、エジプト料理には欠かせないヒニソースを
 作ってくれたりしました。


 

 キッチンにたくさんスパイスが並んでいたので
 主に使うものを教えてもらいました。
 クミン、胡椒、ナツメグ、カルダモンなどが主流のようでした。



 ご馳走になったお料理はどれも本当に美味しく、塩加減もピッタリだったので
 ちょっと不思議に思ったことを質問してみました。



 ラマダン中の味見はどうするんだろう???
 


 だって、だって、
 日が沈んでアザーン(イスラム教徒を礼拝へ誘う音楽)が聞こえてから
 味付けしたのではお腹を空かせた人々への食事が
 間に合わないんじゃないかな~って変な疑問が浮かんだのです。


 
 オマールママの答えは
 「味見は一切しない、勘で作る。そのために日頃から鍛えるのよ~♪」
 と言っていました。



 すごい!!!
 味見をしないで料理をバチっと決められること!
 それから、味見も許されない断食を一ヶ月も続けていること!



 塩加減と言えば、エジプトのお医者さんは
 「塩分を控えなさい」ということをよく言うそうです。



 オマールパパは糖尿病予備軍らしいのですが、
 病院に行ったら
 「食事で気をつけることはとにかく塩分」
 と言われたそうな。


 確かに、油分が多いので(バター等の乳製品、ココナツ系の油分、肉類、など)
 それに伴って塩分の量は多くなっていくと思います。



 油分と塩分って、相乗するんですよね。
 ナッツに塩がついているように、
 天ぷらも塩があった方が食べやすいように。



 糖尿病も増えているみたいですが、肥満も大きな問題のようです。
 コロコロした人多いです。
 
 

 食事の後はデザート!!!
 これまた気遣ってくれて、あま~いあま~いデザートばかりのエジプトで
 砂糖を使わないドライフルーツのデザートを用意してくれました♪



 アプリコット、イチジク、デーツをたっぷりの水に入れてふやかし、
 ナッツを入れて少し煮たものでした。
 懐かしいような味~
 心がこもっていて嬉しかったな♪




 もちろん濃厚なデザートも用意されていましたよ~。
 バターたっぷりのパイや、クリームたっぷりケーキや、
 砂糖+はちみつにどっぷりつけたものなど。
 
 こういうの↓(カイロのスウィーツ屋さんにて)
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 デザートもコースになっている感じ。 
 アイス、ドライフルーツコンポート、フルーツ、コテコテ系の焼き菓子などなど。

 

 エジプトでもイエメンにあったデザートとほぼ同じようなものが並びます。
 イエメンには冷蔵庫家電が少ないからか、暑くないからか、
 アイスクリームはエジプト人の方がよく食べます。



 アイスをそのまま食べないのがエジプト流のようで
 ナッツ、フルーツソースがたっぷりトッピングされています。
 
 ↓夜中に外で食べた・・・写真が暗いです。

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 コテコテなアラブのデザートになぜか彼は詳しい。
 高校時代、オマールの家に遊びに行くと必ずご馳走になっていた
 思い出の味のようで、
 オマールの思い出の味は「おにぎり」なんですって^^。



 オマールママ&パパは自分のもう一人の息子のことのように
 彼の話を聞いて成長を喜んでくれていました。
 


 

・・・・・・



ちなみに
日没後の食事:イフタールの後、寝る前に食べる食事はソホールと言うそうです。




そして朝食という意味で使っている言葉「breakfast」とは
元々「断食:fast」を「破る:break」という意味からきているようです。




エジプトではイエメンほど宗教が食べ物を支配している
(あまり良い言い方ではないですね)という感じは受けませんでした。



ラマダン中はアルコールは厳しく制限されていますが、
普段は飲む人も多いらしいです。






エジプトに来て、アラブの幅広い食べ物をたくさん頂ました!
いつかクラスでも紹介できたら良いなと思います♪





エジプト:小旅行~アレキサンドリア~ 

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今日はアレキサンドリアへ向けて出発♪
カイロから地中海沿岸までは車で約3時間です。




オマールさんが車を運転してくれて、
ラマダンでも昼間空いているスーパーで買い物して、
途中、動物園と併設されているレストランで休憩をすることに。




ラマダン中だから、オマールさんの前で飲食するわけにいかないよね・・・
と思っていたら
オマールさんは私達と過ごす2日間の間、
ラマダンを破って一緒に食事を楽しむと言ってくれました。




あら?そんなことが許されるの???
どうやらラマダン終了後にできなかった日数を延長すれば大丈夫とのこと。
やっぱりきちんとやるのね~と感心。
そして自分の芯ともなっているイスラムの規律を
私達の為に融通を利かせてくれて、本当に有り難く感じました!!!




動物園&レストランはちょっとしたテーマパークのようなところ。
子供が喜びそう♪
あらら、大人も喜んでるよ!(写真左)
写真右:トラとライオンが同じオリで仲良くしていました。

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そこでエジプトっぽいものを食べようぜ~とオマールさんが注文したのが
ファティーラという大きなパイみたいなもの。
ピザの特大サイズくらいの大きさ、厚さも重さもハンパない!

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パイっていうくらいなので、バターたっぷりです。
そこにつけるのがハチミツ、タヒニ(練りごま)、すっぱ辛いチーズです。
お皿の上は「脂肪祭り」です。
私はパイをそのまま食べていましたが、
男性二人はチーズとハチミツの組み合わせにはまったらしく
うまーい!と言いつつ、炭酸飲料で流し込みながら食べていました。




このファティーラは手作りの温かさがあって、
生地だけ食べてもとても美味しかったです♪




腹ごしらえの後はアレキサンドリアまで一直線!




到着したのは海辺に立つものすごい素敵なおうち♪
ブーゲンビリアの花々、静かな海、白い家・・・
私達の旅のスタイルとは全く異なった贅沢に、喜びを越して
なぜかちょっと引いてしまいました。


 こんなご褒美もらっていいのかしら・・・
 あとでバチがあたるんじゃないかな・・・ 
 贅沢すぎるかも・・・





果てしない青空と、それに負けずにありえないくらい青い海。
目の前に広がった心を奪われる自然の青さを見つめつつ、
とりあえず自然に身を任せて心と体を休めることにしました。




海で遊んで、おしゃべりして、夕日を見て、
そして夜はアレキサンドリアの街にくり出しました。
オマールさんのお友達:アハメッドさんも合流。



前々から気になっていたのですが、
イスラム圏にはアハメッドやモハメッドという名前が多いんですよね~



その呼び方が特徴的で、私達には
ハンメ」に聞こえるんです。
アハメッドさんもモハメッドさんも「ハンメ」さん。
「ハ」にアクセントが強くかかるので、そのように聞こえるんだと思います。




これは私達だけでなくて、
宿で見つけたエジプトに関するエッセイで

 「人が集まっているところでモハメッドやアハメッドを探す時、
  『ハンメ!』と呼ぶとその声に聞き覚えのある『ハンメ』が反応する」
 
と言っていました。





オマールさんが

 「エジプト人男性10人集まれば、必ずハンメはいるよ」

というほど多いみたいです。
オマールさんのミドルネームも「モハメッド」なんですって。
イスラムの開祖のお名前だけあって、広まるわけだわー





アハメッドが泊まっている
フォーシーズンホテルのカフェでお茶をすることになりました。



なんとも豪華ーーーーー!!!
きらびやかな装飾品や有名な絵画が飾られているホテルを歩いてて
これまたちょっと引き気味の気持ちに気づきました。





貧乏性っていやね~って、自分を笑いつつ、

 「昨日とはうって変わって、この快適さってなんだろう?」と

考えていました。





インドのタリカの家にいる時も同じような感覚を覚えましたが、
まるで日本にいる時と同じような感じで、
生活や日常の行動全てがスムーズに
快適に流れていく時に感じるんです。




そしてそれは、
いわゆる裕福な人たちと共にいる時に感じるものでもあります。




日本での私の生活はタリカやオマールのような豪華さは全くないけど、
水周りのこと、部屋の温度、食べ物、交通事情・・・ナド
これらにストレスを感じることなく、快適に、ふつうに過ごしています。




旅に出てから、日本人の多くが「ふつう」ととらえていることが
相当便利で快適なんだと実感しました。
私の生活ってよくも悪くも、
当たり前に与えられた環境を深く考えずに浸ってるんだと思います。




友人の家に滞在したタイやインド、そして今いるエジプトでも
短い時間の中で貧富の差を目の当たりにして
大きな違いを経験してきました。



便利で快適じゃないからと言って、生活できないことは全くなく
むしろそこでは人の温かさや自然の有り難さを痛感する場でもありました。



言うのは簡単ですが、
快適さの裏にある犠牲や労力、貧しさの中にある知恵や努力、
これらを知り、理解し、その上で生活していくことが大切なのかなと思いました。




地中海の波の音を聞きながら、
深いことを考えてみた夜でした。




ラマダン中のイスラムなので、アルコールなしの紅茶で夜遊びし、
みんなのおしゃべりは夜中まで花が咲きました。
そろそろ眠くなってきた頃、帰ろうか~と言い出したら

 「それじゃデザート食べてから帰ろう♪」ってことに・・・

夜が食事時のラマダン中ですから、寝る間も惜しんで食べ続けます。
私達も「郷に入ったら郷に従え」とばかりにアイスクリームを食べて
かなりお腹一杯&眠くなって帰りました。




次の日は朝から夕方までビーチでのんびり~
夜にカイロに戻りました。




二日間の遠足だったけど、
オマールさんは私達に特別な経験をさせてくれました。
本当にありがとーーーーー!!!







■参考info・・・カイロからアレキサンドリアまではバスや電車も出ています。
                  
■最近の体調・・・肩と足の関節が痛くなってきた



エジプト:小旅行~ピラミッド~ 

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エジプト初日からピリピリした雰囲気と猛烈な暑さにやられて
観光をしようという気がなくなりつつある私達。






オマールさんに

 「ピラミッドも見てないのか!エジプトに来たって言えないぞ」

と言われ、重くなりつつあった腰をあげてピラミッドを見に行くことにしました。





カイロからピラミッドのあるギザまでは約13キロくらい。
バスやタクシーで行けます。
しきりにツアーの勧誘をしていた宿のオーナーに
「ピラミッドに行きたいんだけど・・・」と話すと
前かがみになってツアーの説明をしてくれました。




基本的にタクシーと運転手をチャーターする形で、
ギザにあるいくつかのピラミッドを周って帰ってくる、というもの。
私達にはピッタリなプラン♪




でもそれではすまないところが観光国エジプト!
ラクダに乗ってピラミッドの周りを歩く、ラクダと写真を撮る、
ラクダが怖ければ馬に乗って歩く、
ピラミッドの後絨毯工場見学に行く、
お土産やさんに寄る・・・




などなど、あらゆるオプションをつけようとするのです。
とにかく全て断っているんですが、なんだかんだと理由をつけて
一度言っただけでは食い下がらないし納得しない。




どうやら宿のオーナーは馬とラクダのクラブを持っているらしく、
オプションをつけてもらいたいみたい。。。




元々ラクダにも馬にも乗りたいと思っていないので断り続け、
最後は 「実は動物アレルギーなの。」 という
へんてこな言い訳を言ってやっと交渉成立しました。




もちろんツアー代金も値段交渉を忘れずに。





昼間の暑さは大変なものなので、白い服を着てサングラスも忘れずに。
早朝にカイロを出てギザに向けて出発!
ちょっと贅沢したけど、タクシーは便利だね。





まずはサッカーラの遺跡。(写真左下)
ここには階段状のピラミッドがあります。




ピラミッドに近づいていった時、
初めて「バクシーシ」をせがまれました!
エジプトに関する書物やwebで必ず登場するバクシーシ。




バクシーシとはエジプト特有(?)のチップのようなものです。
いや、チップより強制的かもしれません。
イスラムの教えの「喜捨」に当たるようで、

 「お金を持っている人が貧しいひとに物やお金をあげのは当然のこと

という考えからきているようです。





それが「お金を持っているんだからくれて当たり前でしょ」
という態度になってせびってくるんです。
またその量が少ないと、「少ないんじゃー!」と怒る人もいるんですって~
こわーい。





私達は初バクシーシに

 「おお!エジプトに来たって感じだね」と

ちょっとワクワクしたりして。
でもその後浴びせられるバクシーシ攻撃によって、そんな新鮮な反応はそれきり。




ギロっとした大きな目で狙われて、
「バクシーシ」って手を出されて、
それを断るとちょっと舌打ちされたりなんかして・・・
そうこうしているうちにピラミッドがどうでもよくなってきてしまいました。




いつになくネガティブな私。
どうしたんだろ。




でも!次の三大ピラミッドはケタ外れに大きくてビックリしました!(写真上・右下)
機械もない時代の人が作ったものとは思えません。
「バクシーシ」って言っている人のご先祖様が作ったかもしれないんだよな~
と思うと、ちょっと複雑です。




砂漠の中にあることは確かなのですが、
周りが観光地化されているから道路は整備されているし、
スフィンクスの先にはピザハットが丸見えだったりします。

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そそ、夜には光のショーがあるらしくスフィンクスの前には
電気コードが配線してありました。
スフィンクスが夜の光のショーの為の美術セットかのように見えました。

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観光地に来て残念に感じたことは初めてじゃないけど、
なんか、心に残る考えさせられるものがありました。




ピラミッドの後は、絨毯工場もお土産やも行かずに
オマールさんおススメのミナホテルで休憩をしました。



豪華でキレイなホテル~
レストランからピラミッドが見れます。

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ラマダン中のピラミッド見学は結構体力が要りますね~
喉もからから、お腹も空いたのでゆっくり食事を楽しみました。
それなりに高いです。
ベジメニューもありました~♪





帰りのタクシーで運転手がお土産屋によるようなことを言ってきたので、

 「何度も言ったけど、そこには行かないよ。」

って言ったら、運転手がちょっと声を荒げてきました。




暑い中飲まず食わずでイライラもしていたんだろうと思いますが、
私達も腑に落ちなかったので、オマールさんを見習って強く主張してみました。




それでも運転手が怒ったような早口で私達をまくし立て、
「OKでしょ?!OKだよねっ!!」と大声で言って
強引に返事をさせ、会話を終らせようとしました。




その身勝手さとお客さんへの態度とは思えないことをする運転手に、
ついに私がキレた!!!




 「何であなたが怒ってんのよぉーーー!!!」って、
 日本語で言ってしまった。





すると、運転手も彼もビックリして黙ってしまいました。
運転手は急にコソコソ話になって

 「彼女はなんでキレてるの?」

と彼に聞いたたので、彼は
「あなたが攻撃したからでしょ」って言ったら
「僕は怒ってないんだけど・・・」と照れくさそうになって、私に優しく
「ごめんね」と言ってきました。




え???怒ってないの?

私のセンサーでは確実にキレている攻撃態勢な人だと
とらえていたんだけど、、、
どうやらこの人もこういうコミュニケーションが普通らしい。





その後、運転手は私を怖いと思ったのか会話の声がは柔らかくなり、
私には話しかけずに彼に話していました。
そして相変わらずしつこくオプショナルツアーの勧誘をし続けました。




話かけられなくなった私はせーせーしましたが、
彼は大変そうでした。




ホテルまで送ってくれた運転手とは、笑顔で握手をしてお別れ。
後腐れないのは良かったかな~





・・・と、思っていんですが、まだ続があるんです。





運転手は宿のオーナーから仕事をもらったので、
オーナーにマージンを渡すようなのです。
私達はオプショナルツアーに全く行かなかったので、
オーナーへのマージンは最少額。
それが面白くなかったオーナーは、私達に話しかけてきました。




「ピラミッドはどうだった?」
「なんで馬もラクダも乗らなかったの?」

と言っている声と顔が、物凄く怖いんですーーーーーーーっ!!!
心臓バクバク、冷や汗がドっとでました。





私は攻撃されるのはもう嫌なので、
会話をはぐらかして部屋に逃げ込みました。




彼は上手に会話をしつつ、
「馬やラクダに乗らなくてごめんね、次回は乗るよ~」
「他の人にも勧めておくよ~」
とか言って、オーナーを笑顔にしてきたようです。



なんで彼は冷静でいられるんだろう???
私が変になっているから
自分だけでもちゃんとしなきゃって思っているのかしら。



もう嫌だーーーーー!
イエメンに帰りたいーーーーー!
と言っていたら、彼が笑っていました。




当然、エジプトには良い人もたくさんいます!
素晴らしいところもたっくさんあります!
私がネガティブになっているだけかもしれません。




こういう時に九星気学を思い出しちゃうんですよね。
この方角への旅行よくなかったのかもしれない~!なんて。




彼曰く、

 「ここは超有名な観光地だから、黙ってても人は来るんだよ。
  向上心をもって商売しなくても、お客さんが来てくれるから
  商売人にとっては楽なんだと思う。

  何千年も前に作られたピラミッドを使って、
  何千年もの間観光客を相手にしてきたからその歴史は長いよね~」


とのこと。
なるほどなコメントに、深く納得しました。



このオーナー、初めは気さくな良い人だと思っていたのですが、
嫉妬深いというか、クセモノというか。




オマールさんから聞いたのですが、
宿に電話してきてくれた時に私達は外出していたので伝言を頼むと

 「お前はうちの客とどういう関係だ。」
 「明日うちの客をどこに連れていくんだ。」
 「どこに住んでいるんだ。」

などとぶっきらぼうに聞いてきたらしいのです。
どうやら私達が外の誰かにツアーを頼んだと思ったらしく、
それを妨害しようとしていたようです。





まったくな困ったちゃんです。




この現状を知ったオマールさんは
私達を彼の別荘に連れ出してくれることになりました。




明日から地中海の町、アレキサンドリアに行ってきます!!!
わーい!わーい!!!







■最近の体調・・・喉が痛い

■参考info・・・ちなみに私達が泊まったところはElwy StにあるBから始まる宿。
         ネットの評価は良かったんだけどな~
         私の態度も問題だったんだと思います。。。反省。
         奥さんや青年は気さくで感じがよかったです。          
 

エジプト:オマールとエジプト 

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 写真:オマールさんの別荘(海目の前&共同プール付き!)がある
    アレキサンドリアにて





今日は彼の高校時代の親友、オマールさんに会いました。
オマールさんはエジプト大使の息子で、
育った過程でアメリカ、グアテマラ、ベネズエラなどに住んでいたそうな。





ザマレク地区のマリオットホテルで待ち合わせの指令を受けたのですが、
私達の容姿でホテルに入っても大丈夫なんだろうか?と
本気で心配になりました。。。



日に焼けた顔は黒い&化粧道具なし、彼のヒゲは伸び放題、
ビーサンか登山靴のようなごっつい靴しかないし、
外行き用の白い服は汚れつつあり・・・



まだ旅の1/3過ぎたところだけど、もっと長い時間旅しているよう。
とにかく、恥ずかしくないようにしてホテルへ。



カイロの公共施設やホテルでは入り口で必ずと言って良いほど
X-rayで持ち物とボディチェックをしています。
日本人ってだけでちょっと信頼されて感があり、
持ち物も中身を見ることなくスルー。





「15年経っていてもそんなに顔は変わらないよ、すぐに分かるはず!」
と言いつつロビーで待っていると、オマールさんが私達を見つけてくれました。




オマールさんと感動の挨拶を交わした彼は
 
 「こんなにヒゲもじゃになって、あの頃の可愛いオマールと違う・・・・」

と小声で言っていました。




高校の時は、痩せてて色白で可愛いお坊ちゃまだったんですって~
彼はオマールに「変わってないね~」と言われてました。
この年になると「変わってない」って言われることが嬉しいかも。




彼らは再会を心から喜んでいて、女子のようにしゃべりまくっていました。
34歳男子がはしゃいでて、ちょっとかわいい。




15年の間に起こったそれぞれの変化は、何時間話してもつきないもの。
ナイル川に浮かんだ船でのイフタール(断食明けの食事)ビュッフェを
楽しみながら、何時間も話し込んでいました。



私は久々のちゃんとした(?)食事に夢中♪
このラマダンですっかり胃が小さくなった気もしますが、
栄養不足を感じていたので、フレッシュなものを補給!

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はちきれる程に食べた私達は、腹ごなしの散歩に
オマールが通っているスポーツクラブに連れて行ってもらいました。



入り口でオマールと一緒に入っていこうとしたら、
私と彼が止められました。
パスポートを見せてと言われたのでコピーを見せると、
(パスポートはブラジル大使館)
入場料を請求してきました。



オマールが「中を見るだけだよ」と説明してくれましたが、
それでも払って、とのこと。
二人で600円くらいだったので払おうとすると、
オマールがちょっとキレだしました。

 オ: 「この人たちは僕の友人だ。
     スポーツをしに来たのではなく、ここを紹介しようとしてるだけ。」

 クラブ:「でも外国人なので、約600円を払ってください。」

 オ:「そんなのおかしい!エジプト人でもお金を取るのか?」

 クラブ:「その場合は二人で約100円になります。」

 オ:「なにいーーー!?外国人だというだけで値段が倍以上違うじゃないか!」

 クラブ:「そういう決まりだから・・・」



・・・・・



というような会話をしたらしく、私達に説明してくれました。
どうやらエジプトには外国人値段というのがあちこちにあるらしい。



でもそういうことに大反対のオマールは反論して、
「エジプト人と同じ値段しか払わない!」
と言ってそのお金をおいて、私達を中に入れました。
クラブの人はちょっと困っていましたが、中に入れてくれました。



オマールは
 「僕は外国人がイヤな思いをするような区別は好きじゃない。」
と言って、醜いところを見せてごめんねと私に謝ってくれました。



私はちょっとビックリしましたが、彼が言うには

 「オマールはエジプトが好きだから
  僕達にもなるべく居心地よく過ごしてもらいたいんだよ」

と言っていました。
エジプト大使の息子としてあらゆる国に住み、
その国の人に誇りを持ってエジプトを紹介してきたオマールさん。
だからこそいいエジプトを見てもらいたいし、
そうなって欲しいと願っているんだな~と感じました。




さて、スポーツクラブは想像していたジムのような施設でなく、
大きなプールも何面ものテニスコートも乗馬スペースもある、広大なもの!

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彼はテニスでプロを目指していたこともあるようで、
クラブでも有名人らしい。何人もの人に挨拶されていました。



それにしても中にいる人たちは明らかに上流階級!
オマールさんもそうだけど、私達が接触した多くのエジプト人とは違う!
色んな意味で現地人らしくないというか、アメリカ人みたいというか。



洋服はインターナショナルブランドで、英語をしゃべって、
話題も国際的な感じ。
経済や文化を通じて日本のこともよく知っていたりします。



オマールは英語、フランス語、スペイン語、アラビア語などが話せます。
それだけでなく、色んな国の文化にも精通しています。
3ヶ国語をあやつる彼がすごーい!って思っていたのですが、
世界はもっと広くて、旅に出てからオマールさんのような人に何人も会いました。




自分のドメさ加減が身にしみます。。。





気を取り直して、クラブの後は
ハーン・ハリーリというお土産マーケットに行きました。
観光客が立ち寄るスポットで狭い路地にたくさんのお土産が並びます。

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さすが観光地、日本人の心をくすぐる努力が見られます。
「バザールでござーる」「さっぽろ一番!」「山本山」と、
誰から教えてもらったのか、訳は分からなくてもとにかく話しかける!




ちょっと反応に困ったのが「ナカムラ」。
ナカムラって言われても・・・どうしよう私。
ちょっとした挨拶だと思っている人もいて、
すれ違う時に笑顔で言う人もいました。




日本語の記載、日本語で挨拶、日本人を褒める、ここまではよくありますが、
エジプトに来てかたよく展開されている声のかけ方に気づきました。
挨拶だけで終らないように、会話形式にもっていくのです。



 「日本のどこに住んでいるの?」・・・こう言われると大抵答えてしまうもの

 「おー偶然!!!そこには私の弟がいます。」・・・偶然にちょっと嬉しい

 「そこで働いて、日本人の女性と結婚しました。」・・・良かったね~おめでとう~

 「なので私は日本大好きです!」・・・そっか、日本になじみがあるのね

 「これ見て、日本人みんな喜んで買っていくものです」・・・どれどれ見てみよう

という感じ。




何度もこの会話に付き合うと、
途中から今後の展開がどうなるか分かります。
エジプト人、どんだけ日本に親戚いるのよ。




さて、夜遊びの最後にカフェに行きました。
ラマダン中のカイロの夜はとっても賑わっています。
12時もまわったのに、道路が渋滞するくらい!




丘の上の素敵なオープンカフェで音楽を聴きながらお茶。
エジプシャン音楽を聴き、月を見ながらエキゾチックな夜を満喫しました。
今日一日はじゃ話は尽きないとのことで、明日も会う約束をしました。




会計をしてもらおうとしたら、なかなかウェイターさんが来ない。
30分以上の待たされたので、代金+チップを置いて出て行きました。




駐車場に向かっていると、ウェイターが追いかけてきたのです。
私達のお金は十分に足りているはず。
どうしたんだろうと思ったら、
またオマールさんとウェイターが早口なアラビア語で話始めました。




またちょっとした言い合いが始まりました。
私は心臓がドキドキしてきて怖くなったので彼の後ろに隠れました。




大声でケンカするようになったらどうしようって心配していたら
二人とも興奮してるけど意外に声の大きさは普通。
周りの人も関心なさそう。それに慣れている感じ。
最後には二人とも納得した様子で別れました。




なんだろう、これって???
ようやく全てが解決し、オマールさんはまた私に謝ってくれました。
 
 「でもねエジプトではよくあること。お互いの主張はこうやってする。
  ケンカじゃないよん。」

と、明るい顔で言っていました。





ホテルに帰って、地球の歩き方をみていたら

 「エジプト人は短気な人が多い、変だなと思うことで言い合う自信があったら
  言い合って解決してみてください。」

みたいなことが書いてありました。







今日一日でエジプトのまた新たな一面が見れて、楽しかったな~
華やかで長い歴史のあるエジプト、奥が深いです。



 

エジプト:大使館と博物館 







カイロ二日目・三日目は大使館めぐりでした。





エジプト→ケニア→南ア→マダガスカル→南ア→ブラジル・・・
という行程でチケットを持っているのですが、
ブラジルのビザをまだ持っていないのです。




ケニア、南ア(ヨハネスブルグ)で大使館街に行くのは危険がありそうとのことで
カイロで申請することにしました。




ブラジルのビザってけっこう面倒なんですね。。。




まずは日本大使館に行って書類をもらいます。
しかし、外は暑い!!!
35度は確実に超えています。
交通手段はあくまでローカルに、地下鉄を使っていきました。
昼間は危険を感じることもなく、スムーズに乗れました。



発行に一日かかる為、大使館には二度行くことになります。



その書類を持ってブラジル大使館に行きます。
そこでは書類記入、大使館からのレター提出、お金の支払い、
そしてブラジルに入る&出る時のチケットを両方見せるか、
銀行残高の証明を持っていくとかナントカ、面倒なことがあります。



私達はブラジルからペルーまで陸路で行く予定なので
入国する時のチケットしかありませんでした。



とりあえず行ってみよー!と言うことで、
チケット、書類、パスポート、お金、トラベラーズチェックを持って行きました。




日本大使館から書類を持ってブラジル大使館直行。
ラマダン中の為早く閉めるらしく、私達が最後のお客さん。




ちょっと緊張して書類を全部出すと、

 「これではダメ、あなたの銀行残高の書類が欲しい」

と言われてしまいました。。。

 「今日はもう終っちゃうけど、すぐ出すなら待つわよ。」

みたいなことを言われたので、
また猛暑の中ここまで来るのがイヤな私達は
何とか今日中にすませたい一心で大使館を飛び出し、
近くのヒルトンホテルに走り込みました。




ビジネスセンターのネットで
彼が使っている銀行の残高が載っているページを打ち出しました。




二人とも必死&ちょっとした敏腕秘書のよう。



それを持ってまたブラジル大使館に行くとすでに閉まってるーーー!!!
もちろんこのままでは引き下がらず、
守衛の方に事情を話し伝えてもらうと、入れてくれました♪




書類は受け取ってもらえて、やっとビザが申請できました。
出来上がるのは・・・一週間後!!!えー長いよー




パスポートを取り上げられてしまっては遠出も出来ないので、
しばらくエジプト内とカイロで缶詰になることを覚悟しました。




自由に動いてきた私達にとっては初めての「足止め」。
こうなったらエジプトを楽しまなくっちゃ!





・・・・・・



まずは国立カイロ博物館に行ってみました。
エジプト美術のコレクションでは世界一なんですって。
 
博物館正面、暑い~まぶしい~
 IMG_1817.jpg

 


中に入って納得。
ゴロゴロたくさんあります。
本当にゴロンと、その辺においてあるような転がっているような感じ。
それが所狭しと並んでいて、おまけに説明書きがほとんどない。
見ている方は何がなんだか分らない感じです。



そしてクーラーもない!
なのでこの季節に訪れるのは暑いです。



本気で知りたい人はガイドさん付きのツアーが良いと思います。



私がある石像を見ていると彼が不意にそれについて説明し出したので、
どこで勉強したのーー!?すごいじゃーん!!!って思ったら
スペイン人のツアー客の後ろでちゃっかり説明を聞いたそうでうす。



いかにも聞いてないフリで聞けるのって、なんかうやらましい。
スパイにでもなれそう。



2階の奥の部屋にあるツタンカーメンは
見事なゴールドが光っていました!
あとは印象が薄かったかな~




ホテルに戻って彼はメールをチェック、私はカイロ周辺のリサーチ。
すると、彼がフェイスブックで見つけたアドレスにメールを出した
高校時代の親友がエジプトにいることが判明!!!




その人は在グアテマラ・エジプト大使の息子で
高校時代いつも一緒にいた友達だそうな。
スイスで国連の仕事をしているっていう噂だったので
エジプトにはいないだろうな~と思いつつ、
私達がカイロにいることを知らせてみたようなのです。




彼はスイスでの仕事を辞め、エジプトで仕事をしていて
カイロに住んでいるとのこと!!!
是非会おう!ということになりました♪




タイで会った学生の時の友人やなちゅーるさん
インドで会ったタリカ、
イエメンであったレミ、
普段会えない友達と短い期間でこんなに会えるのは
貴重な、かけがえのない機会です。



きゃーーー!こういうイベント、ハイになりますね~!!!
ローな感じで始まったエジプト、良いことみつけて楽しまなきゃっ♪



高校卒業から会ってないので約15年ぶり。
「お互い分るかな~?」と心配していたので、
「会う時の服装とか、持ち物とかメールで教えてみたら」
と言ってはみたものの、それってあやしい^^;
とりあえず、明日会う約束をしたようです。




明日が楽しみ~♪
そして今夜も蚊と戦いながら寝ました。。。





■最近の食べ物&体調・・・水をたくさん飲んだり水物を食べているせいか、
                 だるい(暑い!)。
                 パン、バター、ジャム、はちみつ、ポテトフライ
                 フレッシュな野菜が不足している(サラダなど)

エジプト:スイッチ 

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写真:エジプトのギザのピラミッド前にて、ラクダの正座?






愛しのサナアを出て、エジプトのカイロに来ました。






飛行機から見た街の景色からして、大きな都市があることは間違いなく
イエメンの土っぽい田舎っぽいところがしっくりきていた私達は
ちょっと圧倒されていました。



エジプトの勉強をしようと、ガイドブックを読んでいると
毎度のことながらスリ、テロ、主なだましの手口などが書かれていました。



ドバイ、イエメンに継いでイスラム国は3カ国目でしたが、
その中でもエジプトが一番滞在が長くなりそうで
テロなどもよく聞いていたので私はビビッていました。



これも毎度のことながら、初めての国の空港に着いた時は緊張します。



今回の場合、この緊張はすぐにストレスに変わりました。
まだ到着ロビーに着いていない時からホテルの勧誘の人がいるのです。
何でここに入れるの?っていうところ。




到着ロビーで荷物が出てくるのを待っている時にも、男性がしつこくホテルの勧誘。

 「えくすきゅ~ずみぃ~♪」
 (ねっとりしてちょっと嬉しそうな声、あきらかに私達に向けた言葉)

 「日本人?僕日本人大好き!
  何日いるの?
  どこいくの?
  それだったら良いホテル知ってるよ~」
 


もちろん私達が日本人だと分っているので、ちょっと値段も高め。
ガイドブックや世界一周をしている方々のブログを見ると
エジプトは安く泊まろうと思えばインドと同じくらい安く泊まれるらしいので
(何百円という感じ)男性が言っている事を軽く無視。



でも、しつこい!!!!!!
私は疲れていたのでその人に頼もうかと思い始めてしまう。。。
彼は「マキがそう言うなら・・・」という感じでその男性と交渉してくれました。




そしたら、信用できないくらい良いことばかりを並べる・・・
と言うことで彼が断ると、勧誘していた男性に

 「旅慣れていると思うけど、そんなに疑わないで。
  少しは人のこと信用したほうがいいよ~」

と言われたらしいです。
それを聞いて緊張も疲れも溜まって、かなりムカっときた私。
彼もイライラしている感じ。




ずっと一緒にいて気づいたことなのですが、
彼には面白いほど私の気持ちがのりうつるのです。
私が嬉しそうだと、彼も嬉しそう。私が怒っていると彼もイライラ。
きっとお互い様なのかな。




彼は小さい頃からサバイバルなところ?(グアテマラ)で育ったので、
ちょっとやそっとの出来事には驚かないし、緊張もしません。
今回は私の緊張・怒りが彼に伝播したのでしょう。




私は自分の中のイエメンスイッチを切り、
慌ててスリランカ&インドスイッチを入れてみました。




なんだかしっくりくる!
忘れかけていた感覚が戻りました(できればこの感覚に戻りたくない)。
人がたくさん寄ってきて、
褒めてみたり、ナンパしてみたり、いい加減なこと言ってみたり・・・
(もちろん良い人もいます!それはどこでも同じですね)





夕方だったのですがバスなどを使ってカイロの街に行き、
歩いてホテルを探すことにしました。




バスの運転手、乗り合わせた人々、道を聞いた人など
ローカルな人は優しいな~
アラビア語が主の国民に英語で聞いているのにも関わらず、
一生懸命説明してくれました。




夜もふけてきて、やっと宿がきまりました。
イエメンで不要なものやお土産を少し日本に送ったので、
リュックは少し軽くなったのですが
それでも暑い中20キロ背負って歩くのは辛かった~。




宿でゆっくりしようと思ったら、オーナーのおやじが来ました。
オプショナルツアーの勧誘です(ピラミッドツアーや郊外へのツアー)。
色々説明してくれるのですが私達には興味なし。
優しい彼はおやじの話を聞いてあげていましたが、
私は調子が悪いと言って部屋に逃げてきました。




寝ようと思ったら、蚊がいる~!
しかも蚊取り線香がきかない~!!!
よく部屋をみたら、壁に蚊がびしゃっとくっついている跡がいっぱいありました。
ここに泊まった人たちみんな蚊と戦っていたのね・・・




よく見てから部屋を決めるんだった。。。




部屋に帰ってきた彼と、ストレス満タンのまま寝ました。
なんだかうまくいかないエジプト初日だったな~





■参考info・・・VISAは空港で15ドル払うとシールをくれるのでそれを貼る。
         (変わり得るので最新情報は確認してください)

         空港からカイロ市内へのバス(356番)は途中で乗り換え。
         バスの番号はアラビア数字だったりで分りにくいので
         数字だけでも覚えていくか(後々役立つ!)、人に聞こう!



         

イエメン:学校訪問! 

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サナア旧市街にある学校





この旅の間にやりたいことリストに


   「現地の学校を見学したい」


というのがありました。
小・中学校でも大学でもいいので、
見てみたいな~と漠然と考えていました。






旧市街を歩いている時に、何気に大きな建物に目をやると
子供達が続々と中に入って行く姿が見えました。



学校だ!と思い、恐る恐る門に近づいてみました。
思いっきり旅行者の格好だし、どうみても学生や先生っぽくないし、
見学なんて無理よね~って思っていると・・・

 学校関係者: 「中に入ってみたい?」

 私:「ぜひ!」

 学:「どうぞ!どうぞ~!」

ということで、あっさり入れてもらえましたー。



もちろん、イエメンの学校全てが
このように受け入れているわけではないと思います。
声をかけてくださった方は教育熱心な方で、
自分達の学校を誇りに思っている素敵な教師でした。



私達に臆することなく話しかけてくださったこの先生は
英語が上手!
そういえば街や観光地で子供達が英語で話しかけてくることを思い出し、
そのことを話すと、

 「イエメンでは今、子供達の英語教育に力を入れている。
  人口に対して15歳以下の子供の数が約50%を占めている(!)。
  この国の将来はまさに子供達にかかっている・・・」



という内容のことを話してくださいました。
15歳以下の人口が半数って、すごい割合ですよね。




私たちはこの先生に学校内を案内してもらうことになりました。
学校のこと、子供達のことについて色々教えてくれました。



まずは気になる学校での食事のこと。
今はラマダンの為、もちろん学校でも食事はないです。



普段はカフェテリアに集まって食べるらしいのですが、
家から持ってきたおかずにパンを買って合わせて食べたりするらしいです。
パン以外は手作りが多いと言っていました。



そして、教室に入った途端になんか違和感???
なんだろう、何かが違う、、、
そうだ!そうだ!この教室には男の子しかいない!!!
男女別々はここでは当たり前だけど、こんな小さな子まで別にされるんだ~
小さなショックを受けました。




そのことを彼がちょっとつっこんで聞くと

 「その話題にはあまりふれないでほしいな~」

と、先生も苦笑い。




子供の英語教育に力を入れ、まさに改革派として
イエメンを活性化しようとしている(というように見える)先生も、
深い部分には入り込めない見えない闇のようなものを感じました。。。




勉強している内容をちょこっと見せてもらいました。
 
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どちらかが算数で、どちらかがコーラン(イスラムの経典)のクラスだった気がします。
アラビア文字一色の教科書は、数字もアラビア数字です。
上下さかさまって言われてもわからないかも~




学校には校庭もあって、スポーツも教えているようです。
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初めての、そして突然の学校訪問はとても有意義でした。
イエメンという国にとって子供達はまさに財産。
これからの若者に注目です!




それにしても、子供達の笑顔が無邪気で可愛い!
クリクリの目は透き通っていて、肌もキレイ!
↓彼が簡単なカードマジックを見せているところ。みんな夢中。
↓レミを撮ろうとしたら「僕も~!」って言って入ってきた。

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↓こらこら、そんなもの持ってはいけません。
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女の子もいましたが、写真には写りたがりません。
小学校高学年くらいからアバヤをまとうらしいのですが、
まだアバヤをつけてない女の子はそれはそれは可愛かったです。



そのうち、私達の中に
「こんなに可愛い子達を産む女性はどんなにキレイなんだろう?」
という疑問がわいてきました。



レミに聞いたら、

 「確かにアラブ圏の中でもイランやイエメンの女性はキレイって言われている。
  ラマダン中の夜はお祭り状態になって、
  その時に女性も顔部分のアバヤをとるらしい。
  その時にはきっと話すこともできるかも!」

と言っていました。



こうなったら眠くても夜繰り出すぞーーーー!
ということで、レミと彼と3人で夜の旧市街へ。

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写真はあと2枚くらい撮りましたが、基本的に女性を写すことはダメです。
なので女性がはけたところを狙って写しました。



そして確かにいました!お顔を出しているイエメン女性!!!
クリクリの目なんだけど強すぎず、鼻がすっと通って、バランスがいい!
レミの言う通り、キレイだわ~


なんて思いながら歩いていたら、すれ違う女性達に声をかけられました。
ここでは女性は女性に声をかけられますが、
男性は女性に声をかけることはタブーなんですって。


でも!でも!
アバヤ女性はその見た目からなんだか怖くて、
同性として話も出来ずに残念に思っていたので、
声かけられてとっても嬉しかったんですーーー!


3人組の若い女性達はアラビア語で何か言っていて、
興奮した様子で私の手を握って嬉しそうな笑顔を見せてくれました。
私も心臓バクバク、大興奮ですよ~!



私が身につけていた何かが気にいったようでした。
なーんだ、イエメン女性もアクセサリー好きは同じなのね~♪



今まで目しか見えなかった女性の明るい笑顔をみて、
ホっとしたような、そんな気持ちになりました。



それからおばあちゃんの二人組みにも声をかけられました。
またアラビア語でなにやら言っているのですが、

 「アバヤをつけなさい。あそこで売っているわよ。」
 
というような内容だったと思います。
まるで孫をさとすかのような優しい声。



確かに、帽子をふかくかぶっていても髪の毛はちょろっと見えていたかも。
気にする人は気にするので、イスラム圏での旅行は気をつけなきゃね。
わざわざ注意してくれてありがとーー!





イエメンの子供からおばあちゃんまで、3世代の見学でした。




●おまけ:こんなのが空港に売っていました。
      イスラム・バービー?
  
  IMG_1765.jpg

 


■参考info・・・サナアの空港2階にはくつろげるスペースがある。
         wi-fi使用可能(無料)
         
         ラマダン中は昼間に流しタクシーが走っていないことが多いので
         空港に向かう時などは事前に予約した方がいい。

         入国時のビザ取得は空港で発行してくれた
         (変更するかもしれないので直前に要チェック)。

         現地通貨に両替してから払うと若干安い。

イエメン:食べ物観察 

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写真:日没後に開かれたフルーツ屋さん





私達が見た&食べたイエメンの食をリポートしまーす!





ラマダン中は食が細くなるかと思いきや・・・その逆!
多くの人々は通常よりも食費が上がり、摂取カロリーも増すんですって。



あれ?ラマダンの本来の意味って

 「貧しい人たちの身になる、
 日頃の恵み(それをもたらしてくれる神)に感謝する


っていうようなことだった気がする。。。




もちろん、ラマダン中のイスラムの人々はいつもより宗教色が増して
ボランティアやお祈りなどに懸命に取り組んでいます。




普段よりも一生懸命に活動するからこそ、
日没後の食事が待ち遠しいのでしょうかね~?!




日没後にイフタールを食べて、デザートをしっかり食べて、
夜明け前にスフールという食事をします。
食べられる時間が限られていると、やはり必死になるものなのかな。
食べることに一生懸命で、忙しそうです。





イエメンの主食は主に小麦だと思います。
クダムと言われるパンが美味しかった~

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食に詳しいおじさんに聞いたら
クダムは全粒粉、コーンフラワー、メイソン(?)、水、塩で作られていると言っていました。



たぶん無発酵で作られていてるのですが
しっとりしていて、香ばしいかおりがして、粉の味がして
美味しいのです~!!!



一つ約10円くらいのクダム、エジプトに発つ前にたくさん買い込みましたっ
そのままでも美味しいけどピーナツバターにつけたり、
フムス(ひよこ豆のペースト)と一緒に食べたりと何にでも合う♪



その他にはホブスと呼ばれるナンのようなパンもあります。






野菜はジャガイモが豊富!
色とりどりのジャガイモがありました。
チップやフライはどこにいってもあります。
↓ジャガイモ、ラデュッシュ?
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サルタと呼ばれるイエメン独特の石鍋料理、
ベジ使用にしてもらってジャガイモバージョンで食べました。

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通常はラムが入っていて、その他にはトマト、豆、卵などが入っています。
シチューのようなサルタと、ナンをちょっと重くしたようなパンと一緒に食べます。



サルタのお味は香辛料が効いてて、辛い!
でも温かいスープって、久しぶり~
ホテルでもポットがあるわけじゃないので味噌汁も飲めないし、
水分はジュースか水だったから、このスープは嬉しかった!!!



私達はちゃんとした(?)レストランではなく、
地元の人が行く定食屋のようなお店によく行きました。
そこにはイエメンB級グルメがたくさんあるんですよ~



お肉を使ったものも多いのですが、言えば出来るだけ対応してくれます。
B級グルメ好きの彼は大喜び♪



私がやみつきになったのは・・・

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ムトンパックというパイのような薄い生地に野菜を包んだもの。
これは毎日食べていた大のお気に入り!!



作り方を教えて~!というと、丁寧に実演してくれました。
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 強力粉を水でこねた生地を薄く伸ばし、表面に卵を溶いたものを塗ります。

 中心に春巻きの皮のような生地を乗せ、
 その上に塩で味をつけたトマト、ニラ、オリーブオイルを乗せて端を折りたたみます。

 鉄板で焼いて出来上がり!




下ごしらえの後は、作り方はシンプル&とっても美味しいーーー!
日本に帰ってからも作ってみよ~♪





それから、食べ物?とは言わないけど、
イエメンには独特の嗜好品があります。


 
それが、カート
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毎晩行っていた食堂で、おじさんが
カート(緑の茶葉のような葉っぱ)を彼にすすめているところです。




カートは噛みながらコーラとか水を飲んでそのエキスを楽しみ、
噛んだ後は口の奥歯の方に入れていきます。
ベテラン?になると、チュッパチャップスよりも大きな丸い塊を
ほっぺに入れているような状態になります。




私も試しましたが、ただの草を噛んでいるような感じ・・・
葉・緑・素!っていう味です。
楽しくも、美味しくもなく、
10分くらい口にいれておいただけでやめてしまいました。




このカートは軽い興奮作用があるらしいです。
ちなみに私達は次の日のお腹がゆるかったです。








・・・・・・


イエメンの食べ物観察をしていて感じたのは

  
  「祈りの為の食事


ということです。




祈りの為の食事、というのは、ラマダンという特別な時期に
イエメンに滞在していたことがそう強く感じさせたのだとも思います。



国民がほぼ全員一斉に昼間の食事を絶つなんて、
日本では考えられません。



イスラムの教えに忠実に・信念を持って取り組んでいるからこそ
食事という当たり前の、一生続く、ありふれた日常までもが
変えられるんですね。



ラマダンという時期をイスラム教の人々が一斉に行うことによって、
集団の一体感を見出すという効果もあるようです。




それから、イスラム教の教えと食べ物の関係でもう一つ特徴的なのが
飲酒が原則禁止というところが多いのです。




宗教色が強いイエメンでは、もちろんお酒はまったく売っていません。
高級ホテル以外にはお酒は一切みかけませんでした。



お酒は陰陽で見ると、他の飲み物に比べて陰性の強いものです。
陰性の強いものを飲めないとなると、それがいらないような食生活なのかな?
と思ったら、そうでもなさそう。



豚肉以外の羊や牛や鳥肉、卵はよく食べるし
お料理の味付けも濃いものが多いのです!
そもそも外食するのはほぼ男性、
そして作っているのも男性、
なので、塩辛くなってしまうのでしょう。



それでは、どんな陰性でバランスをとっているかというと・・・
甘ーーーーーーいお菓子、トロピカルフルーツ、ドライフルーツ、
清涼飲料水、コーヒー、カート、などです。




 甘いお菓子はたくさん種類があって、どれもたっぷりの砂糖が使われています。
 その上ハチミツまでかかっていて、サックリパイがどろどろに包まれていたりします。
 夕暮れから夜になるとお菓子屋さんが賑わいます。
 手作りのお菓子を何度か食べましたが、
 本当にめまいがするくらい甘いです~。



 フルーツは上の写真にもあるように豊富!マンゴーが多いかな。



 ドライフルーツで有名なのが中東名物デーツ(なつめやしの実)!
 ラマダン明けの日没過ぎて最初に食べるのがこのデーツなのです。
 そういえば、ドバイで夕方に乗ったタクシーの運転手さんが
 デーツ片手にソワソワしていたな~。
 その後嬉しそうに頬張っていました。
 ↓デーツ屋さん、とにかくデーツだけ売ってる。
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 清涼飲料水の代表はやっぱりコーラ、どこにでもありますね。
 ジギティーというしょうがと砂糖をお湯で割った飲み物を食堂で飲んだりしました。
 これも、眉間にシワが寄るほど甘いです。



 コーヒーは結構美味しいんですよ~
 旧市街にある趣のあるレストランではこんな入れ物にコーヒーが入っていました♪
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 カートは生葉、そしてその作用は軽いお酒を飲んだようなもの。
 他の国では禁止されているんですって。

 でも!イエメン人にはなくてはならないもの!
 それは時にイエメンの経済成長を阻んでいるとさえ言われます。

 カートに収入の1/4~1/3くらいかけちゃったりするんですって。

 しかも、ランチの後はカートタイムでみんなダラーっとしちゃって、
 仕事はというと好きなカートばかり育てて、でも輸出できなくて、、、
 という状況らしいです。




以上のように陰陽の物差しで見てみると、
両極端なものが多いように思いました。




質ってところでは、農薬の使用が気になる。。。
農薬に関しては気にしている人が少ないようでした。
(地元の人誰に聞いても分からなかった・・・)






・・・・・・


イエメンの食べ物って来るまで想像つきませんでした。
いわゆる「発展途上国」によくある地産地消はここでも見られ、
当たり前に大量に捨てることもなく、無駄なく、
食べ物を大切にしているようでした。





クダム(パン)、ムトンパック(野菜のパイ)は絶品だったな~!




■参考info・・・サナアの郵便局から日本に荷物を送れます。
         ダンボール・ガムテープ(入り口で売っている)は持参してください。
         5キロで約4500円ほど、航空便のようです。





イエメン:レミと郊外へ② 

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写真:ワディ・ダハールの町を見下ろす






郊外への旅、
まずは首都サナアから車で約30分のところにあるワディ・ダハールへ。





ロックパレスと呼ばれる、絵本から出てきたようなお城があります。
お城が育ってるみたーい!青い空に伸びていきそう!

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外観も個性的ですが、中も凝っています。
階段の端々に部屋がいくつも現れて、想像以上に入り組んでいました。



その階段、ちょっと段差がキツイ。
高度が高いところにいるので、普通に上っても息が切れるっ
そして各部屋の入り口は、幅が広くて天井が異様に低い!



レミは背が高いので、階段はなんなく上っているけど
部屋に入る時には腰から曲げなくては入れない。



・・・ということは、このお城の主だった人は
足が長くて、太っていて、そして背が低い??!!



みんなでこんな想像をしながら、お城を歩いてきました。




キッチンと思われる場所にはかまどがあり、
ひんやりした場所には今で言う冷蔵庫のような、食料貯蔵庫がありました。

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ワディダハールの町を出て、次はシバームとコーカバンへ。



道の両端は砂漠のように乾いていて、
対向車がくるとものすごい砂埃に包まれます。
運転が上手い&荒いマヌアさんの横で、車酔いと砂と戦っていました。
シートベルトがないことなど、全く頭にありませんっ



途中、関所があってパーミットを渡すとなんなく通してくれました。
旅行者の間では
「パーミットは要らない」
「パーミットがあっても通してくれなかった」
など色々聞きます。

「その時の政情や族間の摩擦にもよるのかなー。」って言ったらマヌアさんが
「アイワ、アイワ。(Yes,yes)」
って言ってました。




シバームとコーカバンは双子の町です。
コーカバンは崖の上にある町、シバームは下にある町。
まずはシバームへ。

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ラマダン中なので、私達も遠慮しようと思ったのですが・・・
やっぱりお腹が空いたーーーー
マヌアさんに言ってみると、
町に一つだけラマダン中でも食事を用意してくれるところを紹介してくれました!




ロックパレスの一部屋のような、コテコテの部屋でランチ♪



マヌアさんは日中食べられないのに、
食事や水を目の前にしてもなんとも思わないらしい。。。
マヌアさん、食事の面倒もみてくれてありがとう!



食事の代わりに(?)、マヌアさんは「別の部屋で寝てくるね~」
と言って行ってしまいました。



日没と共に食事をして、その後デザートも食べて、朝日が昇る前に「夕飯」を食べて、
それからやっと寝るので昼間はとても眠いんだそうです。



ランチを食べながら、バーレーンに数年住んでいるレミが
アラブのことやイスラム事情を教えてくれました。

  アラブの女性の外見は黒いアバヤで隠されているけど、
  中の服はとても派手できらびやかなこと。

  そして女性は虐げられていると思われがち。
  でも、表にでない女性社会の中では奥様同士の集まりなどもあって
  楽しんでいる人も多いらしい。

  イスラム教は点数制のようなところがある。
  例えばラマダンのような宗教色が強い時期にボランティアなど良い行いをすると
  それだけ点数がたまる、みたいな。




レミのお陰で、不思議いっぱいのアラビアが少しだけ見えてきました。
そして優しいレミは

  「日没後の初めの食事はイフタールと言って、
   家族や親しい仲間と集まって食べる大切な食事なんだ。
  
   マヌアさんのイフタールに間に合うように、日没前までには帰ろう!」

と言って、スケジュールを前倒しで観光することを提案してくれました。
そうしよーそうしよー!




さっそくランチを済ませて、崖の上にあるコーカバンの町へ。




コーカバンはまるでラピュタの世界!
本当に崖の上に町があった!


双子の町は仲良しで助け合うようになっていて、
戦争などの争い事が起きた時には
シバームの町からコーカバンの崖の上に避難するらしい。


コーカバンの町には崖の上にも関わらず
病院、モスク、学校、商店、・・・など
日常に必要なものはたいていあるんだそうです。



左:コーカバンの町、右:シバームの町を見下ろす
  IMG_1696.jpg  IMG_1692.jpg



このあと、スーラの町を訪ねました。
このあたりはどこにいっても土色の大地と子供達の笑顔に包まれています。



田舎というか、本当に原始的な生活が感じられます。



子供達は観光客が来ると、よってたかって話しかけてきます。
優秀な子は観光客に合わせて言語を変えたりするんです!



「何かちょーだい!」「これ買って~!」「チップ!チップ!」
この景色に浸りたかったけど、そんな雰囲気になれず・・・
マヌアさんの食事も近づいているので、サナアに戻ることにしました。



サナアを一歩でると、
イエメンには地球の「素の姿」とも言える大地が広がっています。
生まれて初めて見る光景に、絶句してしまうほど。。。
帰り道の夕日にも、ため息がでました。

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サナアに着いた時には既に日没後。
にも関わらずおおらかな笑顔で運転してくれたマヌアさん、ありがとー!!!





■最近食べたもの・・・ポテトチップ、卵の入ったココットのようなもの、
              ナンのようなイエメンパン、ざくろ、マンゴージュース
              野菜不足!

■最近の体調・・・お通じが出ない、お腹が重い、髪の毛や肌が乾燥してる

■参考info・・・ネットカフェはいくつかあります。安いです。
         日本語が入っているものもありました。
         自分達のPCを使いたかったのでお店の人に依頼したら、
         始めはダメって言われましたが
         「日本語の難しいところはこれでないと打てない・・・」と言ったら
         つないでくれました。


イエメン:レミと郊外へ① 

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写真:イエメン、サナアの旧市街にて。身長・・・左 2mちょっと、右 179cm





ブログでもご紹介したことのある彼の古い友人レミが、
イエメンまで会いに来てくれました~♪




この旅の目的の一つ、「世界中にいる友人に会う」ことは
私達にとってワクワクする楽しみなイベントです!




レミはフランス人なのですが、今はバーレーンで働いています。
ドバイでも会えたのですが、レミも「イエメンを訪れてみたい!」と
言ってくれたのでイエメンまで来てもらいました。





まずは一緒に旧市街をお散歩!
首都サナアの旧市街と新市街の主なところだったら、徒歩で観光できちゃいます。
時間も2日あれば十分なくらい。
石畳の、細い、規則性のない道を、
方位磁石を頼りになんとなく歩きました。

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旧市街はとても良い雰囲気のある建物ばかりで、
ため息がでてしまいます。



建物の茶色の土壁には白いレースがかかっているかのような施しがあり
窓はステンドグラスが埋め込まれているところがあり
とっても可愛らしいくて美しい景色なのです!!!




この風景を写真で見て、
「いつか絶対イエメンに行きたい~!」って思っていたので
感動もひとしおですっ



 
例のごとく、昼間は静まりかえっています。
観光客はほとんどみかけません。
私達は旧市街にある、ラマダン中の昼間でも食事を出してくれる
ホテルのカフェに行きました。
(英語が通じる。部屋も可愛い~)

 IMG_1583.jpg  IMG_1535.jpg



そこで久々に旅人発見!お互い嬉しくなって話をしました。
フランス系のイギリス人カップルとの会話は、フランス語&英語に。。。
ラオスでスペイン語会話の生活をした時のように
ここがどこか分からなくなる感覚になっていきました。



こういうスーパーインターナショナル(?)な世界に入り込みたいけど
会話についていけないんですよね~



グアテマラに生まれ育ち、アメリカの学校と会社に入った日本人の彼と
付き合いだしてから、このたぐいの場面はとても多いのです。



初めはいじけそうだったけど、今はとりあえずスマイルスマイル~♪
そして等身大の自分でいいのだと割り切り、
知っている単語や分かる文章を拾って会話にうまく入ればまずはOKかな。
ふ~カロリー使うわ。
毎度勉強になります。



出会ったこのカップルのように、
観光客はイギリス人やフランス人など、ヨーロッパからが多いようです。
なので、イエメンのガイドさんは英語の次にフランス語が得意!
アラビア語を入れると4か国語を操る人も珍しくありません。



彼らはガイド兼ドライバーを雇って、郊外へ4泊5日の旅に出るところでした。



私達も郊外に行ってみよう!ということになりました。
ホテルでドライバーを紹介してもらい、
一日車貸切ツアーを55USドルで交渉成立!
車もおんぼろでなく、トヨタのカムリとのこと。



イエメンでは外国人が首都サナアから離れる時にはパーミット(許可証)が必要になり
いちいちツーリストポリスオフィスに行って発行してもらわなければなりません。



乗り合いタクシーで行くとローカルだし安上がりには済みますが、
自分でパーミットを取ったりバスを乗り継いだりと時間がかかります。



今回はドライバーさんにパーミットの取得をお手伝いしてもらって
楽に行くことにしました♪



ドライバー件ガイドはマヌアさん。
笑顔がかわいい、ポッチャリ男性です(写真がなくてザンネン!)



さっそくマヌアさんと一緒にツーリストポリスへ行こうと車に乗り込み
シートベルトをしようとしたら、全く出てこないっ



彼に手伝ってもらって取り出そうとしても
ロックされて固定されているかのようにびくともしない。。。



それに気づいたマヌアさん、「何やっているのですか?」

 私:「シートベルトを出したいのですが」

 マ:「あーそれね。使ったことないから分からないな~。出てきた?」

 私:「えーーー!じゃあ急ブレーキかけた時危ないよ!」

 マ:「ははは!大丈夫だよ。僕の運転で事故はない。問題ないよ~」



・・・・・・



マヌアさん曰く、イエメンのシートベルトは「飾り」とのことです。



車酔い予防のため助手席にいた私は、ちょっと不安だったのですが
マヌアさんの「事故なんてありっこない!」って言うドンとした姿と
危なそうだったらレミと彼が後ろから守ってくれるという約束を信じて
もうどうでもよくなっていました。




「ツーリストポリスには友達がいるから手続きは早いよ~」
と言ってたマヌアについていくと、事務所の鍵が閉まっていましたっ



そういえば車がほとんどないし「休みかな?」と思っていたら
半目を開けて辛そうにした男性が出てきました。



こういう仕事の人でも、ラマダンだと昼間は寝ちゃうのね~
起こしてごめんなさい^^;



マヌアさんの友達はパパッと書類を作ってくれました。
これで郊外の関所で止められても大丈夫!(たぶん)



事務所を出て車に向かうと、さっきの事務所の方が走って追いかけてきました。
何事かと思ったら、「ボールペンを返し忘れたー!」と言って届けてくれたのです。



彼が書くものを探していたので貸したボールペン。
彼は「ごめんね」と、ゼーゼー言いながら
眠気が覚めてしまった笑顔を見せてくれました。



標高2000メートルなので、走るとかなりゼーゼーします。
眠いのに、お腹も空いているのに、水も日没まで飲めないのに・・・
イエメン人の正直なところに触れて、また嬉しくなったのでした。





さて、準備は万端(シートベルトはないけど)!
イエメンのダイナミックを見に行ってきまーす♪





イエメン:涼しい~ 

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あっついドバイから、イエメンに飛んで来ました。





首都サナアは2000メートルくらいの高地にあり、
同じアラビア半島とは思えないほど
乾燥していて涼しいところです~




タイからドバイまでずっと暑くて湿気があるところを旅してきたので、
この空気だけでも元気が出てきそう♪




空港を降り立った時から明らかに違う空気の心地よさを感じていました。
旅の行程の中で、以前からすごく興味があって選んだ国、イエメン。
未知なところが多いので、好奇心に火がついていますっ




朝着いたので、ゆっくりホテル探し。
世界遺産にもなっている古い町並みが残っているところなので、
イエメンぽいところに宿を決めました。




色つきガラスをはめた飾り窓がかわいい!
(一泊20USドル)
  IMG_1445.jpg



天気も空気も最高に気持ちが良いので
外に出て街を歩こうと思ったのですが、
道路はガラガラでお店も閉まってる、まだ朝だからかな。。。




いや、違う!!!
ラマダンだからだーーーー




イエメンは保守的なイスラム教信者が多いので
ラマダン中はきっちりラマダン。
だから陽が出ている間人々はゆっくりすごし、
日没とともに食事が始まると、やっと街も賑わってきます。




昼間は街も眠っています。
ドバイのように観光客や外国人の為の配慮はあまりないようです。
(大きなホテルなどではいつでも食事ができるようです。)




私の体調がまだ不安定なので、私達もとりあえず昼寝。
日没を待って街に出ることにしました。




昼間なのに、車の音にも人々の声にも邪魔されず
静かなお昼寝タイム♪ zzzzzzz




・・・・・・




夜8時をまわった頃に繰り出すと、
昼間とはうってかわってとても賑やかな街になっていました。


 歩道は洋服や日用品を売るお店がズラリを並び、
 食堂では日没と共に始まった「朝食」を食べ終えた残骸が散らばり、
 古いランクルやハイラックスなど、見事にトヨタ車ばかり走っています。




生き返った街は、ちょっとしたお祭りのよう。
みんな嬉しそうなのが見ててわかります。




アラブだからってびびっていたけど
私達をジロジロ見る目がどこか穏やかだわ~♪




お菓子やさんがあったのでのぞいてみると、
店員さんもお客さんも、私達に興味津々。



こういう時は笑顔で挨拶!
「アッサラーム アレイクム(こんにちは)♪」



すると、目元がゆるんではにかみながら挨拶をしてくれました。
こういうちょっとした「恥じらい」が日本やラオスを思い出します。
あきらかに好感が持てる人たちだな~



ショーケースに並んだお菓子を指差して、カメラを出し、
「OK?!」って聞いたら、もちろんだよって顔をしてくれました。
撮りにくいものは目の前にお菓子をだしてくれて、
その姿は、自分の「作品」がカメラを通じて遠い国の人に見てもらえることを
誇りに感じているようでした。



撮り終わって「シュクラン!(ありがとう)」と言うと、
自分の髪の毛を整えて、胸を張り、
ちょっとはにかんでカメラと自分を指差しました。



とってもらいたいんだ~♪OKOK、もちろん!
とばかりに、店員さんの写真を撮って見せてあげました。
この写真欲しいって言われても印刷できないなーって考えていたのですが、
彼は写真に写ったことだけで、満足気。
  
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恥ずかしそうにしながらもとっても喜んでくれて(写真の顔は緊張している)
そしてショーケースから私と彼の分のお菓子をくれました!!!




自分を持ち上げてるわけではないですが、
日本人はどこに行っても「お金持ち」として見られるもの。
だから今までにもボラれたりだまされたりしてきたのに、
そのお金を取れる日本人に、気前よく

 「お菓子持っていきなっ」

ってできるこの人って、なんてかっこいいんだろう~!!!



日本人だろうと、何人だろうと関係ない!
気分が良い♪嬉しい♪、だからお菓子をあげよう!
という心意気のようです。
イエメンの人のピュアな心を感じた出来事でした。




でも、この人だけじゃないんです。
夕方の「朝食」時、歩道沿いに座ってやっと食事にありついている男性達が
「日没だ!お祝いだよ!食事一緒に食べていきな~」ってな調子で
誘ってくれたりするんです。




ホテルにいても、ロビーにいた時に日没が近くなったら
「私達の食事に招待したいのですが、いかがですか」って
声かけてくれるんですよーーー!





ラマダンだから(宗教色が強くなる)、というのもあるかもしれませんが
来て早々にイエメン人気質の心地よさを感じ、
今後がとても楽しみになりました~






■最近食べたもの・・・マンゴー、パイナップル、手作りポテトチップ、ポテトフライ
              炊き込みごはん、フムス、パン(クダム)

■最近の体調・・・お通じが減った


アラブ首長国連邦:ドバイ 

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晴天と嵐と雪が一度に起こったようなインドを去り、
ドバイに来ました。




Tarika家を去る日、体の調子はいまだ最悪・・・
熱はあるし、お腹は下ってるし、頭は痛いし、体力ないし、、、


空港までのタクシーに乗れるかどうかもギリギリな感じ。
これ以上悪化したらどうしよ~ ><


ドバイではとにかく体を休めることを中心に
観光や町歩きは後回しで行動する予定です。





写真左上:エミレーツ航空


 初エミレーツ航空利用でインドからドバイに行きました。
 

 私の中ではエコノミークラスでもバブリーなイメージの航空会社、
 一度乗ってみたかったんですよね~♪
  
 
 世界トップクラスの航空会社はさすがのサービス!
 クルー全員の共通語は英語でも、それぞれの出身地が違うので
 アラビア語、ヒンドゥー語、フランス語、ドイツ語、広東語、イタリア語、スペイン語・・・
 などなど、たくさんの言語に対応しています。


 きびきびした姿勢とスマイルを大切にクルー同士でも楽しんで乗務しているようでした。


 ソフト面だけでなく、ハード面も評価が高く
 エコノミークラスでもオンデマンドの画面がついており、
 映画、ゲーム、音楽などが好きなように楽しめます。


 英語とアラビア語、そして日本語でも画面対応しているところも良いですね!


 それから子供にあげるギフトも太っ腹!
 ぬいぐるみ、飛行機のオモチャ、トランプなどをガンガンあげていました。


 ドバイがバブリーなところっていうのは間違いなさそう。


 だってだって、ホテルも高いんです。
 安いホテルでも2万円くらいするのです。。。
 
 
 安宿もあるのですが、治安や風紀が良くない場所だったりして・・・
 
 
 私の体調が悪いので、
 こういう時には予算関係なく休もうということになりました。


 空港でホテルを探したら、インターネットよりも安い!!!
 通常3万円くらいする部屋が72ドルで予約できました♪


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   テレビがある~! 屋上にはプールがっ♪







写真:浜辺からドバイの街を望む

 
 右の方にある尖っている建物が、「ブルジュ・ドバイ」というビルです。


 完成すると世界一高いビルになるそうで、その高さは819メートルなんですって!


 このようにドバイは建設ラッシュに沸いています。
 富豪たちがこぞってたくさんのビルを建てています。


 それは砂漠の町に組み立てられたレゴブロックのよう。


 私はここに来るまで知らなかったのですが、
 ドバイって石油が出ないんですね~。


 夏の気温は50度を超えることもあるドバイでは、
 農作物もそんなに育ちません。

 
 雨はほとんど降らず、でも湿度がとっても高いのです。。。
 今のドバイは(9月上旬)、外に出ると危険を感じるくらいです。


 なのに、お金持ちの人たちがたくさん住んでいる・・・
 不思議な国ですよね。


 砂漠に作られたこのレゴシティに住む人々の
 約9割が外国人なんですって~。


 まさに、人工的な国です。






写真左下:モスク

 
 ドバイはイスラムの国です。


 そう、今はラマダンに入ったばかり。
 人々は太陽が出ている間は水も飲まない断食をします。

 
 私達観光客はラマダンを強いられませんが、
 ラマダン中の人々に敬意を持った行動が必要です。


 ドバイは観光客やイスラム教の人ではない人々が多いので、
 昼間でも営業している飲食店はあります。


 アジア系の人が経営しているスーパーなどもオープンしています。
 (助かった~)


 だからと言って、公共の場や人前で水を飲んだり
 食べるところを見せたりするのは、タブーです。


 まだ体調が悪く、水分補給が必要だったので、
 外では壁などに向かって隠れて飲んだり、
 食べる時はレストランかホテルの部屋にしていました。


 食べ物はアメリカンな食べ物が多かったです。
 ピザ、シーザーサラダっぽいもの、フライドポテトなど。


 地元っぽいところにいくと、ピタパンやフムスなどがありました♪
 

 昼間閉まっていたスーパーも日が暮れると営業を始めます。
 そして夜中3~4時まで営業、夜明けをまって閉店していきます。


   
 昼間はホテル前の道路を渡っただけでも喉が渇きます。
 5分でも歩くのは大変なので、私達は移動にバスを利用しました。
 

 便利な移動手段はタクシーですが、
 ちょっとでも節約!バスでもクーラーきいてるし、キレイなバスだし♪


 ドバイで走っている車はどれもキレイ~高そう~
 すごく驚いたのが、パトカーがBMWの新しいシリーズなんですっっっ


 バブリ~

 



写真右下:分別ゴミ箱

 
 分別ゴミ箱がありました!!!
 クーラー完備のバス停ボックスの横においてありました。

 
 でも、、、実際に分別している人は少ないようです。
 無分別なゴミは全てまとめて広大な砂漠に埋めてしまうような状態・・・


 これからドバイのゴミ対策に期待しましょう!



 ・・・・・・
 

 ここまでいくつかの国や町を歩いてきて、
 肌で感じたことの一つに、空気の違いがあります。


 街の空気は、大量の車から出るもので充満しているといってもいいくらい、
 排気ガスの匂いを吸っている感じがします。


 今までの街では、
 鼻につく強烈なガソリンの匂いを吸いながら、何度も車酔いしました。。。
 街を歩いた時は口を覆っているハンカチが黒くなっていたりしました。。。


 でも、ドバイに来てから東京にいる時のような街の匂いになったような気がします。


 たぶん、使うガソリンの質の違いだと思います。
 質によってこんなに人や環境に与える影響が変わるんだと、実感しました。


 それでも、やっぱり、息苦しい感じは否めません。
 公共のものも含めて移動手段は全て車なので、仕方ないですねー。
 


 体の調子が悪いと、敏感になるものです。
  
 
 


・・・・・・


昼間は暑くて外に出れないのと、物価の高さに悲鳴を上げ
ドバイは3日で脱出ですっ


次は楽しみにしていたイエメン~♪
未知の世界だわ。どんな国ところかしら???




 

インド:食べ物観察 

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  写真:Tarikaママいきつけの八百屋で






インドでは宗教上の理由などから、ベジタリアンが多いようです。





一般的に、北部では乳製品や動物性食品が多く普及していて、
南部ではビーガンが主流と言われています。
(卵・乳製品も食べないベジタリアン)



Tarikaの家は、全員がベジタリアン。
乳製品はたまに食べますが、買う時にはその質にとてもこだわっていました。



ミルクは良質な牛からとられたもので生産者から直接買っています。
バター、ヨーグルト、カッテージチーズは手作り!
食べきれる分を、直前に作ります。

↓Tarikaママ手作りヨーグルト 
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Tarikaは

  「マクロでは基本的に乳製品を推奨していないけど、私の先祖はずっとから
   乳製品を食べる生活をしてきたの。

   でもね、今の乳製品は製造方法や材料が昔とは全然違う。
   
   食べ方も急激に変わってきたと思う。

   私は昔ながらの方法で作られている乳製品は、
   美味しく、必要なだけ頂きます。」

というようなことを言っていました。





インドでは砂糖が入ったものもたくさん食べられていますが、
Tarikaは昔から使われていたジャグリーという黒糖を使っていました。
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スパイスに関しても、同じようなことが言えると思います。
インドはスパイスが料理の要と言ってもいいくらいです。




その香りは本当に豊かで、インドの湿気のあるまとわりつく暑さの中でも
食欲を沸き立ててくれるんですよね~




スパイスをふんだんに使ったお料理はどこのお店でも屋台でもはずれがない!
本当に美味しいインド滞在でした。
これもスパイスマジックかしら。




大昔から私たち人間をひきつけてきたスパイスは
大航海時代にスパイス貿易とか名前がついてしまうほど
盛んだったんですよね。




机に向かって世界史を勉強していた高校時代は全然興味なかったのに、
こうして歴史が刻まれた場所にくると
フツフツと好奇心が沸いてくるもんなんですね~
楽しいな~♪




今もあらゆるスパイスの効能はうたわれていますが、
昔はもっと「薬」としての役割が大きかったようです。




食欲増進、乗り物酔い、疲労回復、冷え性解消、
痛風、ガン予防、肝機能向上・・・などなど、
あらゆる効能を見出して使われていたんですよね。




そして「保存」の為にも使われていたように思います。




冷蔵庫がなかった時代から、
世界各国で様々な素材や方法を使って保存食が作られていました。

 塩、糖分、酢、油、これらにスパイスを入れて漬ける
 発酵
 乾燥
 燻製
 ・・・


などなど。
その中でもスパイスは防腐剤効果を発揮していたようで
ミイラの保存に防腐剤として使われていた記録もあります。




インドでもスパイスを使った保存食がたくさんあります。
代表的なのはTarikaの家でも食べたアチャールチャツネ

 


アチャールは野菜や果物のピクルスのようなもので、
マスタードオイルとスパイスを混ぜ合わせて漬け込みます。

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↑時計だと11時の方向にある赤いものがアチャール
このように、定食の横にちょこっとついてきて
まさに日本の漬物と同じような位置付けになっています。




各家庭の作り方や素材の違いがあって、Tarikaの家でも
おばあちゃんから伝わるマンゴーアチャールが代々受け継がれていました。




チャツネは素材をスパイスや砂糖で煮詰めたものです。
主に調味料として使われています。
日本ではジャム状のものが売られていますが、
サラッとしているソース上のものもあるんですよ~




おススメはココナツチャツネ!
南インド料理によく出てきて、ドーサという薄焼きパンと一緒に食べます。
ココナツとココナツミルクが塩で味付けされていて、
ちょっとコリアンダーも入っているのかしら?
とにかく!美味しい~♪
パンにつけても、野菜と一緒でも、そのままでも食べられます。

↓左:ココナツチャツネ、右:上の薄くて丸まっているのがドーサ
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このココナツチャツネはTarikaも大好き!
ココナツはインド人にも人気だし、簡単に手に入るので
彼女は乳製品の代わりにココナツミルクを使ったお料理を考えているそうです。




Tarika家のお料理は、どれも本当に美味しかったです!!!
朝のお粥とパラタ(薄い無発酵のパン)は本当に美味しくって、
いつもお昼近くまでおしゃべりしながら食べていました。




Tarikaとママに美味しかったお料理をいくつか習ったので、
いつかご紹介したいと思っています!




彼女曰く、インド人は朝から夜遅くまでいつも食べているんですって。
朝、昼、アフタヌーンティー、夜(9時くらいから)。

 「過食、夜遅い食事、過剰な甘み、たくさんのスパイス・・・
  こんな要素が多いからインド人の目の周りは黒い、まさに腎臓が弱ってしまうの」

と言っていました。





インド人向けのマクロ料理の本も出したいと言っていたので
ヘルシーで体に良い彼女のレシピが楽しみですーーー!






■最近食べたもの・・・野菜カレー、チャパティ、ロティ、ヨーグルト、チーズ、レモンジュース
              マンゴー、パイナップル、リンゴ、オレンジ、
              甘くないドーナツのような米粉のスナックなど

■最近の体調・・・発熱!激しい下痢、嘔吐、吐き気、頭痛・・・
           レモンジュース?
           電車の洗面所の水で歯磨きしたから?
           生野菜?
           何が原因分からず、正露丸も梅肉エキスも全く効かないまま
           抗生物質を飲んで静養。。。

インド:初ホームシック 

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 写真:上ームンバイ、やっっっっっっっとつかまえたタクシーで
    左下ージャイプール、ホテルパールパレスの屋上で
    右下ージャイプール、象のお祭り





スリランカでの教訓を活かし、ムンバイの宿情報を事前に調べ
到着も昼間だったので安全を確保しつつ宿探しを始めました。




それにしても高いっ!!!
インドの宿は100円くらいからあると言われていますが、
ムンバイは別格!!!安宿が少ないのです。




私たちの予算からいくと、宿は3000円以内で収めたい。。。
でも、このクラスの宿がなかなかみつかりません。
高いホテルは100ドルくらいから、安いところはひどい設備で1500円くらい。



設備はお金を出せばいくらでも整います。
値段に見合って、納得のいく設備とサービスのある宿が
なかなかないのです。





・・・・・・





私達は出発前に旅の予算を決めてきました。
1日100ドル、約一万円
多いか少ないかは旅のスタイル次第ですが、
ここから二人分の移動費、食費、生活必需品代、宿代など全て出していきます。



旅は約100日の予定なので、約100万円の予算です。
アジアだけだったらこの予算で十分快適な旅ができると思います。
ただ、この後の中東、アフリカ、南米を考えると


  国内の移動費用(事前に買ったエアー代以外)
  ビザ代(例:ケニアは50ドル、マダガスカルは95ドル!)
  危険を回避する為の諸費用
  体調が崩れた時の諸費用
  お土産代
  観光代
  

 ・・・



などなど、費用がかかることが予想されます。
物価も不安定だからどんなか分からないし。




なので、できれば比較的過ごしやすいアジアでちょっと辛抱して節約し、
一日5000円くらいで暮らして今後に余裕を持たせたいなと考えているのです。




もちろん、命に関わることや特別な時には予算は関係ないですが、
旅の日常において予算を決めることで、生活に秩序とスタイルが生まれて
過ごしやすいかなと思っています。






・・・・・・





Tarikaの家でかなりの贅沢ライフを送っていた私達は
体力的にも精神的にも余裕があったので
ムンバイではなるべく安宿・リーズナブルな交通手段・ローカルな食事
を選ぼうということになりました。





私達が泊まった宿は約1500円、
ベッドにはノミ、汚れたシーツ、ちょろちょろシャワー、
空調は天井のファン、タオルは二人で1枚・・・
(しかもタオルの繊維がボロボロおちてくる!)
という宿。。。




その時の私達は妙な境地に入っていました。
転げ落ちるように倹約・節約の方向にまっしぐら。
自分達の少しの我慢が後々の快適な旅につながるのなら・・・と、
気づいたらアレもコレも全部我慢して底辺ギリギリの生活になっていました。




一泊目はバックパッカーっぽさが気に入って楽しんでいました。

 ノミがいそうなベッドにはまず竹酢をシュッシュ、
 シーツの上にビニールシートを敷いて、
 アロマ効果のある蚊取り線香を炊いて虫除けし、
 
部屋をより快適にして自分たちの使いやすいように努力していました。




次の日、ムンバイは高いのでジャイプールという町に脱出しようとしたら
電車のチケットがうまく買えず、結局またムンバイに泊まる事に・・・



気分は新しい町だったのに、出鼻をくじかれました。。。
今度の宿はムハンマド・アリ通りというところで探してみました。



ムハンマド・アリ、そうイスラム系です。
インドは様々な宗教の人がいますが、人口の8割がヒンドゥー教で、
イスラム教は人口の約1割強と言われています。




なので、私達は
「インドでイスラム教はそんなにメジャーじゃないんだ~」
という感覚で、なんとも思っていませんでした。




ところがっ!インドの人口って、約11億人。
その1割強と言ったらイスラム人口は、約1億2~3000万人以上もいるんですよね!!
日本の人口と同じだわ~




しかもっ!!私達は特別な日にこの通りに行ってしまいました。。。
ラマダンが始まる前日だったのです。
ラマダン期間は約一ヶ月間で、日の出から日没まで断食します。
貧しい人々の身になろうというイスラムの教えからくるそうです。




ラマダン期間中、朝から夕方まではお店を閉めるところが多いのだそうです。
なので、その前に買い物しようとして通りはたーくさんの人でごった返していましたっ!




私達は何が起こったのか分からず
ただただ人々が行き交う通りを歩くのがやっと。
日本人はもちろん観光客すらいなくて、
通りに出ている人はほぼ全てイスラムの人でした。




交差点では人、車、リヤカー、牛も飛び交い、
町全体が夜逃げかと思うほどの騒ぎでした。
  
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その光景に圧倒され、
私達を見るギョロっとした目に勝手にビビリ、
また強がって選んでしまった安宿にちょっと後悔していました。。。




街の中で目を少し閉じてみたら、
なんだか安心している自分に気づきました。




そしてその時、目の裏に見たのは母親の笑顔でした。




それから、Tarikaの家族の顔も。




一度出てきたらその光景は消えることなく、
脳裏に焼きついてしまいました。





      これって、ホームシック???





こんな気持ちになったのは、初めてーーーーーーーー。
一人旅した時もこんなに淋しい気持ちになったことはなかったのに・・・




Tarikaの家を出て、初めての光景をたくさんみて
口から鼻から耳から入ってくるもの全てが
体の中でうごめいて、
どこに行ったらいいのか分からなくて、
消化不良をおこしてしまったような状態でした。




宿にもどって少し休もうと、昼寝をしました。
目を閉じると安心したのです。




そして目の後ろにある母親や家族の笑顔、
Tarika家族の顔、
それを見続けていると、自分をセンターにおけるような気がして
必死に目を閉じていたように思います。。。




やっと安らぎを得たと思っていたら・・・
夕方に大音量のアザーンが!!!
(イスラム信者を礼拝へと誘う音楽)




ビックリして目覚め、また目の前に同じ現実があることに気づきました。




そしたらたまらなくなって、涙が次々に出てきました。




わーん、びぇーんって声を出して泣き続けました。




彼はあまり驚くことなく、優しく慰めてくれました。
私の限界が超えていたことを知っていたんだと思います。




彼も辛かったと思います。。。




  このまま旅を続けていけるのかしら?
  この先も同じような旅になるのかな?




こんな不安が生まれてきてしまいました。




粉々寸前の心をどうにか気力でまとめ、
油断すると涙がでてきそうな目で力強く先をみつめて
ただひたすら「今」を過ごしていました。。。





・・・・・




ムンバイをやっと抜け出して、ジャイプールに着きました。
やっと気持ちが落ち着くかなと思っていたら
彼がお腹を壊し、次第に熱も出てきてしまいました。




彼の優しさだけを頼りにしていたので、負担になっていたのかな・・・
ごめんね・・・




ジャイプールは砂漠の町、とても暑いのです。
観光はほとんど出来ず、ホテルで静養していました。





超人気ホテルのパールパレスに泊まろうとしたら部屋がなく、、、
目の前のホテルに泊まる事になったのですが
彼が体調不良だと知ったパールパレスのオーナーが
とても親切にしてくれました。




共有ルームでWi-Fiを使わせてくれたり、
お茶に誘ってくれたり、
家族の食事の時にキッチンを見せてくれたり、
自分のホテルには泊まってないのにもかかわらず
私達を親身にケアしてくれました。

  ↓ホテルのオーナーと
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その無条件の優しさに、助けられた気がします。




いろんなインド人がいますが、
とても親切なインド人が多いなと感じています。



リュックを背負って満員電車に乗ってしまった時に席を譲って助けてくれたり、
道を聞いたらタクシーを拾ってくれて値段交渉までしてくれたり、
レストランで料理名が分からなかったら客も店員もみんなで教えてくれたり、



本当に優しい人がいるんです。



勢いよくだましにかかってくる人もいるし、
しつこく物乞いしてくる人もいます。



だから、ちょっとの親切がとても大きく感じるのかもしれません。
ホームシックにかかっているからそう感じるのかもしれません。







インド人の優しさは私の深いところまで響きました。







連日の夢に出てきた母親の顔が、いつの間にかでてこなくなりました。








↓食べ方を教えてくれているボーイさんと、
 後ろで心配そうに見つめているオーナーさん

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インド:ムンバイ・映画編 

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写真:映画館から出てきた時の空







ムンバイに来ました!





Tarikaは
「ニューデリーがワシントンだとしたら、ムンバイはニューヨークね。」
と言っていました。
経済、商業、エンターテイメントなどが集中している大都市です。





電車で知り合ったイギリス人カップルに
「ムンバイではボリウッドムービーが盛んだよ!」
と教えてもらいました。




世界一の映画大国と言われるインドですが、
その中でもムンバイ(旧ボンベイ)では映画製作が盛んな街です。
その為、ハリウッドにちなんでボリウッドと呼ばれています。




私達はまず「Bachna Ae Haseenon」という映画を観てみました。




平日の夕方なのに、映画館は満員!
この映画は若者だけでなく家族で観られるということもあって大人気のようです。



本編前のコマーシャルが終わりに近づいた頃、
観客全員がいきなりバタバタっと立ち始めましたっ!



その勢いに圧倒されて、何がなんだか分からずに立ってみると
スクリーンには国旗が・・・そして音楽が流れてきました。



そう、国家斉唱です。
映画の前に国家を歌うとは、驚きました。
インド政府が行っているナショナリズム運動の一貫のようです。




インド、一瞬たりとも気が抜けません。。。




さて、映画はと言いますと、
3時間近くもあってとにかく長いのですが
物語を描きながら、音楽、歌、ダンスが繰り広げられ
観客を飽きさせません。




ボリウッド女優達はエキゾチックな顔立ちでスタイルも抜群!
そして歌もダンスもこなします。
ハリウッドに負けない勢いっ



インド映画は踊りばかりかと思っていたら、そうでもないんです~
ストーリーもちゃんとしていました。



言葉はヒンドゥー語が主で、字幕はありませんが
ところどころに英語が入ってくる、インド独特の会話をします。


 
そして内容はとてもシンプル。
両思いになったけど、遊んでフラれて、次の女の子に乗り換えて・・・など



あとはインド人観客のリアクションがとても分かりやすいので
ヒンドゥー語が分からなくても大まかに理解できるのが嬉しいです。



ちょっとしたギャグでも高らかに笑い、
危なそうな時にはキャーキャー言い、
キスシーンの時には恥ずかしそうにニヤニヤしています。



なんせ映画が長いので、途中に5分程度の休憩があります。



終った後も、もう一本観たりする人もいるんですって!
本当に映画好きなんですね~




そのイギリス人カップルは、ムンバイの街を歩いていた時に
ボリウッドムービーのエキストラにスカウトされたそうです。



朝の11時~夕方まで撮影するらしいのですが、
食事も出て、日給ももらえるんですって。



私達がムンバイにいた時も外国人がスカウトされていたのを目撃しました。



撮影はインドだけでなく世界中で行われているので、
もしかしたら日本にも来るかもしれませんね~





インド映画が意外にヒットしたので
デリーに帰った後もTarikaと一緒に「Rock on」を観ました。
ダンスはほとんどないのですが、
若者向け&ちょっと涙を誘われるような内容で
これまた面白かったです♪




日本でももっと公開されるといいのにな~
インド人の俳優も、韓流スターに負けずかっこよかったですよ!!!






*ムンバイでのテロはとても残念な出来事でした。
 二度とこのようなことが起こらないことを祈っております。



インド:ムンバイ・電車編 

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写真:ニューデリー駅







インドのガイドブックを読むと、
1/3くらいの内容が注意事項だったり、だまされた体験談だったりで
私達は緊張していました。





着いてからすぐにTarikaの家でお世話になっていたので
味方のインド人なしでは行動していなかったのです。




デリーからムンバイへは電車があるので、まずはチケットを買いに行きました。




ニューデリー駅には外国人専用チケット売り場があります。
ガイドブックには駅建物の2階にあると書かれていたので、向かおうとすると
インド人数人に囲まれ
「外国人専用窓口はここではない、あっちの建物だ」
と言われました。





・・・これはっ!
まさにガイドブックに書かれていた手口だーーーーーー!





違う建物に誘い込んで、ニセのチケットオフィスで

 「その日の電車はもう満席。その代わりにバスで行くこういうツアーがある・・・」

とかなんとか言って架空のツアーに申し込みさせられ、
お金を払わされた挙句、ツアー当日にドロンしてしまうというもの。





ガイドブックに載るくらいなので相当被害者は多いはず・・・




私達はインド人のTarikaと一緒にいたのにも関わらず
彼女にも巧妙に説明してだましにかかっていました。




ピュアなTarikaは

 「まきこ、あっちの建物みたいだからこの人について行こう♪」

と言ってすっかりだまされていました(汗)。





とにかく私と彼でTarikaを保護しつつ、そのインド人の制止を振り切って
ガイドブック通りに駅建物の2階に行ったら、ちゃんと外国人専用窓口がありました~




ほーーーーーっ




ちなみにチケットはインターネットからでも予約できます。
また画面上で満席であっても、外国人専用窓口に行けばチケットがある場合があります。





無事に予約完了!
いよいよムンバイに向けて出発です。




電車はいくつかのクラスに分かれています。
エアコンあり・なし、個室、2段ベッド、3段ベッド、椅子、などなど。
私達は3段ベッド、エアコンつきの車両にしました。





車内ではペットボトルの水、食事、スナック、お茶がサービスで配られます。
食事はチケットを買う時にベジタリアン・ノンベジタリアンの選択をします。





デリーからムンバイまでは約16時間の旅です。




近くの席の人たちは、
インド人ビジネスマン、インド人親子、ケニア人旅行者、イギリス人カップル。

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みんなでお菓子を分け合ったりしながら、お互いの国のことなどを話しました。




インドではヒンドゥー語を話す人が多いですが、
出身地や人種によってそれぞれの言語が存在します。




そのため、インド人同士で話す場合は
世界でも広く使われている英語だったりするのです。






電車はニューデリーを出ると、緑が広がる景色に変わります。
草原で牛が草を食み、水を飲み、
家の外では人々が洗濯物を干していたりします。



どこまでも緑が続く大地と広い空は、とてものどかな風景です。



そして、とてもインドらしい(?)景色にも出会いました。


川の中では人々が入浴しています。
川岸ではトイレもしています。



私達の生活では壁や間仕切りがあって、プライバシーとかなんとか言っていることが
車窓から全て見えるのです。




インドの現状は本で読んだり人に聞いたりして、心の準備はできていましたが
実際目の前にするとビックリしてしまいました。。。




「百聞は一見にしかず」とは言いますが
ましてや身近な人のすら見たことない他人のトイレ風景を見るのは
ガツンときますね~




今度は何が出てくるのかしら???
ムンバイへの旅はまだ始まったばかり・・・
怖いけど、楽しみ!でも怖いよー。







■最近食べたもの・・・豆カレー、なすとジャガイモのカレー、チャパティ、ヨーグルト
              

■最近の体調・・・寝つきが悪い、食事の後にぼーっとする




インド:Tarika 

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写真:ニューデリーのマーケットにて






スリランカでの慌しい移動を経て、インドに来ました~。





ニューデリー空港の到着口を出ると・・・Tarikaが出迎えてくれました~!!!
彼女はアメリカのKIで一緒に勉強した仲間なのです。



アメリカとインドを行き来する生活をしていて、今回の旅の話をしたら
「ちょうどニューデリーのうちにいるから、一緒にインド・マクロ・ライフしよ~♪」
と誘ってくれました。



彼女のおうちでさっそくマクロディナー♪
玄米とたくさんの野菜や豆料理でもてなしてくれました。

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彼女は両親と3人暮らしです。
それと5~6人のサーバントがいます。


運転手、料理の補佐、掃除や洗濯・・・など
生活のあらゆるシーンでお手伝いをしてくれます。



興味深いのは、
運転手は車や道のことだけ、料理手伝いの人はキッチンや料理のことだけ、
という、それぞれがその役割担当制なのです。



ある日、写真を撮ってもらおうとして運転手にカメラを渡そうとしました。
するとその人は後ずさりしてカメラを受け取ってくれませんでした。



Tarikaママに
 「真紀子、彼は運転手なの。
 デジタルカメラには触れたこともないからそういうことを頼んではダメ。
 料理担当の人は車の開け方も知らないと思うわ。」
と言われました。




どうやら、インドでは生まれた家によって就く仕事が決まっているようなんです。
細かく仕事が分かれていて、その仕事以外はしないんだそうです。




アレックスはTarikaの家に来て約5年、料理担当です。

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2年かけてTarikaにマクロ料理を仕込まれ、玄米の炊き方はすっかり上手になって
今は梅醤番茶も作ることができます~




Tarikaは家の一部屋をスタジオにして、不定期でマクロ教室を開いています。
その時にはアレックスもアシスタントとして参加するそうです。



マクロ料理ができるサーバントがいるとは、なんと頼もしいことでしょう!



ニューデリーではマクロに興味を持っている人がたくさんいるそうです。
Tarikaの活動も注目されていて、ヨガの先生とのコラボ企画を遂行したり
それに伴った取材もされていました。



でもオーガニック食材などのお店や流通が整っていないので、
まだまだ時間がかかりそう。
これからのTarikaの活躍が楽しみです♪




そんなTarikaと一緒にデリーの街を散歩してきました。
いつも運転手付きの車で用事を済ませるという彼女。
私達と一緒なら・・・というママのお許しを得て、地下鉄体験!



地下鉄は数年前にできたようですが、キレイで快適です。
改札前にはセキュリティのX-rayがあり、荷物もチェックされます。



オートリクシャーと言われるバイクタクシーは
渋滞にはまったり、値段交渉が大変だったり、事故の危険が高いので
この地下鉄はとても便利です♪



まずはランチ!
Tarikaの調査によると、ニューデリーにはオーガニックのレストランはないのだそうです。
なので、ヒップなベジタリアンのお店に連れていってもらいました。


Veda

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コンノートプレイスというところにあります。
オクラをカリカリに揚げたお料理が美味しかった~♪
モックカクテルというノンアルコールドリンクも豊富です。



そして、買い物!
Tarikaはモザイクを得意とするアーティストでもあるので、
おシャレなお店をたくさん知っています。



雑貨屋さん、洋服やさん、本屋さんなど
インドテイストが光る場所に連れて行ってもらいました。

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そしてストリートフードに挑戦!!!

IMG_1078.jpg  IMG_1081.jpg  IMG_1086.jpg


左はチャイ屋さん。
茶色のカップは薄い陶器でできていて、使い捨てなのです。
使い終わったら土に還るので、エコなんですね~。



真ん中はサツマイモにレモンを絞り、塩とスパイスをちょっとかけて食べるおやつ。
Tarikaは小さい頃におやつでよく食べたようです。



右はバナナの葉っぱで作られたお皿。
楊枝も木の枝を削った手作りのもので、これまたとてもエコなんです!



ちなみに全員お腹は壊しませんでした。ほっ



今回のお出かけはインド人のTarikaも初めて行く場所が多く、
インド人の彼女も驚く場面もたくさんありました。



ゴミが溢れる真横で小さな赤ちゃんを抱いた人が食べ物を売っていたり、
物乞いするために両足を切った人がいたり、
そしてその横を高級車が横切っていくのです。



インドの幅広さは、インド人も計り知れないようです。
そこには見えない階級のようなものがある気がします。



明日からTarikaの家を出て、ムンバイに行きます。
本当のアドベンチャーはこれからなんだろうな~





■最近食べたもの・・・玄米粥、玄米ご飯、かぼちゃの煮物、大根のパラタ、豆の煮込み、
              オクラのカレー、乳製品入りのカレー、揚げたパン、全粒粉のロティ、
              春雨と豆乳のデザート


■最近の体調・・・のどが渇く!水分のとりすぎか、スパイスのとりすぎか、お腹がゆるい
           たまに頭痛





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