エジプト:食べ物観察 

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引き続きラマダンのイスラム圏ですが、
エジプトの食事情についてレポートします。





写真左上:神のテーブル


 ラマダン中は宗教色が高まります。
 ただ断食を行うだけでなく、アッラーに感謝する気持ちを高め、
 他人への無償の施しをします。



 レストランでは貧しい人達の為に、ラマダン中に無料で食事を振舞います。
 その席が「神のテーブル:table of mercy」と呼ばれています。 



 基本的に自分達が食べているものと同じものを出すんですって。
 人気のあるレストランの前では、まだ太陽が出ている時から
 席に座って待っている人がいます。



 このような行いはレストランだけではありません。
 夕暮れ時オマールさんの車に乗っていたら、道路に立っている人がいました。
 その人は車の中にいる人に水を渡していました。



 ちなみにラマダン中、夕方になると道路は渋滞してきます。
 そしてみーんなお腹空いているし、みーんなイライラしてるから
 運転が荒い!!!



 水だけでなく、ラマダン明けにすぐ食べるデーツを渡している人もみました。
 渡している人も受け取った人もなんか嬉しそう!
 お願いだから運転はゆっくりね~
 


 
 宗教的な意味は深いのでしょうけど、
 食べ物の有り難さを知り、分け合うことを大切にし、
 ラマダンという苦行を1ヶ月も過ごしている人々を間近で見られて
 新たな学びを得ました。



 初めはラマダン中にイスラム圏に来たことを後悔しましたが、
 今となってはラッキーだったと思います。
 







写真右上:ナチュラルフード&オーガニックショップ

 カイロにもありました!!!
 嬉しい~♪♪♪



 ここは在日エジプト大使の奥様に教えてもらったのです。
 奥様は日本でマクロのプライベートレッスンを受けており、
 パトシリオ先生を通して彼女を紹介してもらったのです。



 元女優さん?で元新聞記者でもある才色兼備の彼女は
 ご自身の病気からマクロを知り、とても熱心に勉強されていたようです。
 将来はエジプトにマクロセンターを作りたいとおっしゃっていました。



 エジプトへ行くことをメールでお伝えしたら、
 旅立ちの前に大使と奥様二人でお会いしてくださいました!!!



 その時にここのショップを教えてくださいました。
 オーガニックを掲げて経営しているところはカイロでは珍しく、
 貴重なお店のようです。


 
 SEKEMという会社が経営しているようで、ISISという商品が多かったです。
 場所などの詳細は上の文章をクリックしてください。




 久々の楽しい買い物!!!
 しかも値段がちゃんとついているので値段交渉もいらない!
 商品も食べ物だけでなくオーガニックコットン商品もあり、
 小さなお店ですが、小一時間いました。。。

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 フルーツやシリアル、オーガニックコットンのタンクトップも買いました。
 


 オーガニックの運動はそんなに盛んではないようです。
 これからの動きに期待したいものです!!!







 

写真下:オマール宅にて

 オマールさんが自宅のイフタール(ラマダン明けの食事)に招いてくれました。
 



 オマールのママが私の食事に気を遣ってくれて、
 たくさんの野菜料理を作ってくださり、肉は使わず魚料理にしてくれました♪




 私が「エジプト料理を習いたい!」と言ったのをオマールさんが覚えていてくれて
 オマールママが一通りのお料理をキッチンで教えてくれたのです~!!!



 エジプト人のお宅への招待だけでも特別なのに、
 お料理まで教えてくれるなんて、なんて嬉しいことでしょ♪
 

 イフタールは基本的に豪華です。
 朝から夕方まで飲まず食わずのご褒美と言う感じで、ご馳走が並びます♪
 


 その代わり普段食べている庶民的な食事は食べなくなっちゃうらしく、
 ローカルな食事をしたかった私はちょっと残念。



 どうしても食べたかったコシャリ(ごはん、パスタ、トマトソース、豆、
 オニオンフライなどが一つの皿に盛られたエジプトの庶民の味)は
 オマールさんに連れて行ってもらったちょっと良いレストランで
 相場の10倍の値段でやっと食べられました。
 (レストランはAbu El Sidというところ、オシャレで美味しい♪)




 空豆をつぶしたて揚げたターメイヤ、ピタパン、タヒニソース、
 ババガヌーシュ
というナスとタヒニのペースト、
 などなど、エジプトらしい食べ物もやっと見つけてたどり着きました!




 ご馳走はいっぱいあるのにローカルな食べ物に中々出会えず、
 探すのがこんなに大変だと思いませんでした~

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 ピタにターメイヤ、ババガヌーシュ、タヒニを入れてサンドイッチにし、
 夜のイフタールまでそれでしのいでいました。



 私の中ではかなりヒットしたローカルフード!!!
 ターメイヤの油がちょっと胃にきつかったのですが、
 タヒニとナスペーストだけでも十分美味しい^^
 やっと見つけたローカルフードを毎日楽しみました~♪






 さて、オマール家のご馳走ですが
 写真左はブラウンライスと呼んでいたお料理を作っているところ。
 玉ねぎとにんにくを茶色になるまで炒めたところにお米を入れて炊いたものです。



 お米に味が染みていて、おいしい~!!!
 魚料理の付け合せにはこれなんですって。


 お米は長いものかと思ったら、なじみのある短いお米。
 エジプトで作っているようで、短いお米の方が安いし一般的なんですって。
 長いお米はインド人に人気で彼らが住んでいるところにはあるようです。 
 


 その他にも毎日お世話になっているババガヌーシュ、ターメイヤの
 作り方を教えてくれたり、エジプト料理には欠かせないヒニソースを
 作ってくれたりしました。


 

 キッチンにたくさんスパイスが並んでいたので
 主に使うものを教えてもらいました。
 クミン、胡椒、ナツメグ、カルダモンなどが主流のようでした。



 ご馳走になったお料理はどれも本当に美味しく、塩加減もピッタリだったので
 ちょっと不思議に思ったことを質問してみました。



 ラマダン中の味見はどうするんだろう???
 


 だって、だって、
 日が沈んでアザーン(イスラム教徒を礼拝へ誘う音楽)が聞こえてから
 味付けしたのではお腹を空かせた人々への食事が
 間に合わないんじゃないかな~って変な疑問が浮かんだのです。


 
 オマールママの答えは
 「味見は一切しない、勘で作る。そのために日頃から鍛えるのよ~♪」
 と言っていました。



 すごい!!!
 味見をしないで料理をバチっと決められること!
 それから、味見も許されない断食を一ヶ月も続けていること!



 塩加減と言えば、エジプトのお医者さんは
 「塩分を控えなさい」ということをよく言うそうです。



 オマールパパは糖尿病予備軍らしいのですが、
 病院に行ったら
 「食事で気をつけることはとにかく塩分」
 と言われたそうな。


 確かに、油分が多いので(バター等の乳製品、ココナツ系の油分、肉類、など)
 それに伴って塩分の量は多くなっていくと思います。



 油分と塩分って、相乗するんですよね。
 ナッツに塩がついているように、
 天ぷらも塩があった方が食べやすいように。



 糖尿病も増えているみたいですが、肥満も大きな問題のようです。
 コロコロした人多いです。
 
 

 食事の後はデザート!!!
 これまた気遣ってくれて、あま~いあま~いデザートばかりのエジプトで
 砂糖を使わないドライフルーツのデザートを用意してくれました♪



 アプリコット、イチジク、デーツをたっぷりの水に入れてふやかし、
 ナッツを入れて少し煮たものでした。
 懐かしいような味~
 心がこもっていて嬉しかったな♪




 もちろん濃厚なデザートも用意されていましたよ~。
 バターたっぷりのパイや、クリームたっぷりケーキや、
 砂糖+はちみつにどっぷりつけたものなど。
 
 こういうの↓(カイロのスウィーツ屋さんにて)
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 デザートもコースになっている感じ。 
 アイス、ドライフルーツコンポート、フルーツ、コテコテ系の焼き菓子などなど。

 

 エジプトでもイエメンにあったデザートとほぼ同じようなものが並びます。
 イエメンには冷蔵庫家電が少ないからか、暑くないからか、
 アイスクリームはエジプト人の方がよく食べます。



 アイスをそのまま食べないのがエジプト流のようで
 ナッツ、フルーツソースがたっぷりトッピングされています。
 
 ↓夜中に外で食べた・・・写真が暗いです。

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 コテコテなアラブのデザートになぜか彼は詳しい。
 高校時代、オマールの家に遊びに行くと必ずご馳走になっていた
 思い出の味のようで、
 オマールの思い出の味は「おにぎり」なんですって^^。



 オマールママ&パパは自分のもう一人の息子のことのように
 彼の話を聞いて成長を喜んでくれていました。
 


 

・・・・・・



ちなみに
日没後の食事:イフタールの後、寝る前に食べる食事はソホールと言うそうです。




そして朝食という意味で使っている言葉「breakfast」とは
元々「断食:fast」を「破る:break」という意味からきているようです。




エジプトではイエメンほど宗教が食べ物を支配している
(あまり良い言い方ではないですね)という感じは受けませんでした。



ラマダン中はアルコールは厳しく制限されていますが、
普段は飲む人も多いらしいです。






エジプトに来て、アラブの幅広い食べ物をたくさん頂ました!
いつかクラスでも紹介できたら良いなと思います♪





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