イエメン:レミと郊外へ② 

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写真:ワディ・ダハールの町を見下ろす






郊外への旅、
まずは首都サナアから車で約30分のところにあるワディ・ダハールへ。





ロックパレスと呼ばれる、絵本から出てきたようなお城があります。
お城が育ってるみたーい!青い空に伸びていきそう!

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外観も個性的ですが、中も凝っています。
階段の端々に部屋がいくつも現れて、想像以上に入り組んでいました。



その階段、ちょっと段差がキツイ。
高度が高いところにいるので、普通に上っても息が切れるっ
そして各部屋の入り口は、幅が広くて天井が異様に低い!



レミは背が高いので、階段はなんなく上っているけど
部屋に入る時には腰から曲げなくては入れない。



・・・ということは、このお城の主だった人は
足が長くて、太っていて、そして背が低い??!!



みんなでこんな想像をしながら、お城を歩いてきました。




キッチンと思われる場所にはかまどがあり、
ひんやりした場所には今で言う冷蔵庫のような、食料貯蔵庫がありました。

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ワディダハールの町を出て、次はシバームとコーカバンへ。



道の両端は砂漠のように乾いていて、
対向車がくるとものすごい砂埃に包まれます。
運転が上手い&荒いマヌアさんの横で、車酔いと砂と戦っていました。
シートベルトがないことなど、全く頭にありませんっ



途中、関所があってパーミットを渡すとなんなく通してくれました。
旅行者の間では
「パーミットは要らない」
「パーミットがあっても通してくれなかった」
など色々聞きます。

「その時の政情や族間の摩擦にもよるのかなー。」って言ったらマヌアさんが
「アイワ、アイワ。(Yes,yes)」
って言ってました。




シバームとコーカバンは双子の町です。
コーカバンは崖の上にある町、シバームは下にある町。
まずはシバームへ。

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ラマダン中なので、私達も遠慮しようと思ったのですが・・・
やっぱりお腹が空いたーーーー
マヌアさんに言ってみると、
町に一つだけラマダン中でも食事を用意してくれるところを紹介してくれました!




ロックパレスの一部屋のような、コテコテの部屋でランチ♪



マヌアさんは日中食べられないのに、
食事や水を目の前にしてもなんとも思わないらしい。。。
マヌアさん、食事の面倒もみてくれてありがとう!



食事の代わりに(?)、マヌアさんは「別の部屋で寝てくるね~」
と言って行ってしまいました。



日没と共に食事をして、その後デザートも食べて、朝日が昇る前に「夕飯」を食べて、
それからやっと寝るので昼間はとても眠いんだそうです。



ランチを食べながら、バーレーンに数年住んでいるレミが
アラブのことやイスラム事情を教えてくれました。

  アラブの女性の外見は黒いアバヤで隠されているけど、
  中の服はとても派手できらびやかなこと。

  そして女性は虐げられていると思われがち。
  でも、表にでない女性社会の中では奥様同士の集まりなどもあって
  楽しんでいる人も多いらしい。

  イスラム教は点数制のようなところがある。
  例えばラマダンのような宗教色が強い時期にボランティアなど良い行いをすると
  それだけ点数がたまる、みたいな。




レミのお陰で、不思議いっぱいのアラビアが少しだけ見えてきました。
そして優しいレミは

  「日没後の初めの食事はイフタールと言って、
   家族や親しい仲間と集まって食べる大切な食事なんだ。
  
   マヌアさんのイフタールに間に合うように、日没前までには帰ろう!」

と言って、スケジュールを前倒しで観光することを提案してくれました。
そうしよーそうしよー!




さっそくランチを済ませて、崖の上にあるコーカバンの町へ。




コーカバンはまるでラピュタの世界!
本当に崖の上に町があった!


双子の町は仲良しで助け合うようになっていて、
戦争などの争い事が起きた時には
シバームの町からコーカバンの崖の上に避難するらしい。


コーカバンの町には崖の上にも関わらず
病院、モスク、学校、商店、・・・など
日常に必要なものはたいていあるんだそうです。



左:コーカバンの町、右:シバームの町を見下ろす
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このあと、スーラの町を訪ねました。
このあたりはどこにいっても土色の大地と子供達の笑顔に包まれています。



田舎というか、本当に原始的な生活が感じられます。



子供達は観光客が来ると、よってたかって話しかけてきます。
優秀な子は観光客に合わせて言語を変えたりするんです!



「何かちょーだい!」「これ買って~!」「チップ!チップ!」
この景色に浸りたかったけど、そんな雰囲気になれず・・・
マヌアさんの食事も近づいているので、サナアに戻ることにしました。



サナアを一歩でると、
イエメンには地球の「素の姿」とも言える大地が広がっています。
生まれて初めて見る光景に、絶句してしまうほど。。。
帰り道の夕日にも、ため息がでました。

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サナアに着いた時には既に日没後。
にも関わらずおおらかな笑顔で運転してくれたマヌアさん、ありがとー!!!





■最近食べたもの・・・ポテトチップ、卵の入ったココットのようなもの、
              ナンのようなイエメンパン、ざくろ、マンゴージュース
              野菜不足!

■最近の体調・・・お通じが出ない、お腹が重い、髪の毛や肌が乾燥してる

■参考info・・・ネットカフェはいくつかあります。安いです。
         日本語が入っているものもありました。
         自分達のPCを使いたかったのでお店の人に依頼したら、
         始めはダメって言われましたが
         「日本語の難しいところはこれでないと打てない・・・」と言ったら
         つないでくれました。


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