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真夏の始まり、タームの終わり 

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写真上:ジーザスカレッジのブース(メイバンプス)、副総長宅のお庭にて
写真下:名誉学位授与式





6月、ケンブリッジは学期末のイベントで賑わっていました!
毎日のように、タキシード&ドレス姿やガウン姿の学生が街を闊歩し
夜には花火が打ち上がり、ケンブリッジの夏を鮮やかに彩っていました。
私達もいくつかのイベントに参加してきました。



数あるイベントの中でもメイバンプス(ボートレース)は主人が一番楽しみにしていたもの。
大会最終日、出張に行っていた主人は空港からタクシーに飛び乗ってきたようで
家に着いて荷物を置くなり、「川に行こう!」と。
最終レースギリギリに川に着きました。

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右に写っている後姿の男性は以前のブログでもご紹介したピーターです。
彼は何十年も前にケンブリッジ大学で学び、ジーザスカレッジでボートを漕いでいました。
そして毎年この時期になるとジーザスカレッジのボートを応援しに来ます。
ただ川岸から応援するだけでなく、側道を自転車で走ってボートを追うのです。
ジーザスカレッジだけでも7艘のボートが出場していたので、
それら全てを追うとなると体力的にも本当に大変。
今回も素敵な笑顔で迎えてくださいました♪




「冬はまだ真っ暗な早朝、ボートハウスの明かりを目指して川に向かい
凍える風の中、黒い川をかきわけて練習していると
あらゆる生命体に希望を与えるかのように朝日が上がって川を透明にしていく・・・
そんな景色が懐かしいな~」
と、語る主人は本当にボートが好きだったようです。
レース結果は7艘それぞれに良くもあり悪くもあり、
このレースを最後にボートの季節が終わります。



・・・・・・

春にも参加させて頂いた
ケンブリッジ大学副総長宅のパーティに、また行ってまいりました。
今回はお庭でのパーティ。リビングルームを抜けると大きなお庭が!
天気もなんとかもってくれたので、
素敵なお庭で夕方の気持ちいい空気を浴びてきました。
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新しいケンブリッジ大学総長、セインズベリー卿もいらしていました。
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お話する機会があったので、ずっと気になっていた
遺伝子組み換え食品のことについてご意見を伺ってみようと思ったのですが、、、
「私はお料理を教えています」と言ったところで
話題が日本の料理に移ってしまい、そこから日本に行かれた時のお話、
日本の自動車メーカーの工場を訪問した時のお話ナドナド
話がそれてしまったので結局思うようにお話できませんでした。




こういう社交って難しいな~
私は余計な気を使いすぎて、ぎこちなく控えめになりがち。。。
上手に質問を始めていい形でご意見を引き出す人もいたり、
他の人が会話をしているのを遮って写真を撮ることをお願いしたりする人もいたり、
上に立つお方も大変ですよね。




変わって、副総長とはカジュアルな楽しい会話ができました。
リビングルームにたくさんの絵画があったので、
「絵画がお好きなのですね」とお伝えしたところ
「自分でも描くのが好きで、リビングに僕の作品があるから見せてあげましょう!」
とおっしゃって、嬉しそうにご自分の作品を披露してくださいました。
「有名な作品の間に飾ってあるんだけど、僕の作品はヘタだからすぐにわかるでしょう」
なんてご謙遜するあたりが、副総長らしい素敵なお人柄が出ています♪




「これはコロー、これはセザンヌ、・・・」と、印象派を中心にした有名な作品が並び、
そこにいたみんなで「おおおお、さすがのご趣味!」という声を上げていたら
「全て僕のコレクション!と言いたいんだけど、これらは美術館からお借りしてるんだよ」
とのこと。
それでも全体の統一感があって、とても落ち着きのある雰囲気を作っていました。




副総長の作品はリビングの一番目立つ暖炉の上に堂々と飾られていました。
「奥様はさすがですね、ご主人様の作品を一番いい場所に置かれるなんて!」
と、言ったら
「そうだといいんだけど、美術館から借りている大切な作品を暖炉の上になんか置いたら
汚れるし、怒られちゃうから僕の作品を置いているんだと思うよ。ははは~♪」
と言って、みんなを笑わせていました。
こんな副総長が私は大好きです!
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・・・・・・

ケンブリッジ大学の名誉学位授与式に参列する機会を頂きました。
名誉学位は、それぞれの分野で国内外において高い成果をあげた人物に
おくられるもので、厳選なる審査を経て毎年8人程度選ばれます。
今年は首席裁判官の方、ノーベル賞受賞された生化学者、ピアニストの方など
様々なフィールドで活躍された方々が選出されたようです。




式は主人の卒業式も行われたSenate House。
中は写真撮影禁止なのでその様子は撮れませんでしたが
学位を授与する大学総長のセインズベリー卿を始め、
各カレッジのマスターやフェローたちがガウンをまとって歩く姿は
中世にタイムスリップしたようでした。
式は全てラテン語で執り行われ、吹奏楽・バイオリンの生演奏に
生コーラスもあり、主人の卒業式の時とは一味違います。




首席裁判官の方が代表してスピーチをしました。
「私は今日、告白することがあります。」
と、真面目なお顔で始まったスピーチ。何を言い出すのかと思ったら
「ちょうど50年前の卒業式の時、私は赤い靴下をはいてきてしまったのです。」と。
ケンブリッジ大学のSenate Houseで行われる卒業式や学位授与式は
服装のチェックがとても厳しく、ガウンの着方やフードのつけ方、
シャツの色、靴下の色まで指定があります。
靴下の色は「黒」でなければいけないのです。
それがよりによって赤だなんて!みんなここで大笑い。一気に場が和みました。



さらに彼の告白は続き、赤い靴下を履いてきてしまった罪を償おうと
次の学位授与式にはちゃんと黒い靴下を、と思っていたけど
娘が生まれる時だったので式には参加せずに娘を選んでしまったこと、
今日こそは!と黒い靴下をしっかり持ってケンブリッジに乗り込み、
朝靴下を履こうとしたらそれが娘の靴下だったことが分かり、
慌てて買いに行ったことなど・・・
靴下一つで笑いが耐えないスピーチでした。




正直言うと、この手の式に参加する方々とは会話が持つかどうか不安でした。
でもケンブリッジでは、自分の専門分野の話を特別な知識と専門用語を駆使して
話をするのではなく、誰にでも分かりやすく、時にユーモアのエッセンスをちりばめて
話をする人が多いなと思います。
そして人の話もよく聞いてくださいます。
それができる人ほど、リーダーシップがあって、人がついてきているようにも思います。




式の後、パーティの時に素敵なアレンジのお花を発見!
ライムや葡萄があるのが見えますか?
以前、イギリス仕込みのフラワーアレンジメントを習っていたのですが、
その先生もレモンなどを使ってとてもオシャレなアレンジをしていたのを思い出しました。
ライムの切り口からは爽やかな香りが~♪

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数々のイベントも落ち着き、学生が町を去っていきます。




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