卒業式 

 IMG_0896.jpgIMG_0890.jpg
 IMG_0879.jpgIMG_0910.jpg





ケンブリッジは4月1日以降、雨が降らなかった日は4月1日だけという
雨が多い日が続いています。
今週になって最高気温が10度を越して落ち着いたものの、
先週までは冬服を着ていたほど。
ほんとに寒くて雨が多い4月でした。




さて、そんなお天気の4月末、
主人がようやく卒業式を迎えました!!!
卒業式に参列する為に世界中に散らばったクラスメートがケンブリッジに集結し、
式前後の1週間はなつかしい人々に会って、朝から夜遅くまで語り合い
とっても楽しく&バタバタした日々を過ごしました。




勉強が終わってから卒業式までの半年で
出産して新しく家族が増えた人もいれば、婚約・結婚した人もいたり、
離婚した人もあり、すでに仕事を辞めてしまった人もいたりして・・・
人がおりなすドラマはなんとも興味深いな~




ケンブリッジ大学の卒業式は伝統に則って執り行われます。
頭のてっぺんから靴まで、服装に関する規定は1ヶ月以上前から通達され
靴下の色(黒)まで指示があります。
ガウンや色付きのフードや白いネクタイなど、借りてくるものもたくさんあって
主人もだいぶ前から予約して準備をしていました。



卒業式当日の朝、まずはビジネススクールに向かい
クラスメートとその家族と和やかな時間を過ごしました。
まもなくして各カレッジに向かう時間に。
各カレッジから卒業式が行われるSenate Houseに歩いて向かうのが慣例。
カレッジでは服装チェック、式の予行練習が行われ
日本の小中の卒業式を思い出しました。
授業をつぶしてまで予行練習を何度もやったっけ~




式はラテン語で行われる為、
ラテン語の分かるドクターやプロフェッサーが導いてくれます。
予行練習では「7つの動き」を教えられていました。
導いてくださる方の指をつかんだり、視線に気をつけたり、
膝まづく為にガウンを持ち上げたり・・・と、一つ一つの動きは単純なのですが、
緊張するとできない人が多いんですって。
特に最後のお辞儀をするところは忘れがち。
膝まづいてから立ち上がった後、安心してお辞儀を忘れて去ってしまうんだとか。
↓練習中、導いてくださる方の指を一本ずつつかんでいます(右)
 IMG_0870.jpgIMG_0877.jpg




導いてくださったプロフェッサーが
「マスターやドクターなど学位を取ってるのに
このたった7つの動きをを覚えられない人が多いのよ~」
と言って笑っていました。
7つの動きの中に「つかんだ指を離す」というのもあって
これは緊張しすぎて導いてくださる方の指をしっかりつかんだまま
前に歩き出してしまうことがあるからのようです。
(歩き出す前に指を離さなくてはいけない)




練習の後はSenate Houseに向けて歩き出しました。
ガウンをヒラヒラさせながらイギリスらしいお天気の中歩いていく生徒達の姿は
街中の人の注目を集め、
「この日だけは車も人もあなたたちに道を譲ることになっているの。
だから堂々と歩きなさい。」
と言われたとおり、みんな威厳溢れた晴れやかな顔でした。




私の頭の中には「Land of Hope and Glory(威風堂々)」が流れ続けていて
感無量とはこのことなのかな~と、自分の卒業式でもないのに
深い感動が湧き上がってきていました。
家族のことで恐縮ですが、夫のことを本当に誇りに思いました。
Senate Houseでは写真禁止なので撮れませんでしたが、
厳かで、歴史の重さを感じる、涙が出るほど美しい時間でした。




主人と二人でちゃんと写真を撮ろうと思っていたのですが、
あまりにも忙しくてそんな時間はなく・・・
すぐにカレッジに戻ってフォーマルランチ!
こうしてカレッジでクラスメートと揃って食事をすることはもうないんだろうな~



その後、近くのテーブルに座っていたプロフェッサーが「知られざる場所」を
案内してくれるとのことでついていきました。
いつもはフェローやプロフェッサーしか入れないところへ!
サロンには美術館にあるような絵画や地図などがゴロゴロしていたり、
アンティークの素敵な棚を開けると本物のガイコツが出てきたりして
イギリスらしいウィットがあって好きだったな~
厳重な鍵がいくつもかかっている隠し部屋のような古い図書館では
ほとんどがラテン語で書かれている何百年も前の本を見せてくださったりしました。

 IMG_0949_20120509231920.jpgIMG_0962.jpg




カレッジツアーの後は着替える間もなく、MBAのシャンパンレセプションへ。
ここからはカジュアルな感じで、クラスメートやパートナーズが集まり
久々の近況報告やおしゃべりに花が咲きました♪




それにしても怒涛の日々でしたーーー
夜な夜な出かけていたので寝不足が続き、
狭いフラットなのに急遽クラスメートが二人泊まることになって
ホストもしなくちゃいけないし、何かとまとめ役やら雑用やらを頼まれることが多くて
・・・
途中で目の前が白くなるくらい疲れました。
私ももうこんなことから卒業!!!
これ以上生徒のお世話でストレスを溜めるのはコリゴリです(笑)。




芯まで冷える寒さと雨の卒業式でしたが、
それもまたイギリスらしくて良い思い出になったと思います♪
ようやく、本当にやっと、卒業を迎えられて
ほっとしました。




Judge Graduation


コメント

おめでとうございます!!

ご主人様の卒業、おめでとうございます!!
こうやって自分が経験し得ない事をお伺いできることを感謝しています。
ケンブリッジは厳かな式なのですね〜。素敵です♪
努力して努力して得たものがある卒業式は感動ですね。そして支えられた真紀子さんにも、
「おめでとうございます!!」
新たな歩みも、祝福がたくさんありますように!

ゆかげんさん

ありがとうございます!
私も自分の力ではできないことを主人と一緒に経験させてもらえて、貴重な時間を毎回かみしめております。
卒業式は何百年もタイムスリップしたような日でした。
いつも応援してくださって本当にありがとうございます!!!

卒業式は、また格別で時間がタイムスリップしたかのように厳かですよね。

主人の卒業式の際ですが、カレッジでの予行練習の際に、引率者が「ひざまづく、づかないは個人で決めなさい。」と言っていたのを聞いて、

ケンブリッジらしさをというか、こういう所なんだよなぁ、と思いました。

卒業おめでとうございます。

そうせきさん

コメントありがとうございます!!!

なつかしいでしょ~^^
ケンブリッジは相変わらず淡々と、悠々と、少しだけ取り残されたかのように時間が流れています。

引率者!その言葉が出てこなかった・・・(笑)

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://maquicita.blog70.fc2.com/tb.php/859-894d83df